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天元突破グレンラガン螺巌篇を4DXで観た



劇場版 天元突破グレンラガン螺巌篇 リバイバル上映を4DXで鑑賞してきた。
初めて4DXを体験したので、はじめは揺れの激しさわ風の強さに笑ってしまった。

紅蓮篇は4DXではないが映画館で観た。家で1度鑑賞済みだったけれど、やっぱり映画館で観ると画や音の大きさ・迫力で全身でグレンラガンを味わえているようで最高だった。映画館すごい。
今回は4DXでさらに作品を体感できた...気がするが、「この風はどこから吹いているんだ?」「煙が出てる...!火事とかじゃないよね?大丈夫そう...?」「振動がマッサージ機みたい!」とかいろんなことが気になりすぎてあまり集中できなかったかも(笑)でもめちゃめちゃ楽しかったです。


螺巌篇を観て泣きっぱなしだっし、改めて最高な作品だということがよく分かった。でもわたしは何に泣いて、何に感動しているのか。

やっぱりそれはこの物語が『人と人』の物語だからで、そこに人々の熱い願いや想い、大きな愛がある。グレンラガンはその規模がバカでかい。
敵となるアンチスパイラル(紅蓮篇ではロージェノム)にも宇宙を守りたいという強い愛があり、そちらにはそちらの正義がある。でもそんなものもまとめて天元突破してしまうシモンたちの大きさがすごい。こんなに大胆な作品は他にないと思う。物理的な規模の話でいえば、惑星や銀河をぶん投げたりありえない大きさすぎてちょっと笑える。惑星ってボールみたいに投げられるんだ...みたいな(笑)でもそんな意味のわからない表現でもやっぱり根底にあるストーリーが、人の想いや愛だからやっぱり感動してしまう。

好きなシーンはいっぱいあるけど、多元宇宙でシモンがカミナと会って本当の自分を取り戻すところは本当に好き。あれってカミナが「おい、シモン、しっかりしろ!そっちじゃねーぞ!」とかじゃなくて、シモン自信に気付かせて選ばせているんですよね。そのときのシモンを信じているあの表情、たまんなくないですか。互いに信じ合っている二人が本当にかっこよすぎる。カミナ好きすぎて、カミナ出てくるシーンはほぼ涙ぐんでる気がする。

あと、キタンが1人でデススパイラル突っ込んで行く場面。カッコよすぎやしませんか。1人で全て背負って戦いに行く姿、男前すぎる。ヨーコとのキスは何度みても泣ける。そこの場面に限らず、螺巌篇のキタン本当にずっとかっこいい。酒場で悪口言われた時に怒る仲間を冷静になだめるところ(でも手は震えててちゃんとキタンも怒ってるとこも良い)とか、こんな大人だったっけ...?男前すぎです。キタンのように大きな熱い愛を持って、みんなに信頼されるようなかっこいい人間になりたい。


最後のシーンもめちゃ良いですね。シモンが水を掘って、花を育てて欲しいと言っているところ。シモンのやるべき事は終わったから、ニアの願いを叶えようとしているのですね...。それって愛じゃないですか。ニアのことを信じていて本当に大切にしているのが伝わります。


挙げると本当にきりがない。
良いシーンが多すぎる。

キャラクターもみんな好き!ヨーコは強くてかっこよくてかわいくて推しです。大事なところでいつも背中を押してくれたのはヨーコだったと思う。

ロシューも真面目ゆえに苦悩も多かったと思うけど、いつもみんなのために一生懸命だった。真面目すぎて見ていてかわいそうになっちゃう人。でも街が平和に保たれているのは彼のおかげだ。

ロージェノムも好き!敵が味方になって力を合わせる展開が好きなので、めちゃ好きでした。めちゃくちゃ強いし。紅蓮篇であんなに怖かったのに螺巌篇はなんかかわいかったな。


あとしょこたんの歌が本当に好き。空色デイズは天元突破Editionだったんですね...。最初と最後の旗の音とか、続く世界のメロディーが入ってたり、間奏の部分とか、なんかもう今までの全部が入ってるじゃないですか...何回聴いても泣いちゃう。しょこたん様の力強い声も良すぎる。神。

涙の種、笑顔の花はニアの歌や...。ニアの願うような世界になってほしいなと思う。現実も...。


もう本当に魅力を挙げ出すとキリがないのですが、大好きな作品です。1番好きなアニメかもしれない。映画館に行ってよかった!


今ならアマプラで無料で見られるから、観てない人はぜひ観て欲しいです。そしてグレンラガンの話を一緒にしましょう。

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