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アッパーで超強化!強い動きで“勝ち切る”《秘術ウィッチ(ORS)》

【※注意※】
◈競技(大会、レート)ではなく
 ランクマッチで楽しめるものを想定します。
◈ブログのようなものに近いと思って下さい。

【0】はじめに

こんにちは。アンマリちゃんです。
私のnoteを見に来て下さり
ありがとうございます。

早速ですが、本題に入ります。

先日のRAGE後、能力調整がありました。
その中でも一際目立ったのが
秘術ウィッチの大幅強化だと思います。

特にエンペラーゴーレムのアッパーは
5コスト5点aoe5回復をするあのカードの時と
同じくらい衝撃を受けました。

今回はアップデートして日も浅いですが
私なりに秘術ウィッチの強さ・良さを解釈し
デッキを作成してみたので
こちらを紹介したいと思います。

当たり前ですが、私如きが作成したデッキが
秘術ウィッチの最適解という筈がありません。

このnoteを叩き台にして、皆様が考える
最適デッキを作って欲しいと思います。
(もし、自信作が出来たら
こっそり私にも教えてくださいね。)

それでは、始めていきます。
お付き合いの程よろしくお願いします。


【1】秘術ウィッチのパワカ

これから秘術ウィッチを使ったり
デッキを作成したりするにあたって
まずは「秘術ウィッチが持つパワーカード」
について確認していこうと思います。


《レヴィ》

最初はレヴィからです。
今の秘術ウィッチの中で一番強いカードは
やはりレヴィになる
と思います。
昔はもっとヤバい奴がいましたけどね。

レヴィは「5コストで9点バーン」です。

進化ターンから連続して使っても強いですし
条件達成でEP回復もあるので、長期戦の末に
トップでリーサルになる可能性もあります。


《エンペラーゴーレム》

それから今回のアッパーで超強化された
エンペラーゴーレムです。
略し方が分からないのですが
今回は「エペゴ」と呼ぶことにします。

アッパー前のエペゴは7コストだったので
コスト的にはフィニッシャー枠なのに
どう考えてもフィニッシュできない
パワー不足のカードでした。


7コストといえば、バルバ砲手や
ジャンヌのターンですからね。
それで勝て、という方が無理な話です。

しかし、5コストになったことで
中盤で使うことができ、最速だと
環境デッキ達が“準備”をしているターンに
盤面の一掃と横並べの展開

出来るようになりました。

また、エペゴ自身がシステムフォロワーであり
それが守護裏に隠れている点も
かなりの圧になっていると思います。

これは、今環境全体を見ても
大きな変化だと思います。

つまり、“7t”の前に強い盤面を押し付ける事。

これが今の運営が投じた策なのかなと
私は感じました。(実際は知りません。)
(あと、それでも勝てない時は勝てません。)

話は戻りますが
エペゴは「フィニッシャー」ではなく
「フィニッシャー級の繋ぎ札」として
かなり活躍してくれる1枚になりました。


《マルチプルウィザード》

エペゴと同時に強化された
マルチプルウィザードもパワカです。
使いやすさが段違いですし
デッキの潤滑油としては最高性能といっても
過言では無いと思います。

強さがイメージ出来ない場合は
「2コストで、土を1つ供給し
土の秘術2で盤面に4ダメージを与えて
2枚ドローするカード」
と考えると
分かりやすいかもしれません。
実際は1tから動けるのでもっと強いですが。

現在の秘術ウィッチは土の供給量過多なので
土の秘術ができる点もメリットになります。

そして何よりもそれが「使い魔との契約」の
サーチに引っかかっていない点も優秀です。

契約からサーチできるフォロワーの中には
レヴィやエペゴといった強力なカード
含まれています。

この打点に直結する強いカードを引きたいので
サーチの純度は上げられた方が良いと思います。
この辺りについては、また後ほど触れています。


《アストロジカルソーサラー》

最後にピックアップしたいカードは
次弾でローテ落ちするアストロジカルです。

アストロジカルは条件を達成することで
疾走に限らず、リーダーに攻撃する
相手フォロワーの攻撃力を-2する
事ができます。

この効果自体は守りの能力ですが
お陰で盤面を放置して攻撃する動きもできますし
・空中打点のレヴィ、や
(仮に相手に強い盤面形成や守護を置かれても
次のターンにリーサルできる手段がある。)
・盤面一掃もできるエペゴ、と
(一度盤面を放置しても
あとでまとめて取り返す手段がある。)
噛み合いの良い能力をしていると私は思います。

