見出し画像

麻雀早見表シリーズ(5) 7枚形の体系的整理:順子を中心に

  はじめに

こんにちは、麻雀研究家のアンモナイト鈴木です。

学生のみなさんは、今週あたりから新学期がスタートしたのではないでしょうか。

私も今週から新学期で、ずいぶん久しぶりに対面授業をゼミで実施しました。

地元にとどまっているなど、大学に来られない学生はオンラインで参加ということにして、オフラインとオンラインのゼミを同時に教室で行ったら大混乱になってしまいました(≧▽≦)

ところで、対面授業をついトイメンジュギョーと読んでしまうのは私だけ!?

さて、前回は暗刻を中心に7枚形を整理しました。今日は順子中心です。


順子+X

前回の暗刻+Xの形に対して今回は順子+Xの形です。

順子345pを基準にして、亜両面を例に説明していきます。


完全重複:順子(🀛🀜🀝)+亜両面(🀛🀛🀜🀝)

順子345と亜両面が完全重複するパターンとして、345+3345があります。33を対子とみれば34455という高目イーペーコーの両面、333を暗刻とみれば4455の並びシャンポンです。

対称的な形として3344555もありますが、シンプルにするために本稿では対称的な形はすべての分類で省略しています。

部分重複(2種類):順子(🀛🀜🀝)+亜両面(🀜🀜🀝🀞)

順子345と亜両面の2種類の牌が部分重複するパターンとして、345+4456があります。この場合、単に4-7の両面待ちになりますが、自分で使っている分があるので枚数は5枚となります。


部分重複(1種類):順子(🀛🀜🀝)+亜両面(🀝🀝🀞🀟)

順子345と亜両面の1種類の牌が部分重複するパターンとして、345+5567があります。この形は58待ちの亜両面5567が345に結合して、258待ちに拡大したことから大亜両面と呼ぶことにしましょう。

また、このように順子に結合して待ちが増えることを順子拡張と呼ぶことにします。上述の部分重複(2種類)では順子拡張はなく、ここでの部分重複(1種類)では順子拡張が生じたことに注意してください。


隣接:順子(🀛🀜🀝)+亜両面(🀝🀝🀞🀟)

順子345に隣接する亜両面がくっつくパターンとして、345+6678あるいは345+6788があります。前者は3-6-9の大亜両面となり、後者は2-5-8の大亜両面となります。

亜両面🀝🀝🀞🀟、亜両面🀞🀟🀠🀠、ノベタン🀝🀞🀟🀠の三兄弟

亜両面5567、亜両面6788、ノベタン5678の三兄弟は順子345に結合したときに、いずれも258待ち9枚になります。ただし、258の各有効枚数は使っている牌の枚数に応じて違います。

画像1



順子+対子+対子

順子+対子+対子という形について2つ述べておかなければなりません。一つは、順子345の端(ここでは3を例にとります)と同じ対子33と別な対子からなる33345中中のような7枚形です。

画像2


この場合、33と中中のシャンポン待ちに6待ちも加わります。このプロセスを言葉で説明すれば、345に33が結合することで3が暗刻とみなせるようになって6待ちが発生するという説明になります

一方、順子345の真ん中(ここでは4)と同じ対子44と別な対子からなる34445中中のような7枚形は、単純に44と中中のシャンポン待ちになります。


以上、順子+何かという形を分類しました。上で説明しきれていない分類も含めて、以下の表にまとめました。順子+4枚は前回の暗刻+4枚よりも量は少ないし、複雑な待ちになることもあまりないです。

画像3


PDFファイルもご用意しました。ご活用ください。


おわりに

今日は、順子7枚形を整理しました。

総じて、順子+4枚の7枚形は拡張は前回の暗刻+4枚よりもやさしいといえるでしょう。

7枚形の整理表は今回で終わりです。

お読みいただき有り難うございました。



以下、過去の記事の案内です:

鳴き読みの早見表

麻雀早見表シリーズ(1) 4枚基本形

麻雀早見表シリーズ(2) 7枚基本形(除く4枚使い)

麻雀早見表シリーズ(3) 7枚基本形(同一牌の4枚使い)

麻雀早見表シリーズ(4) 7枚形の体系的整理:暗刻を中心に


令和版堀内本を路上販売で買ってきた

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?