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スマートアニメートのイージング(Figma)

今回の記事ではFigmaプロトタイプのスマートアニメートにおける『イージング』部分の設定について記載します。


イージングとは

前提としてイージングとは、アニメーションなどの動きに加減速を加える設定のことです。
下画像の例ではアニメーションの総時間は同一のまま、動きの部分を調整することで差を生じさせています。

イージングはプロトタイプのインタラクション内、下画像の赤枠部分から選択できます。

イージングの設定

Figmaにはイージングの設定として以下の項目があります。

項目の内『カスタムベジエ』と『カスタムスプリング』は自分で数値を設定する項目で、それ以外はプリセットの項目になります。

プリセット項目

  • リニア:常時等速で進行

  • イーズイン:徐々に加速

  • イーズアウト:徐々に減速

  • イーズイン/イーズアウト:加速してから減速

  • イーズインバック:最初に少し逆方向へ飛び出てから一気に加速

  • イーズアウトバック:最後に少し飛び出てから戻る

  • イーズインバック/イーズアウトバック:最初に少し逆方向へ飛び出てから一気に加速、最後に少し飛び出てから戻る

  • なめらか:イーズアウトバックのような動きで緩やかに進行

  • 速い:イーズアウトバックのような動きで一気に戻るように進行

  • バウンス:最後に何度か弾む

  • 遅い:イーズアウトのような動きでゆっくりと減速

カスタム項目

『カスタムベジエ』と『カスタムスプリング』では数値を入力、もしくはハンドル操作によってイージングを調整できます。
下画像では
左(カスタムベジェ):途中で一度停止してから再進行
右(カスタムスプリング):最後に激しく弾む
という動きを設定しています。
カスタム項目ではこのような極端な動きを設定できるほか、プリセット項目の細部を調整することもできます。

まとめ

以上、Figmaプロトタイプのスマートアニメートにおける『イージング』部分の設定でした。

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