安芸高田市サッカー公園人工芝改修工事完成式典での市長挨拶

安芸高田市長の石丸伸二です。
ちょうど桜が咲いて、いい季節になりました。
市長に就任して間もない頃、まさにここでサンフレの方に話しかけられました。
市長、人工芝直してくださいよ。
そこからこの事業が始まっています。

確認してみると、前の改修からもう10年以上が経過して、さらにその前の改修というのが、重ね張り、オーバーレイというのを2回もやっていたので、次は全面張り替えないといけないというのが判明します。
予想外に大規模な事業となったため、整備の計画、さらには資金繰り、ここに相当の時間を要すこととなります。

大変お待たせしました。
ついに完成です。

この事業の実現に際して、実にたくさんの皆様からご支援を頂戴しました。
そのお一人が、今年の2月に逝去されたダイソーの創業者である矢野博丈様です。
サンフレッチェ広島の未来と安芸高田市の未来にご期待をくださった矢野様に、この完成をご覧いただけなかったのが残念でなりません。
代わりに、今日ここでその思いを皆様と共有し、感謝の意を表したいと思います。

また、YouTubeのライブ配信の視聴者にもご支援を頂戴しています。
その中のお一人、8歳の女の子。
チャットのコメントを見ると、サッカーを頑張っているお兄さん達を応援したいって言って、お年玉から1万円を出してくれたそうです。

この公園には、実にたくさんの方々の思いが詰まっています。
その思いを糧に、安芸高田市はもっともっと盛り上がっていけるはずです。
市を代表し、応援してくださっている全ての皆様に、心よりお礼を申し上げます。
本当にありがとうございます。

そして、ここからさらにユースの皆さんが成長し、サンフレッチェ広島がさらに発展していかれるよう祈っています。
安芸高田市の未来を頼みます。
引き続き、ご支援とご協力のほど、何卒よろしくお願いします。

本当にありがとうございました。