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ダマテンおじさんの問題提起

こんにちは、アンモナイト鈴木です。


今日は私のノートとしては異例だけど、ダマテンおじさんにスポットを当てて書いていきます(本人了承済み)。

いつもはですます調だが、なんか今日はである調が合いそうなので、以下、である調です。


混迷を極める麻雀 Twitter界に一人の男が舞い降りた。

その名は———ダマテンおじさん


https://twitter.com/3dbjlb7eEZbf3ZO/status/1326458722483273729


プロフィールには

「堂々と生きてきた奴がするのがダマテン、こそこそ生きてきた奴がするのがヤミテンだ…」 。20年ぶりに麻雀界隈に舞い戻った男。いまは家族麻雀が主戦場。最近では天鳳にもデビューし、「天鳳位に最も近い四段」と呼ばれているとかいないとか。立直率24.2%。

となる。そうか!ダマテンとヤミテンは違うのか!

いや、それはどうでもいい。

麻雀ブランクが20年というのは自分と同じでちょっと親近感をもった。




『基本形80』を告発!

ダマテンおじさんといえば、noteのこの記事だ。


福地先生の『麻雀の基本形80』をぶった切った記事。

何とこの記事に対して福地先生本人が リプライ。


また、ネマタさんも


基本形80に関しては福地先生本人がリプライしているので、次の話題にいこう。


初心者が最初に学ぶべきことは何?


ダマテンおじさんの問題提起で重要な点の一つは、初心者が最初に学ぶべきことは何?ということだと思う。

麻雀って色々な要素がありすぎて、教え過ぎは混乱を招く。


知識は一口サイズ


『Learn Better 頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ』( アーリック・ボーザー著、月谷真紀訳、英治出版、2018年)という2年前に出た、学び方の本がある。



そこにすごくいいことが書いてある。

「人は理解すべき対象に集中する必要がある。…有能な教師は習得しやすい量に小分けして、学生に一口サイズで知識を与える」(邦訳、93ページ)だと。

Exactly!

これには本当に納得した。

知識って一口サイズにしないと、教わる側はすぐに消化不良を起こしてしまう。


受け入れ枚数最大化と期待値最大化をいっしょに学ぶのは無理

ダマテンおじさんの一連のTweetだ。


実際はもっと長く続いている。私の主観で要約すると、ウザク本の前にやることがある。初心者は、受け入れ枚数と打点という2つの要素が入ると混乱する。ますは受け入れ最大をマスターすることに専念した方がよいのではないか、という指摘である。


これは、私自身のウザク本の第一印象と真逆だったので興味深い。

私は、実戦では224466p67mとあればて4pを切るのが一番受け入れが広いとわかっていても、リーチがかかっていたり、下家が筒子に染めていたりして、泣く泣く67mのどっちを切ることもある。制約のない平面の何切るより、リーチ等の制約がある立体何切るの方が重要ではないか、と。


もっとも、今では立体ではいろいろな要素が入り込みすぎて、ウザク本は他家の捨牌のない平面でよかったのだと思っている。


 結論としては、ダマテンおじさんが示唆しているように、初心者がまずトレーニングするべきは、受け入れ最大になる打牌は何かをひたすら解くことだと思う。

受け入れ枚数最大化と期待値最大化をいっしょに学ぶのは無理で、受け入れ枚数最大化だけをまずマスターした方がいい。


上で述べた知識は一口サイズにというやつだ。受け入れ最大化と期待値最大化がいっしょになっていると、消化不良を起こしてしまう。


初心者は、受け入れ最大がわかるまで、それに専念するのがいい。


打点、期待値、好形テンパイ、タンヤオ、三色、赤ドラの受け入れなどなどはその後の話ということ。


ロードマップがない

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麻雀で、初心者がたどるべきロードマップってない。

算数でいえば、足し算、引き算、九九、掛け算、割り算を学んで、小数、分数を習ったらそれらの足し算、引き算、九九、掛け算、割り算を学ぶみたいなロードマップが出来上がっている。


今の麻雀の勉強の仕方は、極端に言うと、九九と2次方程式と微積分がいきなり最初に出てくる感じだ。




上記の完全ロードマップってどういうものが出てくるんだろう。楽しみだ。

(おわり)



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