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5ch応援民からみたひまそらあかね候補

1.はじめに

5日までの15日間で期日前投票を終えた有権者は165万4402人で過去最多。2020年の前回の都知事選の同時期と比べて2割増えた。選挙人名簿登録者数に対する割合(投票率)は14.34%で、前回から2.32ポイント上昇した。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC059C40V00C24A7000000/

史上最高の期日前投票率を記録しております。
この要因は、石丸氏や蓮舫氏ではないと断言します。確かに安芸高田市のYoutube登録者数26万人を超えて自治体日本一にした実績を引っ提げた石丸氏のSNS戦略というのは従来の選挙戦であれば”SNSを活用したYoutube型大型候補”など美麗賛辞でマスメディア、インフルエンサー、そして石丸応援団から上がったでしょう。

ただ、今回は相手が悪かった。かつて、ひまそらあかね候補に挑戦を挑んだ伝説の男曰が渇望した戦争と戦略の天才だ。

暇空氏が「戦争と戦略の天才」を自称なさるなら、ぜひ弊学でPhD(博士号)を取得していただきたいですね。 えっ、近畿大学ご卒業? いや、その「キン大」じゃなくて、キングス・カレッジ・ロンドンで戦争学を専攻いただいて、その華麗なる実力を拝見したいものです。

https://archive.is/JIP4i

この方については数々の先人の学者がいるのでここでは触れない。ただし、ひまそらあかね候補のネトゲ戦記(著: 暇空茜名義)でもわかるように、ひまそらあかねはルールが設定された状況における現実的な突破能力に傑出した存在なのだ。
求、住民訴訟、国賠勝訴に言うに及ばず、NHK偏向報道未遂事件、アニメイト脅迫事件(ネトゲ戦記発売記念)での危険回避などきりがない。
書き漏れていることも多数あるかもしれませんが、日々多くの事件が起きるのも暇空ウォッチャーとしては大変興味深いものです。

2.驚天動地の電撃出馬

5ch観客席でひまそらあかねの活動をウォッチし、石丸伸二の背景にうんざりしていた6月20日。自宅でXを見ながら仕事をしていたときに「ひあそらあかね」の文字を見て吹き出した。放送禁止用語、ヴォルデモートとまで言われた名前である”暇空茜”。
あれ、おかしい、暇空は暇空だろ?
なりすましかどこかの刺客か、など陰謀論に考えを巡らせていた。5chもざわめき、どういうことだ、本人の情報を待とうなどリーガル調教されている観戦民でも混乱していた。

そこで、ひまそらあかね候補から立候補の正式表明だ。

!!!!!????!!!????
少し前に立候補は無いって言ってたじゃないかぁ、騙された。というのが本心であった。しかし、観戦民は知っている。この男は絶対に嘘を浮かない。やると言ったらやる男なのだ。

「石丸伸二さんは“鬼滅オタク”なんかじゃない」「彼だけは落としたくて出馬を決めました」

https://news.yahoo.co.jp/articles/7dedac249ad41141a140de613916ffe3036e61ce

新潮インタビューの内容でライブでも聞いていた話で観戦民は肌感覚で理解できるだろうが、一般人には到底理解できない感覚だろう。当時のXでは暇空x石丸対談(ReHacQ)後、ひまそらを知らない人たちはマンガクイズショーw、笑い方が気持ち悪い、石丸さんは大人の対応をしてた、等と語っていた。一方観戦民は、下記3点に着目していた。

1.暇空が石丸に対して、選挙の事前活動は石丸の関係団体であるという言質をとっていることに着目していた。つまり、公職選挙法違反の有無の検証を行っていたのだ。

2.石丸が暇空に全く質問をしなかったこと。つまり、暇空が行っている住民訴訟や小池百合子の急所足り得る国賠訴訟についてノータッチであり、そこを追求する気がないと判断した。

3.マンガクイズも重要なポイントであり、石丸のマンガ賢者という肩書はまったくの嘘であることを暴くに十分な情報を得たこと。

なぜこれらが重要かというと、石丸が信じるに足る人間かどうか、彼の行動軸がどこにあるのか探る試金石だったのだろう。

また、暇空には嘘に対する超嗅覚があると私は理解している。これは自分を含めて常人には理解できないもので、おそらくグラニ裁判という筆舌に耐え難い極限状態を経て体得したスタンド能力のようなものと私は理解している。スタンド能力だから、当然能力者じゃない自分のような凡人らには到底理解できないのだ。しかし、その感覚が間違っていることもあるだろうが、これまで幾多の危機を回避し、問題の本質を見定めてきた実績につながっているからファンタジーだ。