また、2tに置いても土の供給と
土の秘術で望遠鏡の実質無料ドローができるので
かなり万能なカードだと思います。


他にも色々なパワカはありますが
私が特筆したいカードは上記の4枚で
これらを上手に使えた時に
勝利にグッと近づく感じがしています。

極端な事を言えば、レヴィ×3で勝ててしまう
パワーがある
のが今の秘術ウィッチですね。


【2】永生の大魔女の強さ

今弾(ORS)の新レジェンドカード
「永生の大魔女(以下「大魔女」)」
ご存じ、秘術軸のカードになっています。

念の為、効果を再確認しておきます。

まず、最初のファンファーレ効果に
色々な事が書いてありますが、とりあえず、
比較的緩い条件で1ドロー・1土供給ができる
と認識しても差し支えないと思います。

これは地味に強いポイントですね。

それから大魔女はEP進化ができない代わりに
スタック7消費で自動進化できます。

マルチプルのアッパーもあったことで
手札事故が起こらない場合は
大体6t前後でこの効果が発動します。

そして、進化時効果が真骨頂です。
少し補足して説明すると
次のような事が書いてあります。

自分のターン毎に
自分が土の秘術でスタックを消費した際
“そのターンの最初の1回目だけ”
消費したスタックの数と同じ分だけ
PPが回復する。

例えば「土の秘術2=2PP回復する」
といった具合です。

効果自体は強力ですが、コンボが前提となるので
実際の使用例を確認しないと
強さが想像しにくい部類かな思います。
(ロジャーのバル砲手17点と同じ感覚。)

一番分かりやすいのはパメラだと思います。

パメラは土の秘術3を持っている
3コストのフォロワーなので
実質無料でパメラを置く事ができます。

そして、パメラはターン終了時に
自分のフォロワーを倍加させる効果を持つので
上の画像のように高スタッツのフォロワーを
展開することができます。

中でも「パメラ+全天の掌握」が最強パターン
10/10守護フォロワーが3体+守護裏パメラ
&効果ダメージ-2付与の展開
も可能です。

但し、この動きは6PPで行えるとはいえ
土を7消費した後に5消費する必要があるので
そこまで現実的では無い、或いは
この動きの準備の為に前ターンが弱くなる
恐れがある
ので、これを重視する事は無いです。

長期戦を視野に入れたセレゴ本体出しの
次のターンとかなら、出来そうですけどね。
やった事ないけど。

また、パメラの展開は「漆黒の使徒」で
簡単に取られてしまうので注意です。

現環境において漆黒の使徒は
マナリア環境の「反転する翼」と同じような
必須級のメタカードになっています。

あらゆるデッキから飛んでくる可能性はあるので
もし使われた場合は甘んじて受け入れましょう。


【3】昇格したギガサモ

では、大魔女の効果で最も恩恵を受ける
強い攻撃パターンは何なのか?
というと
私は「ギガンティックサモン
(以下「ギガサモ」)」
だと思っています。

ギガサモはスタック7消費の条件達成により
疾走を持つジェネドラを出すことが出来ます。

つまり「4コスト7打点」です。
進化バルバロスと同じですね!
(全然同じじゃないけど。)

とはいえこのカードは、土を供給するカードでも
土を消費するカードでもありません。

率直に言って、物凄く使いにくいです。

ですが実は、現在のカードプールだと
この使いにくさがかなり解消されており
尚且つ、今回のアッパーによって
フィニッシャーの1枚として頼れるカードに
昇格できたのかなと思っています。

この当たりの話を順序建てて説明します。

まず、当時最大の問題点が
ノノに融合できなかった事です。
(※ノノは現在ローテ落ちです。)

ギガサモはスペルカードですからね。
そういうカードを複数枚採用することは
極めて困難でした。

しかし、現在は違います。
ノノと似た効果を持つ「天空の掌握」は
ギガサモを融合することができます。


これがかなり革命的なポイントです。

ギガサモの3枚採用を検討できるくらいまでには
デッキの幅と可能性が広がりました。

そしてもう1つ、ギガサモには
守護を突破できないという
大型疾走が抱える致命的な弱点がありました。

それが大魔女の登場によって
土を消費して盤面を除去し
その時に回復したPPによって
ギガサモをプレイする事が可能
になりました。

特にレヴィやエペゴと合わせた時が強力で、
・レヴィなら6tに13点。7tに16点。
・エペゴなら7tに進化込9点+システム効果。
を、守護や盤面を処理しながら
与えられるようになりました。

