オレポジ報告 23年6月第3週

オレポジ、先週比+$14,174、年初来-$63,743 (-12.6%)。ESテコ入れして先週比+$20,000となったのが効いて、3週ぶりの週間プラス。

ESロングサイドは、買い6枚ロールして(ESM3→ESU3)そのままホールド。更にPUT売りx12。PUT売りは、今週のメルトアップであっという間にプレミアム回収してしまったので2回転した。PUT売りはアサインされて構わないと思っている。プレミアムもらって指値入れている感覚。

ショートサイドは、6/16限の残ったゴミが全て消滅したほか、9/15限もほぼ諦めて、4150PUT買いx12と4000PUT買いx8をクローズ(いずれもレッグの一部だったので単体で云々してもアレだがそれぞれ-$63,600と-$55,557の損切り)。

代わりに来年3月限のベアPUTスプレッドを合計36枚追加。全体として、短期ロング+長期ベアの体制は維持するも、ベアポジを大幅先送りしたことになる。

NQは言わずもがな、ESもどうみても異常な買われ過ぎにしか見えないが、祭りを否定しても仕方がない。行くところまで行くのだろう。一旦、50日線まで後退するのが健全だろうが、そんな理性的な動きも逆に想像しずらい。

FOMOバブルに包まれた株の外の世界では、中銀イベントの1週間だった。FOMCの利上げ停止に対して、ECBの25bp利上げ、という対比が強烈なトリガーとなって、円以外は軒並み対ドルで急上昇。

DXYは先週既に垂れ下がりの兆しを見せていたが、今週一気にレンジ半ばまで下落。バンド下限に向かうか。

米国債は、2年ものの利回りが更に力強く上昇して、昨年秋のピボット地点まで戻ったのが印象的だが、中長期側は4%弱の安定位置に落ち着いているように思える。

実際に景気後退サインがはっきりでるまで(年末?来年?)、債券もドルも「データディペンデント」に右往左往するのだろう。となると、ゴールドも。

ゴールドは中期的にはロングと思いながらも、短期では比較的狭いレンジを見込んでいる。先週から今週にかけて、下からのトレンドラインを明確に割ったところで、更なる急落もあるかと少し身構えていたが、今週は、ドル安債券高の追い風もあって意外に底堅かった。まぁ、このトレンドラインを下から試して押し戻されつつ、しぶとくヨコヨコかなぁ、と。

ゴールドはリスク取りすぎな気がしたので、若干ニュートラル寄りに修正。2000CALLのカレンダースプレッド的なものを24枚持っていたが、クローズ。代わりに7DTEの1970PUTを16枚売って、これは9/26限の1960PUT買いとペアにしてカレンダースプ的なつもり。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?