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だから『人(ひと)』を撮ろう!(下)

(「上」を書いてしまった以上、「下」も書かねば・・デスヨネ)

現在では「写真撮影をする際は、なるべく他の人物が写り込まないよう配慮し、やむを得ず写り込む場合も個人が特定されない程度とする」が、マナーになっておりますね。
例えば鉄道写真でも、あくまで撮るのは列車の編成であり、人が写り込まないようにする。写り込んでしまったら、ボカシを入れる・・・。
 ですが!。
 ホントのところは、通学時間帯の学生さん達で賑わう駅の雰囲気も入れて撮影したいのではないでしょうか。それが制服姿の女子高生さんたちであったら、なおヨシ!。

2004年3月11日。鹿児島本線・出水駅にて

写真コンテストの応募要項に「被写体となる人物には、事前に撮影者が許可を得ているものとする」という文言が必ず入るようになり、実質”人物写真”は応募できなくなりました。(撮影直後に「この写真でコンテストに応募して、入選します!。ですから、使わせてください」と言える剛の者って??)
また、これはあくまで私の解釈ですが、それ以外にも写真コンテストの審査をする際、「私有地内での撮影か」「道路上などの危険個所ではないか」なども考慮されるようになってきております。
例えば「駅のホーム(構内)」は鉄道会社の私有地(本来なら撮影許可が必要な場所という解釈?)として、「神社仏閣の境内」も私有地内という解釈がされ、それらの場所で撮影された写真は審査から除外されます・・・
というのは落選ばかりしている私の僻みかもしれませんが。ハイ。
ですが、地元・芦北町で行われている観光写真コンテストの結果を拝見する限り、展望台からの『夕陽』、公園として整備された『砂浜』、御立岬公園の『シンボルタワー』、町として振興に力を入れている『うたせ船』くらいしか入選しません。(異論反論、お待ちします)

2016.2.3撮影。夕日の写真もいいもの。デスガ・・

前置きばかり長くなりました。
「人を撮りたい!」

いっそプロのモデルさんにお願いして、撮影場所も使用許可を得て、撮影会をすればいい!
・・・というヒラメキは何年も持っておりましたが、如何せん・・・。私のこれまでの人生では、プロのモデルさんにご縁があったことは無し。どこへ連絡をして、どのように相談すればよいのかワカラズ・・・。何よりも「お金がかかるよな~」・・・。
 ですが、今年我が名前「五郎」と同じく56歳に到達です。人生の記念に
”自分らしいこと”をしよう。勇を奮って、
 熊本市内のモデル・タレント事務所
  ・プラマコーポレーション https://www.pulama.jp/  様
 にご相談。
撮影会場については、芦北町内に数々ある廃校舎。私はもっと内部を見てみたいですし、もっと活用されて欲しい、という願いをこめて。
最初の撮影会場は、
 ・告地区生涯学習センター(旧芦北町立告小学校)
モデルは、天音春華さん(Xアカウント:@pulama_haruka )。

2024.3.6撮影。「自己紹介する先生をイメージして、黒板に名前を書いてください」とお願いしたら、横書き。・・・何気にオッサン、”ジェネレーション・ギャップ”を痛感した瞬間でした

3月の初開催以降、今まで月イチのペースで開催してまいりました。今後もワンパターン化の陥穽に陥らないよう工夫しつつ、継続していきたいと思っております。
蛇足ではありますが、私野郎(♂)として”最も魅力的な被写体”が「若い女性」だから、デス。

 そしてもうひとつの願いは、各地の写真好きの方々に、この「もっと積極的に『人(ひと)』を撮っていこう」という想いが波及していきますように。
 たしかに「モデルさんをお願いする」こと、田舎暮らしの金銭感覚では”お安い”ことではアリマセン。そこは熱意と工夫で、クリアされていかれますように。そこまでの道すじも、"写真の楽しみ”です。  (了)

(なんとか1600字に収まった・・・)

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