気持ちよく生きる
妹と姪が泊まりに来てしみじみ楽しい2日間だった。泊まる部屋が快適になるよう自分なりに工夫してみたりもてなしの準備も楽しかった。こんな風にゆったりした気持ちで家族を迎えられたのははじめてかもしれない。
今までももちろん家族が泊まることはあったけど、単純に嬉しいというよりちょっと面倒臭いような、厄介だなという気持ちもあった。来てしまえば楽しいんだけど。何でだろう?と自分なりに考えてみると、そこには様々なジャッジメントがあったように思う。
来てもらうからには「キチンとしなきゃ、ちゃんとしなきゃ」みたいな思いもあれば「泊めてやるんだから」みたいな傲慢さも出てくる。
でも、こっちが「ちゃんとしなきゃ」モードになってる時、無意識に相手にも求めている「ちゃんとしてよ」と。
泊めてやってるという傲慢さは、逆に自分が泊めてもらう時の卑屈さにも繋がる。
こんな、心の駆け引きみたいなもの。
なんて窮屈なんだろう。
今までの人生の中、そんな心の駆け引きをしながら、私は私なりに「自分」というものを確立してきた。
それが正しいやり方なんだと。
でも今、心ゆるめて思うことは、きっと人生ってものすごくシンプルなこと、それで良かったんじゃないかなって。
好きは好きでいい。
苦手は苦手でいい。
できることもあるけど、できないこともある。
できなかったら無理って言っていい。
投げ出したっていい。
人にどう思われるかなんて、どうでもいいから。
自分に素直に生きる。
私は私の感覚をどこまでも信じていく。
これから長けていきたいのは駆け引きなんかじゃなく、いかにシンプルに素直に、気持ちよく生きるか。
そんなことにエネルギーを使っていくのだ。
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