身の上相談的な#31.同級の彼、想いは募るばかりで苦しい。
忘れられずに悶々とする日々
20代公務員女性です。
在学中に好意を寄せていた同級の男性が忘れられません。サークル以外、2人で映画や美術館に出かけたり、何度か食事もしたりしましたが、噂では付き合っている方がいるようでした。そのため諦めることにしました。
その後、私は就職し忙しい日々を過ごすことに、そして彼は留学し、しばらくは疎遠になっていました。
彼は帰国後、大学の研究室に戻ったようです。一度は諦めたはずでしたが、どうしても忘れられず、「ご迷惑かも知れませんし、困ると仰るかも知れません。けれども、今でも好きですと言わせてください」という趣旨で思い切って手紙を書きました。
彼は、すぐに返事をくれました。「とても嬉しく思います。これからも尊敬できる大切な友達でいてください」とのことでした。彼を好きになれた幸せを感じ、人を好きになる気持ちを教えてくれました。
ただ、お互いに忙しく、住んでいる地域も離れているため連絡は取り合っているわけではありません。
たまたま、テレビで恋愛系のドラマを視ていた際、ふと、彼を思い出しもう一度会いたいと強く思うようになってしまいました。心から好きになったのは彼だけです。思いは募るばかり、悶々とする日々を過ごすことがとても苦しく感じます。心の持ちようをご助言ください。
タケさんが思うには
あなたが彼を忘れられず、思いを募らせることで自ら苦しめているのではないかな。おそらく彼との関係性、それは距離感が大きな要因だと思う。
恋人として付き合っているわけではなく、そうかといって身近な近しい友達のように会ったり遊びに出かけたりしているわけでもない。
つまり、彼を理想の男性として描いてしまっているのではないかと思えてならない。例えば手紙の返事が、あなたの心が描いた理想、こう答えて欲しいと考える内容にピッタリだった、そのことで彼を理想の人にしてしまったのではないか、そんな風に思える。
もっと踏み込んでしまえば、もしかして幻滅するかもしれないという恐怖も否定はできないし、適度な距離感がむしろ心地よいと感じているのではないだろうか。
彼を憧れのまま幸せ感を持ち続けるのもいい。もう一度、会いに行くのもいい。そして現実を知ることもいい。もう一度会いたいとう気持ちに悩みながらも、その現状に必ずしも嫌がっていない、
理想のままか、現実か、前に進みたいなら、選択するしかなさそう。