今日のレッスンVol.9

お久しぶりです。
レッスンをサボっていたわけではなく、記事を書くのをサボっていただけです。
おかげさまで生徒が着々と成長していて幸せです。

今日はギターのニュアンスについて。

よくきく話
「あの人は上手くないけど感情が乗ってるよね」
「上手いだけでつまらないなぁ」
これらは全部嘘です。
感動させている時点で上手いし、つまらないと感じさせてる時点で下手です。
いわゆるニュアンスが下手な人は「生きた音」になりません。

自分は5年前、ギターが歌に勝てる方法を模索するため西東京の山に籠って「ビブラート」と「ニュアンス」の練習をし続けました。
フレットが全て無くなったころに山を降り、今があります。

ピッキングの速度と深さ

エレキギターの音量は手元のボリュームやアンプのツマミで変化させることができます。
しかしここでは、ピッキングの速度と深さのみで音量をコントロールする練習を行います。
音量を0から10の段階で1つずつ上げていく練習をしましょう。
0を出すイメージがとても重要です。
エレキギターは少し弦に触れただけでも音が出ます。
これを利用して0を出してみましょう。
10まで行くときに、ピッキングに力を込めるのではなく、ピッキングの速度を上げます。
また、ピッキングの深さも変えると良いでしょう。

0は浅く遅く
10は深く速く

慣れてきたら、クロマチック練習や他のスケール練習に組み込み、
1拍目は0、それ以外は10
4拍目は0、それ以外は5
など、バリエーションを変えて練習してみます。

弦ごとに強さが全然違うので、最初は苦戦するかもしれませんが、ぜひやってみることをオススメします。

おわり


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