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ページ遷移時の緩急をつけたカーテンアニメーション(Figma)

今回の記事では、Figmaプロトタイプ上でのページ遷移時に緩急をつけたカーテンアニメーションを挟む方法について記載します。


前提

下画像の2フレームと1グループを元に、3パターンの方法でカーテンアニメーションを作成していきます。

  • 【フレーム】遷移前

  • 【フレーム】遷移後

  • 【グループ】表示縦幅分のシェイプ×2(上に背景色、下にカーテン色)

フレーム_遅延で制御するパターン

実際の挙動

フレーム4枚かつコンポーネント無しで作成できます。

作成方法

遷移前1枚と遷移後3枚のフレームを用意し、2~3枚目へカーテンのグループを50%ずつズラして配置します。

フレーム1から2へと『クリック時』『即時』のインタラクションを設定します。

フレーム2から3へと『アフターディレイ』『スマートアニメート』のインタラクションを設定します。
この際、遅延に1msを設定します。

フレーム3から4へと『アフターディレイ』『スマートアニメート』のインタラクションを設定します。
この際、遅延に任意の数値を設定して緩急をつけます。

後はプレビューで確認して、問題なく動けば完成です。

コンポーネント_遅延で制御するパターン

実際の挙動

フレーム2枚とバリアント4枚のコンポーネントで作成できます。

作成方法

カーテンのグループでコンポーネントを作成し、グループを50%ずつズラしたバリアント2枚を追加します。

バリアント1から2へ『アフターディレイ』『スマートアニメート』のインタラクションを設定します。
この際、遅延に1msを設定します。

バリアント2から3へ『アフターディレイ』『スマートアニメート』のインタラクションを設定します。
この際、遅延に任意の数値を設定して緩急をつけます。

遷移前と遷移後のフレームを作成し、遷移後にコンポーネント(バリアント1)を配置します。
その後、遷移前から遷移後へと『クリック時』『即時』のインタラクションを設定します。

後はプレビューで確認して、問題なく動けば完成です。

コンポーネント_イージングで制御するパターン

実際の挙動

フレーム2枚とバリアント2枚のコンポーネントで作成できます。

作成方法

カーテンのグループでコンポーネントを作成し、グループを100%ズラしたバリアント1枚を追加します。

バリアント1から2へ『アフターディレイ』『スマートアニメート』『カスタム』のインタラクションを設定します。
この際、下画像のようにイージングのベジェが途中で平らになる部分(赤枠部分)を作ります。
これにより、途中で停滞するようなアニメーションになります。

遷移前と遷移後のフレームを作成し、遷移後にコンポーネント(バリアント1)を配置します。
その後、遷移前から遷移後へと『クリック時』『即時』のインタラクションを設定します。

後はプレビューで確認して、問題なく動けば完成です。

まとめ

以上、Figmaプロトタイプ上でのページ遷移時に緩急をつけたカーテンアニメーションを挟む方法でした。

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