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大切な人が急に亡くなって。

先週、音楽活動ですごくお世話になった人が亡くなった。

報せは急だった。

元々持病を抱え、身体が不自由だった。

でも、まだまだ当たり前にいる、と思っていた。

その人と出会ったのは8年前。
それからずっと、私のことを応援してくれていた。

一年半前から、自分のことがわからなくなって音楽活動を休んでる間も、
私に音楽と繋がれる場所を用意してくれた。

でも私は、そんな優しさにも気づかず、
自分の内面的な苦しさでいっぱいいっぱいで、徐々に距離を置くようになった。

そんな中での突然の訃報。

来月、久しぶりに会える予定だったのに。
疎遠になってしまったことを謝ったり、普段の話をしようと思ってたのに。

お通夜で会った沢山の関係者から、
「あの人はあんこのこと大好きで、皆んなにあんこのこと薦めてたんだよ」
と言われた。

私の活躍を望んでくれていたのだと思う。
もっと早く活動再開して、歌を聞いて貰えばよかった。

いなくなって、やっとかけてくれた愛情に気付けた。
けど、ありがとうを伝えたい人はもういない。
やりきれない。色々、後悔もした。

でも、もう直接その人の耳に届くことはないかもしれないけど、自分の音楽や、私自身を好きと思ってくれたその人の想いに、今からでも応えたい。

殻に閉じこもっている場合じゃない。
「今」、聴きたいと思ってくれる人や届けたい人がいるなら
「今」、やらなきゃいけない。

今までは自分のために歌ってた。
けど今度は、誰かに届くように歌いたい。

今の自分で、前に進もう。

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