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No.639 「三段論法」を捨てるとき【エッセイ】

筆者は、ブログを書くとき、ついつい「三段論法」で書いてしまいます。

三段論法は、日本人に沁みついているのでしょうか。

筆者が私淑する認知科学者の苫米地英人カーネギーメロン大学博士は、著書「人を動かす[超]話し方トレーニング」などで、三段論法を捨ててくださいと仰っています。

代わりに「トゥールミン・ロジック」で書けば、説得力が飛躍的に上がります。それがわかっているのですから、導入するしかないです。

これまでは一番大事な「主張したいことそのもの」が脆弱でしたので、論理構築法まで気が回らなかったです。

しかし、現在の筆者は、「主張したいことそのもの」が最低限まで到達した感があります。よって、なるべく早く「三段論法」を卒業します。

今後筆者は、苫米地博士の書籍で「トゥールミン・ロジック」を学びなおします。

筆者は、昨日まで「トゥールミン・ロジック」のD,C,W,B,Q,Rの「6論理」のうちD論理(データ)の意味を勘違いしていたようです。「いかに三段論法に毒されていたか」、思い知りました。

最後に、「三段論法」について解説します。

これは、「AはBである。BはCである。よってAはCである」という論理構築法です。しかし、物事に絶対(ここでは「A=B」,「B=C」のこと)はないため、AとCの間には、少なからず齟齬が生じます。だから、三段論法はNGなのです。

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