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【安住の日々】森脇康貴 | 5月24日(日)

今日もまたオンライン稽古をしている。

いま参加しているのは、コメディ専門の演劇作品を作っている東京の劇団「コメディアス(@come_dias)」と共作する映像作品。そこに安住の地から自分と岡本さんがそれぞれ俳優とスタッフで参加させてもらっている。オンライン稽古なので、他府県に住む人とでも身体を移動させずに会えるのは本当に便利でスケジュールの都合もつけやすいな~~~と毎回感じている。

オンライン稽古は、ミュートと映像OFFにしている状態でも一方的に「参加」できるというのが面白い。「ちょっと用事で」とか「トイレ行ってきます」など、理由はなんであれ離脱のハードルが比較的低い。こちらが確認しなくても戻ってくるという安心感がどこかにある。
しかし今日は、岡本さんが完全にいなくなった。オンライン上で「完全にいなくなる」というのは、画面上では先ほどのミュート+映像OFFで参加している気配が流れているが画面の向こうにはいないというもので、まあまあな事件である。

岡本さんはとてつもない能力を持つ代わりに、人の倍ほど睡眠時間を必要とすることがある。たまに「14時間寝た」というツイートをしている時は本当に14時間寝ている。自粛期間が始まってから色々と作業が増えたためか、この日はオンライン上で完全に寝落ちしてしまったようだった。画面上の皆さんには僕から「忙しかったのかも、たまにあるんです」と伝えその日の稽古を終える。稽古が終わり全員が退出するときも、zoom上では「岡本昌也」の名前だけが残っていた。

こういう場面に大学の頃から何度も遭遇しているので、いまでは9割方「寝てる」とわかるのだが、残りの1割は「家のドアを10回ぶん殴る」ときの反応でしか僕はわからなくなってしまった。とはいえ、突然連絡が途絶えるというのは岡本さんだからと言っても毎度のことそこそこな心配事である。毎回ドアを10回ぶん殴って寝ていましたでは近所迷惑なので、だいたい12時間以内に連絡があれば最近はセーフにしている。他の人だったら急に12時間も連絡が途絶えたら飛んで行ってるだろう。

深夜。岡本さんから「すみません昏睡していました」と連絡が入る。どんな体勢で寝ていたかもおおよそ想像がつくようになってきたのが怖い。
そして判断基準のグラフが9割からちょっとだけ増加したのを感じながら眠りに入る。そんな一日だった。

最後にコメディアスのことを。いまオンラインを通じて作品を創ることがSNSで注目されているので、この作品からコメディアスがより多くの人に見てもらえるきっかけになれば本当にうれしい。現在youtubeに挙がっているリモート授業のコメディもまだ掲載して間もないのに再生回数が5000回を超えている。(凄い。。。!)面白いのでこちらも是非見てみてほしい。
コメディアスは現在東京を拠点に活動しており、今回は安住の地の日下七海が出演した前作から第2弾のコラボ企画となる。この日記を投稿している頃には少しずつ情報が流れ出すと思うのでまた共有していこうと思う。どうぞお楽しみに!
安住の地でもこれから作品を皆で作り発表できればと思っているのでどうぞとゆっくりとお待ちください。

と、自分の日記は今日で最後となりました。最後に良い感じに絵が描けたので勝手に満足してます!
そして安住の日々は折り返しを迎え、ここからが後半なのでまだまだお楽しみいただけます!あー楽しかった!つぎは誰かな~~~~~~~~!


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