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家族とはなんなのかと考える

映画「ディア・ファミリー」を見てきました。
洋ちゃん主演だからと言うことで観に行きましたが想像以上にいい映画でした。

実話を元にした、娘のために人工心臓を作る父とその家族の話。
予告から感動ものかなぁと思っていたのですが、そこまで押し付けがましいものではなく、とにかく前向きに進む家族とその家族に心動かされて変わっていく周りの話で、人工心臓を開発していくプロセスも丁寧に描かれていました。

ここからは内容ネタバレになるので、ご注意ください。




主人公の坪井さんが娘の病気にショックを受けて落ち込むけど、すぐに行動に移して娘を治してくれる病院を世界中から探そうとする姿が前向きで、このお父さん素晴らしいなと思いながら見ていました。そしてお父さんの背中を押す奥さんもすごくかっこいい。
姉妹も仲が良くて、病気の次女を見守りつつも、命が短いことを知って涙する姿に泣いてしまいました。

諦めない坪井さんに心を動かされる富岡さんもよかった、中盤からは坪井さんさんの夢を一緒に叶える重要な役どころで、その役が松村くんというのもすごくいい✨

次女のよしみも、生きている中で一生懸命父親のために仕事を覚えていたりと、とても直向きな子で、日記を家族が読むシーンもまた泣いてしまいました。


最後のインタビュアーとのやりとりも、坪井さんや家族の思いが、誰かの命を救ったことを当事者の方から告げられて、そこで初めて坪井さんは娘との約束を果たせたと実感できたんじゃないかな…と、感じてまた涙。

大変なことばかりで、子どもとの時間を取ることがあまりできなかったけれど、それでも娘を救いたいと言う気持ちから、多くの人を救いたいという思いで目標を実現した坪井さんは本当にすごいなと思いました。


見た後、なんだか自分も諦めずに何かに打ち込みたいと思える映画でした✨✨

エンディングで流れた主題歌も良かった。ちゃんと映画の世界観とリンクしていてまたうるっときてしまいました。


こういう映画に好きな俳優さんが出演してくれたのは本当に嬉しいです☺️

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