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0505。四十九日。

今日でちょうど四十九日。
月命日もそうだけど、だからといってなにか特別にしたり手を合わせたりということはしてないけど、このひをもって来世への行先がきまるんだね…とは頭の片隅にはずっとあったりする。
産まれたばかりのなんの汚れもない子だから罪を洗い流すことはなかったろうけども、そういう期間を経たのなら来世は幸せであるようにと祈りたい。

四十九日が過ぎれば来世へのスタートをするわけなのでもう近くにはいなくなってしまうということになるらしい。熱心な宗教的思考は持ち合わせていないので曖昧だけど。
そしてあんまりこういう考え方はしない方なんだけど、でも、もしもその来世がまた私たちの子どもとしてという可能性がゼロではないのなら。それを許してもらえるのなら、今度は家族揃って楽しい時間をいっぱい作ろうねと全く思わない訳では無い。
次に巡り会えるかもしれない子を、あの子の生まれ変わりと思うのはちょっと違うというか、あの子はあの子しかいないわけで、という気持ちもあるからなんか矛盾はしてるけども。

もう少しすれば産後2ヶ月となる。
その頃には私はまた仕事に復帰するし、そうなればあの子のことを思いしみじみする時間は今より減ってしまうのだろう。
でも忘れる訳では無い。
主人は相変わらずどう思っているのかよく分からないし、お互いに思い出を沢山語ることはしないんだけどそれぞれの中で大切に思っていることは変わりないはずだし、そうやって心にずっと残っていくものなんだと思う。

来週には約ひと月ぶりの病院だし、久しぶりに不妊の方の先生にも会えるので楽しみと言ったら少し変だけど、でも再スタートなんだなと改めて思うからとても大事な日になるんじゃないかな。気持ち的に。
産後最初の生理は妊娠前と出血量とか日数とか違ってもしかしたら体質的にかわったのか、それとも久しぶりだからこんなもんなのかよく分からんかったのでその辺も聞いておこう。

GWは相変わらず緊急事態宣言のこともあるから外出自粛で過ごしてて、その間で居間の模様替えと片付けを敢行。
ソファの向きをかえたり、使ってなかった(乱雑に不要物がしまわれたままの)押し入れを片付けてもらって出てたものをそこにしまつまたりしたら凄く部屋が広くなって、これなら赤ちゃんを下に寝かせてあげられるし車椅子の私が子育てするにしても動線の確保ができるんじゃない?という凄く便利な仕様になった。

妊活らしい妊活はまだできないけど、少しでもストレス少なく楽しくいる為に、子どもができたらしてあげたいことや買ってあげたいもの、見せたり聞かせたりしたいことを思い描いていつでもおいでよって気持ちで過ごしてたいな。
割とリーズナブルだけどデザインが可愛い子供服のサイトも見つけてしまったし😌
そうやってなんか楽しそうやなって思って貰える過ごし方できてたら巡り会える確立も上がるかなって勝手に思ってる。
食生活もより野菜多めになったし妊娠前より3キロくらい体重も減って多分今なかなかいいくらいのバランスかもしれないし。
外に出られなかったり運動不足は相変わらずだけど、去年の年末にくらべたら健康的かもしれない。

あの子がスタートをきるように、私もまた次へのスタートをきろう。
自分の初めての子への愛しさや寂しさやそんなものも全部ひっくるめて抱えて一緒に進んでいこう。
そんなことを考えたりした。

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