オレポジ報告 23年6月第4週

オレポジ、先週比-$6,782、年初来-$70,525 (-14.0%)。ESとGCがマイナス。

ES(S&P500)は、週明けに来年3月限のベアPUTスプレッドを追加したほかは、そのまま短期ロング+長期ベアの体制を維持。「指値代わり」の7/7限 4400 PUT売り x6枚はITMへ。

局所的にバイオレントな動きはあったが、今週は基本的にはだらだらと4400に戻る動きだった。先週木曜日の爆上げ起点まで全戻し+おつり。ESはロールもあったので4400というキリのよさには意味がない。むしろ4440がSPX(指数)の4400に相当するので、こっちの方が重要だろう。

SPX4400突破は、それなりのメルクマールだと思うので、先週木曜の爆上げでこれを超え、1日半ほど4400+に滞空しました、というのは、一旦祭りを終えるよい口実だったのかも知れない。

といういう訳で、3週間くらいウォークし続けたボリンジャーバンド上限をようやく離れた。今のところ、軽い調整という感じしかしない。一応目標は、50日線(~4260)と考えているけど、そこに辿り着く前にまた"buy the dip"る気がする。

因みに、ロシアの「クーデター」が短期的な波乱要因になるかと思ったが、キツネにつままれて終わってしまった。

続いて、GC(ゴールド)。6/23限の1970 PUT売りx8枚は1931.30~40で「セルフアサイン」、7/7限 CALL売り x8枚と合わせてカバードコールに。

先週、ニュートラル寄りに調整したが、今週は更に踏み込んで、ダウンサイドのプロテクションを大幅に増やした。ポートフォリオ全体のデルタもネガティブに。

変更した理由だが、これまでのようにドル安、債券高と素直に連動しないのに違和感を感じたこと。で、BoEの0.5%上げに市場が反応するのを見ながら、インフレ高止まり+金利高止まりというテーマがまた前景化して、ゴールドの価格を抑え込む未来を想像した。

チャート的にも、怪しい雰囲気はある。ゴールドも、ロシアの「クーデター」の行方次第で大きく動きそうだったが、まぁ影響なし、でいいのか。

残りは省略。ということで、どん底の成績からなかなか浮上できないが、年後半は巻き返して行きたい。

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