特にエペゴはaoeなので多面守護に対しても
ジェネドラの疾走を通すことが出来る
だけでなく
ファンファーレ効果なので
ジェネドラの方に進化を切ることも出来ます。

割とデザイナーズコンボなのかもしれませんね。


【3】私の構築

以上のことを踏まえた上で
私の現段階の構築はこのようになっています。
かなり前寄せのデッキ体制ですね。

このデッキを作成した経緯や
私の考えも詳しく紹介します。


《契約のサーチ》

まず、土の秘術カードは絞っていて
契約からサーチするカードは
レヴィ:エペゴ:パメラ=3:3:1になっています。
(私の他の記事を読んでくださっている方なら
少し既視感があるかもしれませんね。)

これにより、支配の魔女・切除・クリスタルは
最終的に不採用
になりました。
切除については、カードパワーが高いので
ピン採用の可能性はあるかもしれませんけどね。

ちなみに検索では、
セレゴも土の秘術に引っかかっていますが
セレゴは結晶化した時の効果なので
サーチされることはありません。

ちゃんと検証したので間違いありません。

あと、パメラについては
今後抜ける可能性も無くはないと思っていますが
ドローも回せるし、回復も強いと思うので
1枚は入れることにしています。

ちょっと話は逸れますが、こういう時に
ピン採用するのが私の好みらしいので
その辺はご愛嬌として受け取って下さい。


《テイマーと束縛》

それから、現状はインスタントテイマーではなく
束縛術式の方を採用
しています。

まず、大前提として序盤に置ける
テイマーは凄く強いです。

地味に進化時効果がある点も
高く評価できると思っています。
正直採用はしたいです。

しかし、テイマーには3つの欠点があります。

1つ目は、ドローができない点。
リソースが細くなる懸念というよりも
ドローを進めて、キーカードにアクセスしやすく
する
方が勝率が高くなると考えています。

2つ目は、エンハンスがついている点。
例えば、6tで土が不足している時に
「テイマー→レヴィ進化」はできません。

そして3つ目は、テイマーは
「スタックが2になるカード」ではなく
「大地の魔片を2つ出すカード」である点です。

上の画像がその様子なのですが
テイマーが土を+2させる為には
自身を含めて3面が必要になります。

なのでテイマーは理由2つ目と合わせて
序盤は最強ですが、終盤は置きにくいカード
になっていると思います。

あとは、序盤にフォロワーを並べても
チクチク回復された厳しいよね、というのと
結局盤面は5tにエペゴで吹っ飛ばすよね
ということなど色々考えた結果
現段階の私はテイマーではなく束縛にしました。

勿論、テイマーの方が断然良いという考えも
よく分かりますし、今後私もそちらの案にする
可能性もあるので、まだ分かりませんけどね。


《セレゴの評価》

2コストでスタックを貯まられるカードには
大きなケーキであるセレゴもいますね。

このカード自体は評価を高めに設定していますが
必須級なのか?と言われるとよく分からないのが
率直な感想です。強いし、弱いって感じ。

なので私は1枚しか持っていないので
1枚だけ採用しています。理由はそれだけです。

とはいえ、活躍してくれる事もあります。
結晶効果が強いのは勿論のこと
先攻なら意外と本体出しも悪くないです。

特に先攻ミラーだと進化置きされている
エペゴ7/7を取って、回復と土供給も出来るので
かなり磐石になります。
(そもそもミラーは先攻有利ですが。)


《トキシックの評価》

レジェンドを除く2コスト枠の中で
一番評価が高いのがトキシックです。

このカードはドレイン持ち
且つ土供給+1という最低保証があるだけでなく
条件達成で疾走になってくれる
かなり優秀なカードです。

ギガサモの時にも述べましたが
結局のところ、今の秘術ウィッチは
疾走を通せるだけの盤面除去力が高いので

そのコンセプトに合っているこのカードは
かなり魅力的と言えるでしょう。

また、ドレインである点もかなり優秀で
単に回復要員というだけでなく
盤面不利の序盤に置いても実質無視できない
フォロワーとなっているので
盤面の取り合いという観点でも活躍します。

更に疾走だからといって顔だけに行くのではなく
突進の要領で盤面当たりが出来る
のも
全然悪くないと思っています。


《グリュネの評価》

最後に評価するのはグリュネです。
このカード、私は最初、外していました。

理由としては、エペゴとマルチプルの強化により
序盤はスタックを貯める動きではなく
どんどん消費する動きになると思っていて
そうなるとグリュネは実質2/2で1土供給になり
だったらグリュネ→テイマーの方が強くない?
と思っていたからです。