3.”ひまそらあかね”の選挙戦術

今回着目しているのは選挙戦術だ。
対局にある石丸陣営と比較してみる。左が石丸、右がひまそらだ。

後援会
財界人・5000人ボランティア ⇔ なる君のみ
法定ポスター
あり ⇔ なし
街宣カー
あり(駐禁・事前疑い) ⇔ なし (街宣風告知X)
街宣・集会
あり(都内全域) ⇔ なし (ライブ/スペース)
SNS
積極活用 ⇔ 積極活用
応援
有名インフルエンサー  ⇔ 有志(暇空を知るもの)
資金源
ドトールら財界(?) ⇔ 本人財産
費用規模
数億から10数億(推定) ⇔ 供託金300万円+α

石丸陣営と比較すると非常に対照的だ
伝統的な選挙スタイル+SNSを合わせ石丸を守るの方円陣に対して、SNSを軸とした柔軟な魚鱗だろうか。

石丸陣営:
非常に規模が大きく常にボランティアを大動員して、威嚇するような写真を撒いてくる。またSNS上にも散兵が石丸age、他陣営sageを繰り返し続ける。

ひまそら陣営:
リーダーひまそらが一日中Twitter上で指揮をとり、ファンアートや応援メッセージ、赤木レイアが呼びかけて拡大した応援ショート動画が徐々に増え、発言の貫通力を増していく。

両陣営の争いは、小池•蓮舫という2大勢力を他所に日に日に苛烈をましていった。所が数日すると、大きな差が生まれてくる。

ひまそら陣営の支援者が相手のsageを行っていないかというとそうでもないのだが、石丸陣営の支援者の暴走が見られるようになる。次第にそれは、R団(蓮舫陣営)にも飛び火、石丸陣営は、R団とひまそら陣営の両面攻撃を受けることになる。

更に間が悪いことに、石丸の評判の決定打となったのは7月3日の広島高裁におけるいわゆるどう喝ねつ造訴訟の敗訴である。安芸高田時代の負の遺産だ。例え、自分が悪くないと思っても地裁判決に従うか事前に和解すればよかったのではないか。この点のリスク管理能力の欠如は一軍の将としては致命傷に思える。

これをきっかけに石丸陣営には混乱が見えたり、離反するもの、それでも信じるものと色々だった。その後も、応援団筆頭と統一教会の関係疑惑など本来注力すべき都政アピールからは程遠い言い訳を繰り返すだけにみえた。また当初応援していた著名インフルエンサーらもプロフィールから名前を消したり、記事を消したり、安野候補の応援に走ったりと醜態を晒していたことを記憶している。彼らの応援はage4:sage6ぐらい、体感はコメント5分でレスバである。

ひまそら陣営はひまそらあかねを昔から知るものが多く参戦し、ファンアート、Short動画団、著名漫画家、ゲームクリエイター、FF11時代の光の戦士、岩下の新生姜社長、めんたちゃんをきっかけとした婦人部とひまそらの清廉さを信用した無数の人が加わり、age7:sage3ぐらいの比率の応援になったのではないかと推察する。

そして自然発生的に生まれた期日前投票写真の天の川でおすすめTLが埋め尽くされたことは本当に感動した。

デジタルの世界で感動したのは、オセロニアで自信がゲーム初の記録を達成した時以来だ。壮観だった。

時間がないので中途半端な記事となり詳細は省くが、ひまそらあかね陣営は、血の通った人の温かさと暴力に屈しないまさしく茜色の一団だったと思う。

おそらく、ひまそら本人もそういった声に勇気づけられたのではないだろうか。

彼は元気玉と比喩するがそれは素晴らしい形容だ。その元気玉の成果は7月7日の投開票で判明する。最後の最後まで勝ちを信じたひまそらあかねの姿を信じて、民主主義が生きていることを信じて、最初で最後の選挙戦を閉じようと思う。

みんなありがとう。
ひまそらあかね、一観戦民として心底感動したよ。都知事頼むぞ。

では、最終スピーチと公約集を枕に。

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