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NHK放送テロを受けて辞任したNHK理事が1週間後に再雇用されていた件

NHKラジオ国際放送において、中国人スタッフが「尖閣は中国の領土」などと発言をした問題を受けて辞任をしたNHKの傍田賢治理事が一週間後にエグゼクティブ・プロデューサーとして再雇用されていた問題について、NHKに質問をしました。

またまたNHKの尖閣発言問題からの話題が出てきたということで、その報告です。
多くの方ご存知だと思うんですけれど、8月19日の13時過ぎからの国際放送において、中国人スタッフが「尖閣は中国の領土」であったり「南京大虐殺を忘れるな」「慰安婦を忘れるな」「731部隊を忘れるな」とか言った放送テロをした問題を受けて、傍田賢治理事が辞めたんです。
ただ実はその1週間後に再雇用されていたということを今回取り上げる問題です。

産経新聞を紹介したいと思います。

NHKのラジオ国際放送などの中国語ニュースで中国籍の外部スタッフが、沖縄県・尖閣諸島を「中国の領土」などと原稿にない発言をした問題を巡り、10日に引責辞任した傍田賢治前理事がメディア総局のエグゼクティブ・プロデューサーとして再雇用されていたことが26日分かった。

契約職員としての再雇用で、辞任から1週間後の17日付。傍田前理事はモスクワ支局長やアメリカ総局長などを歴任しており、NHK関係者は理由を「海外での取材経験など、これまでの知見を生かしてもらうため」と説明している。

問題を巡っては、国際放送を担当していた傍田前理事が辞任した他、稲葉延雄会長ら役員4人が月額報酬50%を1カ月、自主返納。役員の辞任は、記者らによるインサイダー取引問題で当時の橋本元一会長らが辞任した平成20年以来だった。

たった1週間で再雇用ということで、これに関しては毎日新聞さんの方で偽装辞任ではないかという批判的なものもありましたので、本日当事務所の方から質問状を送らせてもらったということです。
内容の方を紹介します。
こちら私がTwitterの方にあげたものですが、質問内容の方は村上ゆかり秘書が送っていただいておりました。

確かに理事の報酬は公表されていたと思いますが、このあたりはエグゼクティブ・プロデューサーの待遇も気になるところです。
傍田前理事は国際関係の経験も豊富だったということでのようですけれど、今回の件を受けて辞任されるのは結構なんですけど、すぐ1週間後に再雇用されていると確かに偽装辞任と言われても仕方ないのかなと思うところです。

今回村上ゆかり秘書が送っていただいたので、回答をそのうちいただけると思います。
いただいた回答は村上ゆかり秘書のXのアカウントで紹介いただけるんじゃないかなと思います。
いずれにせよ回答が早く気になるという方は、是非村上ゆかり秘書のXアカウントをこの機会にフォローいただけたらと思います。


NHKの役員の一覧です。

NHKの役員人事はやっぱり重要だと思いますけれど、なかなか役員が誰かということは、会長以外なかなかフォローしきれていなかったんですが、私も今回を機にチェックをしていこうと思います。

今回の件で傍田賢治理事の後任が原聖樹さんという方が新たに理事に就いています。
私の方でも調べてみたところ、政治部長の方だったそうです。
政治部長なので、お顔がこの方です。
下の方に紹介があります。

原 聖樹
1990年入局。大津局、大阪局を経て政治部。7年弱、官邸キャップを務め、現職に。

その方が今回、傍田前理事に続いて今回理事になられたということです。


NHKの役員の方々の人事というのも今さらと批判を受けるかもしれませんが、私の方でも意識的に追っていこうと思っています。
国会の方では稲葉会長には何度もご答弁いただいているんですけど、それ以外の問題ではこの山名専務理事にもかなりの会でご答弁の方いただいています。
ということでこの機会に知っていただけたらと思います。

山名専務理事の過去の情報が、NHK経営委員会の方に議事録に載っているんです。
追ってみたところ少し面白かったので紹介します。

同じく新任の山名啓雄です。山名はエンターテインメント番組のディレクターやプロデューサーを長く務め、「鶴瓶の家族に乾杯」や「ブラタモリ」などの人気番組を手がけてきました。昨年、制作局長に就任し、新番組の開発などに尽力してきましたが、それ以前には人事や経営企画などマネジメント業務も豊富に経験しております。山名には考査業務統括、広報統括、地域統括補佐、視聴者業務統括補佐を担当させます。特に広報局は4月からコーポレート部門に位置づけ、視聴者にNHKをより理解してもらう経営広報の取り組みに力を入れることといたしましたが、山名の豊富な番組制作の知見を経営広報の取り組みに生かしてほしいと考えております。

こういうNHK役員の人事も私なりに追っていこうと思っています。

NHKの方は、役員のほかにも経営委員会というのがあります。
こちらについては国会の方で、ある程度の権限が与えられています。
この経営委員会の委員の方は「この人でいいか」というのは国会で採決されるんです。
国会議員の半数以上の同意を得ると経営委員会の委員になれるということです。
今回は紹介しませんが、とにかくNHK役員・稲葉延雄会長、今回の傍田賢治理事の後任である原聖樹理事、その他諸々もチェックしていこうと思います。
なぜこういうことをしているのかというヒントなんですけれど、チャンネルくららさんが財務省の人事を積極的に動画で取り上げられておられるので、そういえば私もNHKの人事をチェックしないと思いついたということです。
今更ながらではすけれど、そういうところで今回紹介をしてみました。
皆さんからの情報なども適宜お寄せいただけたらと思います。

繰り返しになりますが、今回、NHK国際放送問題で辞任をした傍田賢治前理事が1週間で再雇用されたことについては質問を投げかけていますので、また回答の方をご注目いただけたらと思います。

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