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安芸高田市臨時記者会見(2024年2月14日)

記者:
専決処分について、承認案で否決という結論になりましたけれども、これについてまず受け止めをお願いいたします。

市長:
受け止めを聞かれて困るんですけど、どういう意味での受け止めですか?

記者:
議会としては認められないというか、臨時会を開く最善の努力をできたんじゃないかという声があることについて、多くの議員がされたことについて、市長としてどのように思われているのか伺えますか?

市長:
最善の努力とは何か、私、あの場で問いました。
「あるんだったら教えてくれ」とまで言ったわけですけど、秋田議員はその後、質問を続けられなかったです。
その前のところで、田邊議員と南澤議員とのやり取りをしていましたけれども、2人からは具体的な案がなかったじゃないですか。
できたんじゃないかという、もしかしたら間に合ったんじゃないか、だったら相談してほしかったという気持ちはわからなくはないですが、実際的に、過去の実例に基づいて執行部は対応しています。
それ行政の当然の所作です。
これも先ほど説明しました。
なので、あの2人に関しては、随分無責任な主張されたなと思います。
もしあの2人の主張を議会か地で行くと言うのであれば、執行部は大歓迎ですよ。
呼び出せばいつでも応じる、当然その気概があるということです。
実際にそれをやって、そんなつもりじゃなかったんですって言ったら、本当に卑怯ですよ、無責任ですよ。
やる気があるのか、本当にできると思っているのかです。
無理でしょう。
あの2人に限らず、他の議員の方々においても。
なので、ずいぶん現実味のない話をされてたなと。
机上の空論で話をされてたのは、非常に残念だなと感じました。

記者:
4日、5日に臨時会を開催する余白があるのではないかであったり、休日とはいえ相談してもらえたら対応したかもしれないということを仰っていましたけれども、それについては?

市長:
今までやってた事実があるのならば、当然そのようにやります。
以前こういう関係があって、だったら今回もできるかも、そう考えるのが自然じゃないですか。
でも、ないんですよ、過去の事例が。
ってなった時に、あえてわざわざ執行部に、それを頑張れっていうのは、どういう立場の変遷なんですか、というふうに、これも先ほど議場で聞いてます、主張します
できないでしょうと。
できないし、やるつもりもないのに、やれたんじゃないかというのは、これは勝手な主張だというふうに感じました。

記者:
一部の議員からは、臨時会を開いた場合には、否決されるのが分かってたから、開かなかったんじゃないかというような声もありましたが、それについてはいかがですか?

市長:
なぜそのように考えるでしょうか。
もしそうだとするならば、私も先ほど上で主張したとおりですけれども、全員、利害関係者じゃないですか。
原告側、山根議員の立場だからそうだっていう話でしょう。
そもそも審議に入っちゃいけないと思うんです。
全国市議会議長会議に問い合わせたと。
その判断が、それこそ法的に正当性があるのか、私はかなり疑ってます。
原告側の証人が、公正かもしれませんが、公平さはないはずです。
裁判は勝つか負けるか、相手がいる話なんですから、両方勝つというのはないんです。
となったときに、明らかに加担している側なんです。
そのメンバーが、議員の中に3人いたという話をしました。
それに限らずです。
彼らは元をたどれば、そこから会派を作っているんです。
清志会というもの、前後関係そうですよね?
居眠恫喝問題があって、その後こっちから追及したら、とにかく市長に反対するという会派を組まれたわけじゃないですか。
完全な一味じゃないですか。
であるならば、本来的に議会に諮るとしたとしても、その場に特に前の議会からいる議員は座っちゃいけないはずだと思います。
それこそ、公正な評価じゃないですか。
メディアの方、そう思われませんか?
あるんですか、そういう。
片方に過端した人間が、それをやっていいかどうかをジャッジするという。
そんなご都合主義の審査会があるんだったら、苦労しないですよ。
お手盛りじゃないですか。

記者:
議員の中には、過去の例もありますが、地方自治法では認められているといえ、専決処分自体は、やはりない方がいいという声も出ていましたが、今回の件も含めて、市長としてこのような声については?

市長:
それはその通りだと思います。
なので、極力、専決をしなくて済むように、それこそ他の事務・事業を進めているわけです。
今回の臨時会開いていますけれども、今回、専決は報告するだけです。
大事なのはこの後ですけれども、補正予算の審議があるわけです。
何でそれがこのタイミングで行われているかといえば、事前に手順を踏んで、時間を確保して段取りをもってやっているからです。
その通りやっているじゃないですか。
これが補正を専決で押し通しているとなれば、「あなたは地方自治法を乱用している」となるかもしれないですが、そうなっていないです。
そして、これは熊高議員が主張されていたところですが、議会として、それこそ完全なブーメランなんですが、これ中国新聞も書いてくださいよ、ちゃんと。
書かないでしょ?
執行部に最善の努力をしたのかと問うんであれば、己に問えですよ、まず。
議会としてベストを尽くしてきたんですか?
してないじゃないですか。
通年議会の話があったと、今日話されました。
どこに行ったんですか、通年議会の話。
事実、他の自治体で通年議会の形にすれば、専決がほとんどなくなったという事例もあるわけです。
そしたら議会として、まずそれをやるべきじゃないですか。
今まで何をしとったんだと。

中国新聞、思いませんか?
議会の責任ってないですか?
中国新聞はメディアとしてそのあたりは評価されないんですか?

