高円寺 中央線高架下に残る謎の塀(3)
やっと3回目です。(手がかりなさすぎ)
まずは反対側にある背の低い方の塀について。
こちらは、「発掘!鉄道記録映像#9 都市鉄道の誕生〜中央線工事記録〜」(1970年 理研科学映画株式会社制作)で、高架化する前の中央線沿線にこの形状の塀が続いている所があることを確認しました。
現在この映像は入手不可能につき、国立国会図書館まで行って閲覧申請(理由等)をして見てきました。
館内は撮影不可なので、絵心が著しく欠如してる自分がどうにかこうにかして描きうつしたのがこちらになります。(わー恥ずかしいー)
このように、沿線の土地の高さによって多少高低差のある傾斜のある塀が、線路脇に側溝をはさんで続いてる感じです。
高架下に残されている低い方の塀も、高さを変えながら踏切があったであろうところまでずっと続いているので、おそらくこの映像にあった塀の名残りなのではないかと思われます。
1つのポイントとして、塀の高さが一定でないということ。
土地の高低によって変わるということは、本題の170㎝超えの塀があるところはどんな土地だったのか。
次回はそのへんを調べて書いてみようと思います。
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