ひなまつりのとしとり
今日。誕生日の娘の咲は ご機嫌でご馳走の皿を見 る。 咲は ひなまつり の日にうまれた女の子。
きっとまず さきに 飾っている雛壇よりご自分の誕生日のケーキだろう..。これぞまさに花よりだんごだ! 話かけてくる娘。 もう まてないか?
「でもね、雛壇もあったらテンション高くなるからいらないわけじゃなぁの」
妻の声かけにこたえる娘。ひとつ 娘は鼻声で言う
娘は花粉症の時期に入っている。花粉症ゆずりは、、、私から、、思春期にはいると
「うわ、最悪。花粉症だし パパのせい」とか言われるのか?
うーん、もぉ10歳か 。としとりの10歳か。まだ若いなぁ。だけど思春期のカウントダウン..。はやいともうじき..。そういえば妻は同じ中学校で会ったときに思春期の時期でやつあたりされたときもあったなあ、私の方が最悪じゃんか。娘よ
🎵誕生日の歌を大声でうたう咲。次の朝言ってもいない娘の誕生日を隣の人は知っている。たびたびすみませんと
あやまらなくてはならない。だが そっちのけに
「可愛らしいね 」と言われる。 たまに思うがあれはわざとか?まさかわざとを 可愛い と?
皿にカットされたケーキをおく妻。リビングのイスに腰をおろしケーキを眺める。人気のひな祭りケーキが安く手に入った。チラシのケーキも、本物のケーキも咲の大好きなイチゴがのせられている
大丈夫...。まだイチゴが好きなだけで若いから。 そう自分にいいきかせた
しっあわせそうな顔をしながらイチゴを食べる。ケーキにのっているイチゴじゃ不満なのか別の皿にイチゴが入っている。 イチゴパーティー?
.. としとり だから しりとりにもなるな。
「パパ、ママ と.し.と.りだからしりとりしよう?」と言って笑う
コラコラ、思春期を想像した私にその優しさは反則だろう。
「いいよ。」
最近知っだがフランス語でいいよを だっこ と言うらしい。 印象的フランス語でかわいい
妻はこう言った
「普通のじゃつまらないわ。花よりだんごとかのことわざにしない?」
「うぉー❗おもじろそ✨」
作戦A
簡単なのは残しとこう。咲は国語が得意だがことわざはなぁ~
「『風前のともしび』、はい び」
「ママ、ひでいい?
こり(これ )はだめ?」うーん😔とお互い顔を見合せ ま、いいでしょう となった、
「ひひ、」お悩む咲。つなげて ひひなど言うから可愛いく笑っているみたいだ
「ひ!ひな祭りぃ~‼」
あらら☆
「咲」と妻が言ったとたんに思春期ごろの中学生をおもいだした。なにをおもいだしたかって?
まぁ しょうもないが 咲という女の子が転校してきたな。というのだけだ。でも咲と同じ名前か。どんな子だったかな
「ちがう?」と言いひょいとはしを持ち返す。
「パパ、ヒントプリーズ?」
「そうはいわれてもなぁー、ひ ひ か」むずいなぁ
「今だけスマホで」と言いかけたら咲が..
「あ❗一個だけあった❗」という。どのみち またひ がきたらスマホ使う..だろう。
「『日の出の勢い』」
「おぉ!なるほど。」
「じゃあ い だな、、、『』」出てこず‼うーん簡単なのは..
