ノベルジャムに向けて、自己紹介

普段は粛々と20枚の脚本を書いたり、ブログをひょっこりと更新しているような職人って感じだったので、特に発信していませんでした。

なので、この機会に改めて自己紹介をしてみようかなと思います。

今回はノベルジャムの運営さんからテンプレをいただいたので、そのご厚意に乗っかっていきます!

「著者」・「編集者」・「デザイナー」共通の質問
◯お名前(ペンネーム)
アンジェロ

◯SNSアカウント(あれば)

twitter

https://twitter.com/VhPww?lang=ja

ブログ「シナリオ工学」

https://storyanalize.site/
◯ご自身のキャッチフレーズを20文字以内で書いてください。

「物語の魔法を解体する者」(中二感)

◯現在、お仕事は何をされていますか?

脚本の学校を通いながら、フリーター
◯好きな作家、好きな作品は?(複数回答可)

森見登美彦「四畳神話体系」

◯作家(デザイナー/編集)としての経歴を教えてください。
コンクール→なろう→ブログ→学校→脚本→コンクール→? って感じです。

◯あなたの代表作は?(WEBで閲覧・購入できる場合はURLを添えてください)

前回のノベルジャムで書いたやつです。


◯ノベルジャムに応募したきっかけと意気込みを教えてください。

twitterのタイムラインを平泳ぎしていたら、たまたまノベルジャムの記事を見つけてしまいました。

「これはブログのネタになりそうだ」と思って、応募したのが第2回。

そこでとてもとてもいい縁に恵まれたので第3回もって感じです。

◯「編集」とは何だと思いますか?

本を面白くするための客観的な視点であり、作家を支えたりひっぱったりするパートナーであり、最初の読者であり、いろいろです。

意味や定義は後からつけられるものとしておきましょう。


◯最終目標は?

ウィンブルドン

「編集者」への質問
◯あなた独自の販売ルートはありますか?

独自じゃないですけど、ブログとかですね。

あと、前回の他の参加者の動きを参考にしつつって感じです。

◯あなたが担当する(した)著者にメッセージをどうぞ。

 第三回から参加する方に向けて、ノベルジャムに関していろいろな人がnoteやtwitterで発信していると思いますが、賞のことはたくさん語られているので僕はそれ以外のことを書いていきます。

 前回は著者として戦々恐々としながら「2泊3日で本当に電子書籍ができるのか?」「チームで小説を作ることができるのか」と参加しました。

 今まで電子書籍を作ったことなんてないですし、チームで書いたこともない。何より短期間でゼロから(プロットなし)小説を書き上げた経験なんてゼロだったからです。その時の心境はドナドナされる子牛のようでした。

 しかし、実際に参加してみたら、ノベルジャムはお祭りのようなものでした。お題が発表された後の「あー斜め上過ぎてやばい」と頭真っ白ワールドの状態の時、励ましてくれたのは声も交わしたことのなかった一人芝居の女性でした。僕の目の前で3つのお題にその場で応え、物語を作ってくれました。

 その様子に勇気をもらって、編集さんやデザイナーさんと協力しながら、            なんとか小説を書き上げました。そう! それが「リルリルリルリと俺の選択」です! プロットが曲がりに曲がって頭のネジが飛んだキメラのような作品でした。(当初は、純愛ラブコメを書こうとしていたんです! 本当です!) 

 きっと、僕みたいに参加しようとしたものの不安で「やらかしたー」と思っている方がいるかもしれません。同じようなプレッシャーに押し潰されそうな方もいると思います。

 でも、大丈夫。誰もが温かく迎えてくれるし、サポーターの方もいますし、困ったら編集を頼ればいいのです。編集がいるのといないのとでは全然違います。気分は一流のプロ作家です!(頭がお花畑)

 それにノベルジャムはただ賞を取るためのコンクールではありません。お祭りです。おいしいごはん(重要)、いろいろな講座、まだ見ぬ仲間、チームで小説を書くという初体験の連続、色の違う人との出会い。いろいろあります。

 受付から始まり、最初のチームビルディングでは、今まで顔を合わせたことのないような人と顔を合わせたり、話したりするかもしれません。緊張胃がキリキリするかもしれませんし、自分の場違い感に「あー終わったー」と思って息苦しくなることもあるかもしれませんし、相性の合う合わないもあります。

 しかし、自分とは色の違う世界感に触れられたり、良いご縁に恵まれたり、自分自身の可能性の扉を開くきっかけになったりと、実は最高にエキサイティングなことなんです。

 コミュ症でも大丈夫! 誰もが温かくあなたを迎えてくれると思います。最初は上手く話せないかもですけど、一緒にご飯食べたり、ぬるいお風呂に入ったり、一緒に創作活動をする中で勝手に打ち解けてきます。

 ジャムなので、その場で作られる関係性やコミュニケーションを楽しむ、くらいの楽な気持ちでいましょう。

 それにこういうイベントですから、一癖も二癖もある人が大勢来ます。前回はマイク奪って、ラップ始めたり、ギター弾き始めたり、お芝居始めたりする人がいたりしました。飛び込み歓迎、何でもありな土壌なのです。非日常のお祭りなので楽しんだもの勝ちってことですね! 

 そもそも、ほぼ2日間で作品を完成させるなんて、ノベルジャム以外の著者も編集もデザイナーもやったことないと思います。それってかなりすごいことなんです。書き上げたら、今後の創作活動の自信になるはずです。

 もちろん、賞も講評をダイレクトにもらえます。こういう風に講評をしっかりもらう機会なんて、まずないですよね。少なくとも小説家になろうの界隈ではなかったです。電子書籍の界隈でもここまで真っすぐな感想や講評を聞くことはできないんじゃないでしょうか。

 そんな講評で自分の至らないところが分かったりします。それはもしかしたら、傷になって痛みだすこともあります。そんなときは筋肉の繊維を切ったと思って、「あ”あ”ー筋肉痛”!」と叫びましょう。筋肉痛を超えたら、あなたの創作筋も一段階太く丈夫になっているはずです。レッツ筋トレ! さ、ストレッチしたら、アブローラーで腹筋壊そう!

 他にも辛いことや苦しいこと(主に徹夜)はありますが、書き上げたときの達成感は格別です。もう達成感やら、楽しさやらで3時間睡眠でも全然眠くないみたいな不思議な状態になります。

 なにより、ジャムですから、チームで即興で物語を作るということを楽しみましょう。お題とその場でできる空気感、持っている知識や経験を振り絞って、チームで電子書籍を出版するなんて体験はめちゃくちゃ貴重です。「いい経験になったなー、ブログに書いちゃろ!」って感じで、ネタになりますよ。

 もちろん、楽しいだけじゃダメだって考えることもあります。が、賞という実績や短期間での自信、講座での知識や心意気、気の合う仲間との縁など、ノベルジャムの外側にも持っていけるものはたくさんあります。いろいろ吸いましょう!

 きっと始まるまでは何かと不安に襲われることがあると思いますが、きっと大丈夫です。あなたの中にある勇気を信じましょう。参加を決心したあなた自身を信じましょう。困ったときは隣にいる心強い仲間が支えてくれるはずです!

 なんて、ガラにもなくちょっぴり良いことをつらつら書いてしまいました。とにかく、お祭りを一緒に盛り上げ、楽しみましょう! あと一緒に筋トレしましょう! 楽しんだやつが優勝です!

#noveljam

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