読了したままの勢いでの感想(ネタバレなし)

後日また改めてきちんとした感想をまとめます。
とにかく記憶容量が小さくて揮発性キャッシュ脳な私は脳がホットなうちにアウトプットさせてくだせぇ

ファンの方なら皆さん思ったことかもしれないが
9割くらい「あ…!これは兼近さんがあの媒体で言ってたやつだぞ…!!!」という興奮(9割は盛った)

ただ兼近さんは色んなところでエピソードトークしているし同じ話を違うオチで話してたり
どっちが本当だ…?と分からないことも多々あったので(そのことについては本人も以前認めてましたね)
なんだかその答え合わせをしたような気分になりました。

本人は作り話と本当の話が混じってると言ってましたがほとんど実話ベースなのではないかと思いました。人の名前とかは違うかもだけどね。

ただこの本を読んで知っているはずの話なのにどうしてこうも感じ方が違ったり感情が揺さぶられたり私のの心や過去までもがむき出しになるのか必死に考えました

自分が出した結論としては


兼近さんはいつもエピソードトークで事実を淡々と語ってくれるけれども
この本はその事実にプラスして

・その時どう思っていたのかの細やかな心情描写

・どうしてこんなことをしたのか、起こったのか
きちんとそれまでの流れ(過去の出来事、生い立ち)や因果関係が必ずあって
全部繋がってその時点まで辿り着いていることが分かる時系列での成長過程

・映像のように鮮明に語られる情景描写

上記の3点により
これまで知っていたはずのエピソードトークがより
濃く、深く心に染み込むような感じで伝わりました。


小さな頃から辿っていかないと
途中経過の兼近さんだけパッと切り取って心情を描いてもどうしてそんな思考に至ったのか
理解できない部分もあったと思う。
小さな頃からの感情を少しずつ少しずつ理解していくことで最終的にどうして今の兼近さんが出来上がったのか
より深く理解した気になりました。
っていうとかなり傲慢なので
腑に落ちました。って言葉にしときます。


この本を読まなかったら私は一生
どっかの知らないヤンキーが暴れ回ってるの見ても
「うわー、なんかやばいのがいる距離おこっ」
としか思わなかったと思う。

なんで暴れているのか
など
絶対考えなかっただろう
自分とは違う人
と決めつけて
分かろうとも知ろうともしなかったと思う。

その人たちの正義があること
どう言葉にしたらいいのか分からなくて暴れることもあること
何も悪いことをしていなくとも
偏見などから話を聞いてすらもらえなくて悪者扱いされること
居場所や頼れるところがなくて孤独を感じていること

そんなこと、
今まで考えたことがあるだろうか。

絶対にない。

一方的に「あの人は人を殴る=加害者」
など決めつけていたのではないだろうか。私は。

違う

きちんと大人たちが寄り添ってくれなかった結果の果てだとしたらそれはむしろ被害者なのではないのか。

だとしたら大人に出来ることはなんなのか。

そんな事を考えさせられる本でした。


それから兼近さんは幼少期から自分の中の正義やルールはとことん貫いてて、童帝も貫いてるし、
小2の下ネタが好きなのも変わらない一貫性のある人だし
ずっと熱い男で仲間思いな優しいやつ。
その根本はずっと変わらなくて
何一つ悪いことなどない。
悪いのは指導
する際になぜダメなのかを説明できない大人たち。なのかもしれない

など、思ったりしてここまで書いて寝落ちしていましたおはようございます。


ながながとすみませんでした

ここいらでやめときます😌

見てくださってありがとうございました。


#むき出し
#読了

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