「『石の上にも三年』」
「?(・∀・*)石に座ってるの?三年も」
「いやいやこれは、、『しんぼう強く続ければ、どんなことでもやがてうまくいく』って意味なんだ」
「あれ?でも待ってあなた。いやパパ。」
「ん だ~‼わーい
えへへ!」
「あ❕!くそん!」
あはは
「咲よりはやく終わっちゃたよー」
「ひぇーママも頑張んなくちゃ❗」
「えへへ、えっへん<(`^´)>」
「い からね。咲~?ママはパパみたいにドジしないわよ?」
「おぉい!」
「パパ おぉいこじまになった❗」
あははは
「『一寸の虫にも五分の魂』」
おっ!!ママ い でせめるか。さぁて問題の い だ
「ひぇ!ひぇ!」 また、困りが笑いにとらえてしまう。
「『井の中のかわず』詳しくは井の中のかわず大海(たいかい)を知らずの略。井は井戸 かわずはカエルのこどで..。」
「ん!」声がひっくりかえった。やけに詳しい❗..と思ったら、辞典をひらいている。
「あら!咲!ずるいわよ」 と言う妻。とうていばれているに違いない
辞典はでかいし、、、。
「反則負けぇ?」 と咲。
ーたしかにそうなるが..
「では❗審判の私めが判定します❗」
あはは、パパナイス、あはは なにそれ~あはは
普通に笑うときは咲、ひひとかじゃないんだ
「んーん!咲の反則負けぇ~‼」
あははは もおーパパぁ‼
笑い終わったころにはテーブルの上は からの皿がある。イチゴの別皿もからだ。
「さぁて ご馳走さまでした!」
「ごちそうさまでした!」
今日。咲の誕生日。プレゼントを渡してはみがきをして ねような。
「ありがとう!❗」プレゼントをうけとった咲。
あとは はみがきと、。おや 声がする。パパぁ 。一緒に はみがきしてる咲からの声だ
「イチゴが歯につまってる~‼」あはは!
「たくさんたべたもんなぁ‼」
9:00にはいつも寝たがるが今日は10分くらいまでおきていた
昨日。誕生日の娘の咲は変なことを言いだした
「あのね、夢でね。お雛様が出てきて、こう言ったの.『咲さんのお誕生日は私達の姫様と同じ日です。めでたいですわ。』って。」 だが、娘の咲の方が変なことを言われてる。
「お誕生日おめでとう って意味だよ。」
そう言うとわーいと喜んでいた。ソファーに座っている妻に咲が喜んで言う。
「ママ❗今日ね今日ね❕」
「そう!じゃあ私達も祝ってあげなきゃ❗」
「うん❗」
といい ソファーからおりた咲
「?」
と首をかしげる妻と私
妻がさきにといかけた「どうしたの。」
「あのね‼あのね これでお姫様の好きなもの調べる!」といい お雛様よりさきにしまっていた辞典をとりだした。辞典で姫様の好きなものは載ってない気がする。
「あっおー?咲?」
「お姫様お祝いするの❕だから好きなもの調べるっの」
「...ふぅ、調べよっか。」妻は スマホをとりだした。
なら俺も とおもい、スマホで検索。
意外にも真剣な咲の顔にためいきをついた妻も真剣に調べていた。 その場が静かになる
「だめねぇ」と妻がぽそりと言う
、、、。みつからないなぁ。 さっきから静かな咲は?
「ひひ ひなに、、。」
と呪文をとなえている
「ない」
がっくりした声で物欲しそうに言う
「ほら?ま まだ決定したわけじゃないし!」
「え?」トーンが下がった声で不思議に妻に問う
「だ だって まわりにお菓子がおいてあるでしょう?これってお姫様が好きなものじゃない?」
と、雛壇においてある和菓子を指さした
納得したの
か 「これが?!やった!さっそくお姫様祝わなきゃっ❗」
そうときまれば『善は急げ』
「ねぇ」と妻が呼び掛けてくる。
「ん?」
「和菓子じゃ不満な子なの。だから お婆ちゃんとかに聞いてみる 」
なるほど その手もあったな 咲は1つにしぼっても納得しない派か
「きっと詳しいと思うの」と言いスマホで電話アプリをたっぷした
「あ お母さん? うん うん」
「あれ?ママ?」と言う咲 きっと妻と一緒に買いに行こうとしたんだろう
「パパと行こっか。」
「..うん!」
ちょっと行ってくる と声をかけて出かける
電話中の妻も 行ってらっしゃい と言い身送った
すこし歩くと「パパ..」と話しかけてきた
「なんだ?」
「ママ..」
「ママは今 用事。」
ちがうのに..という顔をする咲 ちがうのか?
