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真賀里さん、大好き!

ちょっと前、81歳で80日間世界一周を果たした女性がいたが、先日86歳で新たなスタートを切ったすごい女性にお会いした。

日本で初めて立体アニメーションを創った持永只仁氏の弟子で、彼から人形アニメを1から学び、日本のアニメの黎明期から映画やTV番組、CMで1000本以上の作品を作ってこられた大ベテランの真賀里文子さんだ。日本で唯一人形アニメーションを教える「アート・アニメーションの小さな学校」の校長で講師としても指導をしてこられた方である。彼女が、今年の5月に、今までの職を辞し、新たにハイレベルなアニメーターの育成機関である私塾を立ち上げられたのだ。そのPRと彼女の今までの足跡を辿る映像を創るために訪問し、インタビューをした。

最初は1時間の予定だったけれど、とても彼女の体験の厚みを語り尽くせない。結局4時間、闊達でスピーディーなトークが続いた。身振り手振りの表現も豊かで、しかも茶目っ気もあり、人を惹きつける魅力とパワーに溢れている。86歳という年齢が邪魔なくらい、エネルギシュで若々しい。

60年以上おそらく過酷な現場であったことは、同じ業界にいる私には容易に察せられる。1週間に7本、1秒に30コマという驚異的な撮影数を聞いて頭がクラクラする。

そんな立体アニメ制作の仕事を長年続けられた実績と自信、後継者を育てたいという情熱。その笑顔は眩しいオーラに包まれて輝いていた。

またお会いしたい、一緒に飲みたい、もっとお話をしたい。アニメへの愛と人への愛に溢れた素敵な真賀里さん。大好き💓

YouTube「アニメの森」で配信中です!https://youtu.be/aqTasWjw7fs

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