![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/39819453/rectangle_large_type_2_c7243c442bd025a697c7aacb125f24ff.png?width=800)
ダマテンおじさんの問題提起
こんにちは、アンモナイト鈴木です。
今日は私のノートとしては異例だけど、ダマテンおじさんにスポットを当てて書いていきます(本人了承済み)。
いつもはですます調だが、なんか今日はである調が合いそうなので、以下、である調です。
混迷を極める麻雀 Twitter界に一人の男が舞い降りた。
その名は———ダマテンおじさん。
https://twitter.com/3dbjlb7eEZbf3ZO/status/1326458722483273729
初noteです!!
— ダマテンおじさん (@3dbjlb7eEZbf3ZO) November 11, 2020
福地誠さんの名著に切り込みました。楽しく読めて牌効率も学べる記事になっております☺️
『麻雀の基本形80』の解毒剤|ダマテンおじさん #note https://t.co/EYXbNjt0SA
プロフィールには
「堂々と生きてきた奴がするのがダマテン、こそこそ生きてきた奴がするのがヤミテンだ…」 。20年ぶりに麻雀界隈に舞い戻った男。いまは家族麻雀が主戦場。最近では天鳳にもデビューし、「天鳳位に最も近い四段」と呼ばれているとかいないとか。立直率24.2%。
となる。そうか!ダマテンとヤミテンは違うのか!
いや、それはどうでもいい。
麻雀ブランクが20年というのは自分と同じでちょっと親近感をもった。
『基本形80』を告発!
ダマテンおじさんといえば、noteのこの記事だ。
福地先生の『麻雀の基本形80』をぶった切った記事。
何とこの記事に対して福地先生本人が リプライ。
また、ネマタさんも
基本形80に関しては福地先生本人がリプライしているので、次の話題にいこう。
初心者が最初に学ぶべきことは何?
ダマテンおじさんの問題提起で重要な点の一つは、初心者が最初に学ぶべきことは何?ということだと思う。
麻雀って色々な要素がありすぎて、教え過ぎは混乱を招く。
知識は一口サイズ
『Learn Better 頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ』( アーリック・ボーザー著、月谷真紀訳、英治出版、2018年)という2年前に出た、学び方の本がある。
そこにすごくいいことが書いてある。
「人は理解すべき対象に集中する必要がある。…有能な教師は習得しやすい量に小分けして、学生に一口サイズで知識を与える」(邦訳、93ページ)だと。
Exactly!
これには本当に納得した。
知識って一口サイズにしないと、教わる側はすぐに消化不良を起こしてしまう。
受け入れ枚数最大化と期待値最大化をいっしょに学ぶのは無理
ダマテンおじさんの一連のTweetだ。
中級者は、そもそもどの打牌が受け入れ最大なのかがよくわかっていない!その状態で打点と比較するから間違える。
— ダマテンおじさん (@3dbjlb7eEZbf3ZO) November 17, 2020
もちろん上級者だって、正確にこの打牌は受け入れ何種何枚とわかっていないことが多いでしょう。でも、だいたいの差はわかっている。
中級者はその解像度がずっと低いんです。
受け入れ枚数というのは算数です。明確な正解があります。きっと教えれば小学4年生でもできます。
— ダマテンおじさん (@3dbjlb7eEZbf3ZO) November 17, 2020
一方、受け入れ枚数と打点の比較というのはバランスで、これは明確な正解を出すのは極めて難しい。
全く次元の違う話。
受け入れ枚数のほうは、効率的にトレーニングすれば確実に上達する。
少なくとも『赤』の前に『緑』!
— ダマテンおじさん (@3dbjlb7eEZbf3ZO) November 17, 2020
実際には、『緑』の前(あるいは後)に読むべき本がいくつかある。
そういう本だとわかってあえて『赤』からやってみるのはアリなんだけど、現状は「牌効率勉強しよ。ウザク本の『赤』が『青』より易しいらしいな。やろー」的な風潮が強い。
実際はもっと長く続いている。私の主観で要約すると、ウザク本の前にやることがある。初心者は、受け入れ枚数と打点という2つの要素が入ると混乱する。ますは受け入れ最大をマスターすることに専念した方がよいのではないか、という指摘である。
これは、私自身のウザク本の第一印象と真逆だったので興味深い。
私は、実戦では224466p67mとあればて4pを切るのが一番受け入れが広いとわかっていても、リーチがかかっていたり、下家が筒子に染めていたりして、泣く泣く67mのどっちを切ることもある。制約のない平面の何切るより、リーチ等の制約がある立体何切るの方が重要ではないか、と。
もっとも、今では立体ではいろいろな要素が入り込みすぎて、ウザク本は他家の捨牌のない平面でよかったのだと思っている。
結論としては、ダマテンおじさんが示唆しているように、初心者がまずトレーニングするべきは、受け入れ最大になる打牌は何かをひたすら解くことだと思う。
受け入れ枚数最大化と期待値最大化をいっしょに学ぶのは無理で、受け入れ枚数最大化だけをまずマスターした方がいい。
上で述べた知識は一口サイズにというやつだ。受け入れ最大化と期待値最大化がいっしょになっていると、消化不良を起こしてしまう。
初心者は、受け入れ最大がわかるまで、それに専念するのがいい。
打点、期待値、好形テンパイ、タンヤオ、三色、赤ドラの受け入れなどなどはその後の話ということ。
ロードマップがない
麻雀で、初心者がたどるべきロードマップってない。
算数でいえば、足し算、引き算、九九、掛け算、割り算を学んで、小数、分数を習ったらそれらの足し算、引き算、九九、掛け算、割り算を学ぶみたいなロードマップが出来上がっている。
今の麻雀の勉強の仕方は、極端に言うと、九九と2次方程式と微積分がいきなり最初に出てくる感じだ。
ウザク本はクオリティーが高すぎるがゆえに、そういう位置にきてしまったんだと思います。あとは「何切る」っていう形式は、座学の中で一番取り組みやすいから。
— ダマテンおじさん (@3dbjlb7eEZbf3ZO) November 17, 2020
これ、かなりまずいと思うので、牌効率はこう勉強するべぉだ、という完全ロードマップをnoteにして出したいと思ってます!
上記の完全ロードマップってどういうものが出てくるんだろう。楽しみだ。
(おわり)
「いいね」を押すと、ランダムに1筒~5筒が出ます。
「いいね」を押して下の手牌を和了れるかぜひチャレンジをw
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?