ヴァージン

私は、極度の恥ずかしがり屋である。そして幼い頃から人前で話すと赤面してしまう。今は改善されつつあるが。苦手な知り合いに「あんたは慣れるまでコミュ症だよね」と言われたことが一度だけあるが、別にコミュ症までではない…と思う。ただ女子校にいたということもあって男性と普通に話して普通に仲良くなるのは出来てもそれ以上に発展するようなテクニック？スキル？が全く無いというのがある。努力が足りないと言われればそれまでなのだが。

つまり！男性諸君。何を隠そう(照)

私はヴァージンである。

それは恥ずべきことではないと私は思っている。重い人間と思われようが別にいい。古い考えかもしれないが未来の旦那？のためにとってある。ちなみに私の恋愛運は、90歳から上昇するとのことで私は、90歳までヴァージンを守り通す運命なのか〜とポジティブに考えている。

しかし！こうなったのには理由がちゃんとありまする。

合コンや、お見合いに一度も参加したことがないということもあるが、中学時代に電車で何度も痴漢されて男性と付き合うのを無意識に拒否してきたのも理由の一つ。

あと一人で散歩してたら外国人にナンパされて痴漢されたのもトラウマ。

そして親友が恋人に逃げられて、シングルマザーになってしまった上、体を壊してしまったということを知り、さらに男性と付き合うのが恐怖になってしまったというのがある。

だが心が素敵な人に巡り会えたら、お付き合いしたいとは勿論思ふ。

けど、不安なことばかり。私は昔、誰かに愛されたいと思っていたけど、愛されたい愛されたいと言うたとこで、己の中に愛がないと愛されるわけないんじゃということに気づいてからは、誰かを心から愛したい！と思うようになった。でも私は恋愛には臆病者だからまだ踏み出せないでいる。

私は相手に求めるのは誠実さと優しさだけ。それだけあれば十分じゃ。本当に！誰かおらぬか。(魂の叫び)

みんなどうやって出会っているんだろう？

昔、通学中エレベーターでいつも一緒になるサラリーマンがいて、その人はいつも私がエレベーターを降りる時、ドアに挟まれないようにドアをずっと押さえていてくれたっけ。その人に胸がキュンとした。その人の薬指にはキラリと光るものがあってちょっぴり寂しかったんだけど。

ワタシ。アルテミス女神に守られている気がするよ。