生活相談って？
クラウドファンディングの応援、本当にありがとうございます！
今回のクラウドファンディングの支援金は生活相談に必要な経費とさせていただく予定です。
生活相談っていったいどんな相談を受けているの？
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
今日は過去の相談内容についてひとつご紹介させてください。
実は生活相談って、日本語が話せる人は気が付きにくい小さな課題であることも多いんです。
SOL LUNAのスタッフが外国人スタッフのおうちに訪問した日のこと。
こまめに家庭訪問を行っていますが、お互いの予定が合わず、この日は前回の訪問から一ヶ月半ほど時間が経ってしまっていました。
仕事の話が終わると、
「ちょっとみてほしいものあるんだけど。」と、
外国人スタッフが分厚い封筒を持ってきました。
開けてみると、それは子どもの3歳児健診の案内だったんです。
ずっと前に届いていて...。
なんとなく3歳児検診のお手紙なのはわかったけど、日本語は読めないし、書けないので、どうすればいいかな。
案内を開けてみると、すべての書類が日本語で書かれています。
発達に関する質問用紙も難しい日本語で記載されいるので、確かにこれは彼女ひとりで回答するのは難しいものでした。
さらに、3歳児検診を受けるには電話での日時予約が必要でした。
日本語の電話、むずかしい、、できないよ。
そう言って、とても困っていました。
一緒に書類を読み、質問にも回答。
日本人スタッフが代理で検診の予約の電話を入れました。
「日本語がむずかしい時があるので、ゆっくり話してほしいです。質問票も一緒に書きましたが、検診当日もう一度ゆっくり話をしてもらえると助かります。」
そう伝えると保健所の担当の方も「もちろんです！」と、とても親身になってくれました。
後日、無事に彼女は子どもを連れて検診に行くことができました！
もし彼女の周りにサポートをしてくれる人がいなければ、どうなっていたのでしょうか。
3歳児検診に行けず、子育てについての心配事をひとりで抱え込んでしまっていたのかもしれません。
相談活動は本当に地道な活動ですが、こつこつと続けていくことは外国人女性たちの孤立を防ぐこととなると確信しています。
生活相談費は在日外国人女性の孤立や悩み事を解消する大切な予算となります。
支援いただくことで、SOL LUNAで働く外国人女性以外からの相談も実施することができます。
引き続き、クラウドファンディング、拡散＆応援よろしくお願いします！
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