「なんだ 話してみ。」
「ママの後ろにね 夢に出た お姫様いた」
「...きっと咲に感謝してるんだ」
きっと..だ
「お菓子のコーナーはあちらです、」「ありがとうございます」
着いた..は良いがまよってしまった 我ながらださい..
「パパ❗あっちだって‼」
小走りしふりかえりながら言う 器用だ、その器用さをまよわないために俺にくれ、、、
「どっれが良いかーなー?」リズムをつくりだし棚の上から下まで見ている 。しゃがんだり、立ち上がったり、せわしないのはうちの子だけ。
すると、咲の大好きなイチゴ味昆布があった。
、、 「これも姫様にあげる‼」と言いだしたが 「きらいかなぁ?」と私に問いかけてくる
ようは 気持ちだ なんて小さいからわからないし「..自分の好きなもの渡すって素敵じゃないか」と言った だ、大丈夫だよな
「イチゴ味昆布..渡す..素敵ぃ?!」
「きゃー」
...ほっ 納得した..ふー いつもこれをつきあわせてるのか すごいなぁ 千里(妻)はすごいなぁ
「こーれ!」
と言い、もちあげる
「きまったか?」
「うん❗」
会計にいくとさっきお菓子コーナーを案内した店員がレジうちをしている
俺の顔をみてクスっと笑う
うっ‼ ちがうレジに行きたい!だが とうに並んでいる 逃げられない!!
顔があつい 咲が今振り向いて話しかけてきたらもっとはずいだろ...
咲はすごい嬉しそうな顔をして自分のお金で買おうとする おもわず..
「咲 、パパがだすよ。」と声かけてしまった なにがわるいかって咲が振り向かえってしまったら赤い顔をみられる!赤い顔ってかっこわるいだろ。。
「ありがとう❗」と振り向いて言う。
ひゃっ!!...あっ。でも笑って目つぶってるしみられない!!ほ。
すべて見ていたレジうちの人がクスクスと笑う
すべて見ていた防犯カメラも笑ってるような感じがした 咲。冗談でも「顔赤い」なんて言うなよ
帰り道は特に気をつけた、 道路、気候、ましてやころぶは一番きつい、もう一度買うことになる。
そこらへんにいる知り合いのおばさんも今や危険だ
知り合いのおばさんじゃなくても危険!立ち話に捕まったりしたら、、、咲がはやく帰ろうとすねてしまう
そんなことをおもっており、はらはらしたよ
すると、咲が「余りのお金お小遣いにしていー?」と言った 。手にお小遣いにしたいおかのね(お金
をもって言う
「60円だぞ?」と少し、ちょっと、焦った
まぁ60円だし
「いいよ。」 頭を撫でた
「ゃった‼」
「咲、鼻声なおったな」
(>ω<)/。・゜゜・「くしゃみしまくってバイ菌だしたの」
「そのぶん、家にばらまいたのか」
「」 だまりこむ咲。
「え、怒ってないよ。無言やめて、」
「」
怒ってないのに。
「おかえりなさい」
家にばらまいたのか の問いかけに答えずそのままかえった やっぱり女の子の扱いは難しい 一年生だから、だ。うん、、
「でも どの子もそんなもんでしょ」
と顔を近づけて妻は言う
「そんなもんかー?」
「へへっ たぶんねー」と妻は答え、咲のところに行く。
「おばあちゃんがね..」
奥で楽しそうな声がする。
袋からイチゴ味昆布をだし雛壇におく咲 それを見て、笑う妻 笑うというよりふきだしてる感じだ
「お姫様ありがとうございます」そう言いひとつおくれたとしとり だった
見てくださってありがとうございます
コロナのストレスに❗❗とおもい用意しました❗❗
ケーキバイキング