中国新聞:
私の意見ですけど、関知はしてますけど、私なりには受け止めて考えますけれども、中国新聞としてというところは、前も申し上げた通り受け取らせていただいて、ちゃんと議論していかないと。

市長:
そこも随分ご都合主義です。
随分私の方を記事にする時には、一方的な主義・主張を展開されていると思うんですが、議会の方については、急に筆が重たくなるんですか?
そんなことはないですか?
じゃあ、書かれるんですか?

中国新聞:
そこはまた判断させてください。

記者:
最後に無印良品の時もだったんですけれども、石丸市長の専決処分に対して、議会が反発するというような、今日も言いがかりだというような言葉も出されていましたけれども、こういうことが続いているということは、どのように思われていますか?

市長:
それが安芸高田市の現状ということです。
それ以上でも、それ以下でもなくて。
私が勝手にここで登場してやっているわけではなくて、市民が選んだ、それですので、市長も議員も。
なので、全ての責任は最終的には、市民にたどり着くんじゃないでしょうか。

記者:
最終的に市民というのは、その議員を選んでいる有権者としての市民という意味ですか?

市長:
おっしゃるとおりです。
それはいずれの意味においてもです。
市長であり議員が勝手にやっている話ではなくて。
よく人事のように話す住民の方、うちに限らず多いんですが、人事ではないです。
自分たちで決めた結果じゃないですか。
なので、そこは人事じゃなくて自分のこととして受け止めないといけないし、それこそ考えないといけない。
そして、動かないといけないんじゃないかなとは思います。

中国新聞のほうから何かありますか?

中国新聞:
先ほども市長も専決処分はなるべくそのように取り組んでいらっしゃるということでしたけれども、今回の議会の採決の結果というのは、もう一度お伺いしてもいいですか?

市長:
さっきの承認の採決についてですか?
どのようにというのは?

中国新聞:
不承認になったからといって、先決が無効になるわけではないと思いますけれども、議会の方のそういう不承認という判断について、市長の受け止めを改めて申し上げをお願いします。

市長:
はい、わかりました。
繰り返しになってしまうところがあるんですが。
まず、無責任なことを言われては困るなという感想を一番最初にお伝えしました。
できないことをやれっていうのは卑怯です。
現実味がない、机上の空論です。
執行部としては、過去の実例に基づいて判断をしたという説明をしました。
実際、じゃあどうすればよかったのか、どの道があったのか。
言えば相談されれば考えましたは、答えになってないじゃないですか。
じゃあ相談したらこの先、即座に応対するならともかく、そんな覚悟も意思決定もしてないじゃないですか。
なので、ずいぶんいい加減だなというふうに議決については思いました。
あそこまで言うんであれば、通年議会にしますという意思決定をした上で、今日臨んでおくべきじゃないですか。
先決をしたのはもう1ヶ月以上前です。
そこからこの間、議会で先決が問題だと言うんであれば、対応する時間、それこそあったんじゃないですか、時間的猶予が。
人のほうばっかり文句言って、我が身を振り返らない、正さないというのは、人としてどうなんですか。
間違っていると思います。
そこまで言うんであれば、自分たちこそベストを尽くしたのか、まず振り返るべきだと思います。
その上で最終的には、議決の結果への対応ですが、これはご存知ですよね?
先決の効果は失われません。
失効とかにはなりません。
有効なままです。
ただ、執行部として、市民に説明をしなくちゃいけないというのがあるので、今回の裁判の顛末をつまびらかに示していきたいと考えています。
原告、証人、証言の中身、裁判の内容を深く踏み込んだものも市民に知らせるべきだと思います。
これは大下議長が、説明責任が市長にはあると言われていたので、そのように考えています。

中国新聞:
どういう形で市民に?

市長:
ありとあらゆる情報媒体を使って、裁判の中身を開示していきます。
それが必要じゃないですか?
と思われませんか?
中国新聞が変な抜粋せずに、つまびらかに説明してくださればいいんですけど、やらないじゃないですか。
自分たちに都合のいいとこだけ抜き出すじゃないですか。
あれやめていただけると助かるんですけど。
言っている意味わかりますよね?
なので、本来はメディアが一部始終を市民に、広く国民に伝えるべきだと思うんですが、なぜしないんですか、それを。
今回の先決の議決もそうですが、そもそもの裁判についても、なぜ一部をそこだけ取り上げて話題にしようとするのか。
何の役にも立たないと思うんですけど。
それで何か世の中が良くなるんですか?なってきましたか?
いい加減に本質について考えないと、そして問題を根本的に解決していかないと、日本持ちませんよ。
地方に限らず。
これは日本国の問題として、ずっとこれまで3年数ヶ月において伝えてきたんです。
なので、いい加減メディアが気づいてください。
じゃないとマジで日本終わります。

では以上で終わります。
どうもありがとうございました。

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