しかし、それは私の中でも
間違いだと気がつきました。

また後ほど、動き方を詳しく紹介しますが
序盤からスタックを貯める動きも重要なので
グリュネから真理を回収する事も頻出です。

そして何よりも進化時効果が強いです。
切除を不採用にしているからこそなのですが
後攻の捲りはグリュネに頼ることが殆どです。

なので、そもそもグリュネとテイマーを
比較すること自体が間違いでした。

それからグリュネから加わる真理ですが
これもウィッチカードなので
掌握で融合する事もできます

そもそも普通に3打点与えるのも強いです。

よって現状では、グリュネを不採用にする事は
無いのかなって私も結論付けました。


【4】具体的な回し方

ここからは具体的な回し方について紹介します。
「この動き方が絶対に正解!」ではなく
1つの目安としてご覧に頂けると幸いです。


《マリガン》

先攻
後攻

マリガンは基本的に「1コスト」です。
当然のことですが、1tから動ける方が強いので
1コストを全力で狙っていきます。

仮に全返しをしても
デッキの多くは序盤から動ける筈なので
手札事故に陥る可能性は極めて低いです。

また、先攻ではリソース管理も重要です。
リソースの管理というのは
ドローカードをマリガンするという意味ではなく
どちらかと言えば、大地の魔片の数の方が
重要かもしれません。

エペゴと土の供給があれば
序盤は使い回す事も出来ますからね。

ちなみに、エペゴを単キープするのは
少しだけ検討が必要かもしれません。


「1tから動ける」の対義語(?)である
「2tをパスする」ことだけは
絶対に避けなくてはいけませんからね。


《1ターン目》

1ターン目はマリガンした
1コストカードをプレイします。

ちなみに、先攻・後攻問わず最強は
マルチプルウィザードなので
迷わず何枚でもキープした方が良いです。


《2,3,4ターン目》

さて、秘術ウィッチで難しいターンが
恐らく2,3,4ターン目だと思います。

この区間で考えるべきことは沢山あり
まず「土を貯めるべきなのか?」
「消費するべきなのか?」

5tまでの長いスパンで決める必要があります。

逆に、決まっている事は
5tにエペゴをプレイする為に必要な
土のスタックを2以上にすることです。

トップ受けも考えて絶対に2以上にすべきです。

それから序盤は体力を詰める動きも重要なので
どこまで盤面を押し付けるべきなのかも
しっかり考える必要があります。

例えば、上の画像ですが
①景観→エペゴという選択肢と
②アストロジカルという選択肢があります。

①の方が形は綺麗ですが
後続の動きを確保する(望遠鏡を加える)
という意味では、2tに②の動きをして
3tに望遠鏡のドローを見つつ
2/2スタッツに対して景観をしたり
エクステンドをするという選択肢もあります。

これは対面のクラスや先攻・後攻
手札の状況にも寄るとは思います。

ただ、この時点で先のリソースを考えず
土を消費していくと、中盤の本当に強い動きが
出来なくなってしまうので、注意が必要です。

それから先述している通り
ピンチの際の後4グリュネは強いです。
後攻のマリガンでもそうですが
アグロされそうな対面では
積極的に探しにいきたいところですね。

もし、盤面や体力に余裕がある場合は
後4からレヴィ進化するのが良いと思います。
それだけで相手からしたら相当嫌ですからね。

レヴィ進化するつもりなら
スタック数には注意を払う必要がありますね。


《5ターン目以降》

ここまで上手く立ち回れていれば
あとは強いカードをプレイするだけで
強力な圧をかけることできます。

なので、繰り返すようですが
私は5tよりもそれ以前のターンの方が
よっぽど大事で慎重に考えるべきだと思います。

特に、これも先述している通り
5t開始時のスタックは2以上でないと
エペゴを強く使えないので
トップ受けも含めて気を配るべきです。

また、エペゴは基本的に
進化置きして良いと考えています。
守護裏の7/7はかなり取りにくいはずです。

これはレヴィがEP回復を持っている点、
エペゴがファンファーレ効果である点、
真理や紅蓮など空中打点がある点
を考えても
EPは基本的に温存するより、中盤で使い続けて
圧をかけていく方が良いと思います。

