オレポジ報告 23年9月第1週

オレポジ、先週比-$292、年初来-$152,771 (-30.3%)。今週も横ばい。

「需給バランス悪化による長期金利上昇」からの巻き戻しはジャクソンホール明けの今週も継続し、火曜日のJOLTS/GDPで更に加速、ZBZ3(30年物国債)は、122にタッチしそうなところまで戻した。

この戻りもまた急すぎる感じだったが、案の定、金曜日に反落、ZBZ3は120'08で引けた。金曜日のNFP/失業率は、ぱっと見金利上昇につながる数字には見えない、というかむしろ逆で、実際発表直後はZT(2年物国債)など大きく上に跳ねた(その後ZTは全戻し、ZNやZBは大幅ダウン)。正直よく分からないが、松村さんのnoteでは「3連休前の動きであり、あまりナーバスになることはないだろう」となっている(アメリカは月曜日レイバーデイ)。

今週はドル、ゴールドとも基本的にこの長期金利の動きに強く相関していたように思う。

株。ESU3は4500を抜けて4550に迫る勢い。目に付く意見は、強気の人が大半。弱気っぽいのは、例によって、グローバルマクロインスティチュートくらいか(そのポジトークもヘッジされてる)。だが、強気が順張りかというと、そういう気もしないのである。少し前にヤルデニ氏がブルームバーグかどっかで「自分の今年のS&P目標は4600だったけど、もう達成してしまった。だけど、この目標を上方修正するつもりはない」とコメントしていた。案外彼が正しいのかも知れない。

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