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安芸高田市臨時記者会見(2023年9月22日)

市長:
"議会だより"の不正について、執行部が出している広報誌とは別に、議会が出している"議会だより"というのがあるんです。
その中に嘘が書いてあるのを、広報誌で指摘をしています。
改めるべきはどっちかといったら向こうですよね。
事実の指摘は明確にやっています。
例えば、先川議員が一般質問の中で、私の擁護活動について質問があったんです。
その時にはっきり数字まで上げて、かつての市長が何件、私が何件で、私の方がはるかに多いと事実まで伝えたんですけれども、"議会だより"に載っていたのが、私の答弁が「それなりに行っています。」になっているんです。
私は一言も言っていないです、「それなりに」って。
具体的に私の数が多いと言っているにも関わらず、先川議員が自身の意思で、そうまとめているんですよ。
これは虚偽ですよね、許されない報道じゃないですか。それが"議会だより"なんです。
議会事務局のところで誰かが言うかなと思ったんですけれども、議会広報として不十分というか謝っているので、そこに問題があるという認識です。

記者:
去年に引き続いて決算不認定という議決については、どのように思われるでしょうか?

市長:
昨年も同じような感想を言った気がするんですけれども、意味が不明ですね。
筋道が立っていないので、何を根拠にそういう判断をしているんだろうと心配になったというのが今年も変わらぬ感想です。

記者:
反対討論の中では、広報誌の内容の件でしたり、去年の台風の際の市長の動きについて不適切で意義があるというような指摘が主な理由だったんですけれども、それについてはどのように考えられていますか?

市長:
それって一部の議員の方の感想ですよね、今風に返すならば。
市長に対して執行部は具体的に事実を指摘して、そうではない、問題がない、という答弁をしています。
記録に残っています。
広報誌で言えば、事務的なミスというのは2回ほどあったんですけれども、それについては訂正も入れています。
それ以外の内容については、議会事務局に確認もしてもらっていますので、当たり前ですけれども、過ちはないです。
昨年度の災害対応についても、昨年の12月の一般質問でも説明しているんですが、今回改めて説明をして、問題がなかったというふうに説明しきりました。
そこでも、どこがどのように問題だというのか、それを明らかにすべきです。
全体を捉えて、単なる感想として市長の態度がいけない、という主張に終始しているので、意味がない批判だと思います。単なる誹謗中傷です。

記者:
去年からの一連の流れで、ここ数年の議会の流れといいますと、やっぱり市政側と議会の対立がすごく鮮明になっている感じがしますが、どのように思われますか?

市長:
市民の選択の結果ですので、それ以上でもそれ以下でもないと思います。
あらゆる判断の責任は、最終的には市民が負うものです。それは良い話もあれば悪い話も含めてですね。
この街が発展するのも衰退するのも自分たちが選んだその結末なので、これは良品計画の出店の話の時にも言ったんですけれども、最終的に市民が全部受け止めるしかないんだと思います。

記者:
今回の結果として、決算については不認定ということになったんですけど、今後の市政運営に影響はありそうですか?

市長:
全く影響はないです。
そもそも法的な影響力が無い話なので、昨年から今年にかけて変化がなかったのと同様です。

記者:
今後の市政運営について何か行動していきたい事とかありますでしょうか?

市長:
強いて言うなら、議会は機能不全に陥っているというのが再認識できたので、正常化に努めなければいけないと感じました。
私が市長になる時から政治再建というのを一番最初に掲げているので、これを完遂しないといけないと改めて強く思いました。

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