ちなみに、ミラーの時は
相手からもエペゴが来ることを考慮して
出すタイミングや、出された後の対策を
予め考えて置くことが大事だと思います。

と、いうのも実は秘術ウィッチ自身も
相手の守護裏7/7エペゴを取る手段が
かなり限られています。

ミラーの先攻だからといって
土を簡単に消費して先5tにエペゴを出すと
相手の後5tエペゴで詰むかもしれないので
計画的にいきましょう。


《リーサルまで》

中盤の猛攻が出来た場合は
疾走打点や空中打点を使って
リーサルを狙っていきます。

強い動きを維持出来れば
Tier1デッキ達とも十分に戦う事ができます。

秘術ウィッチのリーサルは、この、
疾走打点も空中打点も強いというのがミソです。

疾走を防ぐために守護を置く方が良いのか?
それとも空中打点を考慮して
大量回復でリーサルから逃げる方が良いのか?
対戦相手は選択を強いられます。

真理や紅蓮は公開情報ですが
それ以外の打点は何をどこまでケアして
何を割り切るのか、センスが問われますね。

逆にこちら側は相手の選択肢を狭める為に
中盤までに追い詰める必要があります。

出来れば、守護を無視してリーサルできる
レヴィを中心に探しに行けると良いですね。

また、リーサルを“狙えない場合”は
アストロジカルで時間を稼ぎます。
特にこれは現在流行中のバフドラで有効です。

バフドラには盤面をバフするカードが
(一応リジットフィッシュを除いて)無いので
上手く行けば盤面ロックをすることができます。

その間に土を貯めておくことで
次のターンにリーサルを狙う事ができます。

ちなみにアストロジカルは重ねがけができます。
財宝の旗やそれ以上に攻撃力をバフをする
カステルや回復ビショップに貫通される事も
決して無いわけではないですが
それでも十分な遅延性能を誇ると思います。

逆転を狙う手段のひとつとして
上手く活用したいところですね。


《スタック7消費の計画》

最後に私が思うスタック7消費の目安について
纏めていきます。

目標は6tまでに達成していて
大魔女を7t前までにプレイできている
かなり理想的かなと思います。

こうする事で、先述した大魔女の強さにより
守護を突破しながら疾走を通すリーサルが
可能になります。

では、このデッキの土の秘術の表を元に
どのように7消費をすべきか考えていきます。

【土の秘術】
○エペゴのアクセラ:消費1
○星見の望遠鏡:消費1
○真理の術式:消費1
○セレゴの結晶:消費1ずつ
○エクステンドマジック:消費2
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
○レヴィ:消費2
○エペゴの本体:消費2
○全天の掌握:消費2
○パメラ:消費3

まず、レヴィ・エペゴの消費が2で
それを先攻なら「5,6t」
後攻なら「4,5,6t」の中
2回は使いたいです。

と、いうことは1,2,3,4tで消費したい
土の秘術の理想は「3」になります。

まずはこれを意識してみると良いのかな
と私は思います。

逆にこれ以上使うと中盤で使いたい土を
残すことができない可能性があるので
その点は計画的に考える必要があります。

また、当然ですがこれは掌握の融合も含めます。

掌握は公開情報に含まれますが
初回の融合だけ意表を突くことが出来るので
例えば、スタック1で5tを迎えて
相手からエペゴが無いと思わせておいて
融合→スタック2でエペゴを使う
といったこともできます。

この意表を突くためだけに
4tで融合せずに隠しておいて
5tに融合して情報を公開するという
テクニックもありますね。

但し、掌握の注意点としては
「大地の魔片のスタックを増やす」効果なので
「スタックではない望遠鏡」
「そもそも場に大地の魔片がない」場合
土の数を増やすことができないので
気をつけましょう。(私もやりました。)

逆にスタックを増やす効果だからこそ
盤面が埋まっていてもスタックを増やせるのは
優秀と言えるので、一長一短ではありますね。


【5】おわりに

数々のアッパーを繰り返して
ようやく戦う舞台に立てた秘術ウィッチ。

結局、パメラやセレゴを活かした
盤面・耐久型のデッキではなく
エペゴとレヴィで押し切るバーン型に
なってしまいましたが
他のデッキたちが7t勝利を目指すのに対して
5,6tに強い動きを当てられるのは
一応差別化できていて良いと私は思います。

その、中盤で強い動きをぶつける為に
スタックの数を管理するプレイングも
他には無い面白さがあると思います。

私は、秘術ウィッチを“勝ち切る”デッキだと
解釈しています。

それは、まるで詰め将棋のように
最初から土の供給量を計画しているからこそ
流れるように押し切って勝つことができる
と思っています。

勿論、レヴィやエペゴなど
キーカードの有無によって出力が違うので
振れ幅によってはヘイトを買うタイプの
デッキだとは思います。

しかし、その出力を安定させる為のデッキ編成や
勝つプランを明確にするプレイングは
その方の実力次第とも言えるので
財宝ロイヤルとは、また違った観点から
実力の出やすいデッキであると思います。

色々と理屈っぽいことを並べましたが
エペゴで「ドッカーンッ!」と吹き飛ばす
パワーはかなり爽快なので
是非お試ししてみては如何でしょうか?


以上で、今回のnoteを終了します。
最後までご覧に頂きありがとうございました。

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