カクシンハン「ロミオとジュリエット」

配信での演劇、カクシンハン「ロミオとジュリエット」を観た。
ネタバレありの備忘録です。

18:00〜開演だったので、Twitterで事前に拡散されていたURLを開いて待機していようと思い、17:54頃に開くと、56秒の真っ暗な動画に繋がっており、不思議に思って何度か試してみたものの、気がついたら開演時間になっており、焦ってカクシンハンチャンネルの動画欄を漁ったらライブ配信に辿り着いた。
おそらく元のURLでなく、新たにライブ配信をしたのかなんなのかでURL変更されてしまったのだと推測できるのだが、誰も気付けず訂正URLを流せなかったのは痛手だったのではと思う。
元のURL開いてもライブ配信観れないじゃん、いいや、となってしまった人が少なからずいる気がする。事前にあんなに宣伝していたのにもったいないなあと思った。

序盤の木村さんの前説(だと思う)のようなものを抜くと、
開演時間が18:08頃
終演時間が19:18頃

美術の話なのだが、パイプ椅子が(恐らく)ピラミッド型に積まれて舞台面を囲んでおり、なんだか塀のようだなあと思った。
高さは2mくらいかなあ。迫力があっていいなと思う。
たくさんのぐしゃぐしゃになった新聞紙が舞台面いっぱいに置いてあって、歩くたびに音が鳴るの個人的には楽しいなと思った。
あと小道具がめちゃくちゃ多くて大変そうだなと思った。(小並)

語り手や神父様やばあや等をやってらっしゃった大山さんがめちゃめちゃいい声だし、オペラ歌手だそうで語りの部分を時折歌ったりしているのすごくよかった。
個人的にはばあやがめちゃめちゃ可愛らしくて好きだった。

映像配信だから仕方ないよなぁとも思うけれど、音ズレが結構気になってしまった。
終始ズレてたので、途中から気にならなくなったけれども。

あと、ピンマイクかなんかがついてるからなのだろうけれど、時々息があたったり、抱きしめるシーンで擦れたり、音割れしたり、こもったりしてたのが聞いててちょいちょいキツかった。映像は難しいのだなあとぼんやり思った。

舞踏会のシーン、かかってる曲がアップテンポで、クラブみたいだなと思った。ああいうの好き。
カメラワークの話だけれどキスシーンで全体うつすのとてもいい。

険しいシーンでジャカジャカなる三味線がとてもいい味をだしていて、なるほどこういうやり方もあるんだなあと勉強になった。

これは本当に笑ってしまったのだけど毒薬の容器がポッカレモン(多分)で、すっぱい…すっぱそう…ええ…すっぱそう………となってしまい、毒薬飲んだ直後の顔もすっぱい顔にしかみえなくなってしまった。面白かった。
(面白いシーンじゃないんだけど)

本来なら3時間ほどある「ロミオとジュリエット」がいい具合に1時間程度にまとまっていてみやすかった。ちょいちょい現代というか、今の例えが入っていたりした、気がする。
カクシンハンはやはり面白い試みをする団体だなあ、すごいなあと思った。

メモを取り急ぎまとめただけなので支離滅裂としている気はするけど、わすれないうちにまとめられたのでよしとする。

やっぱ舞台は生だよなあと映像配信を観るたびに毎回おもってしまうな。

追記:
(翌日の生配信を観て)
やっぱり家の対立をバイデンとトランプの対立と重ね合わせてたんやなあ
本当にシェイクスピア講座だなあ…すごいや…
大山さんのばあやから神父様の切り替わりが好きだなぁ
あと息を切らせて戻ってくるばあやのかわいさたるや
結婚するところで賛美歌の「いつくしみ深き」を大山さんがいい声で歌うのがまたいい
役を切り替えるのに呼吸をかえる、かぁ
勉強になるなぁ

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