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オンラインでボードゲームのテストプレイ!!②

皆さんこんにちは。アニマルウィップのレグルスです。

ちなみに私たちアニマルウィップは「学生だけでゲームマーケットに出展する」様子を発信するために集まった団体です。
詳しくはこちら

また、第二期として3グループが同じようにボードゲーム制作を始めました。
Aチーム「Tetra Jacks」
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Bチーム「元カノが復縁してて鬱」
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Cチーム「笑学壱年生」
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少しでも3チームの役に立てればいいなぁ。


そもそも「Udobnarium」とは。(通称うどん)
「どどんとふ」というTRPG支援ツールが2020年に利用できなくなったため、「ココフォリア」と並んで広く使われています。


前回の記事ではテストプレイの最低限のラインを整えるため、カードの作り方とルームを保存する/読み込む方法を紹介しました。


ユドナリウムで出来ることはカードを作るだけではありません。今回はもっと色々出来るということを紹介する記事です。

まず覚えるべきは
「テーブル」→「マップマスク」→「地形」・「カード」→「キャラクター」
です。

順番も大切で、ユドナリウム上では階層が決まっています。これを使いこなせば大抵のことは出来ます。(色々な技がありますが、今回もボードゲーム制作に必要なところに絞ります)


TRPGでの使用方法だけを記して後で細かい紹介に移ります。

「テーブル」

ゲームマップ、ダンジョンや街の地形などに使われます。ユドナリウム上では最下層になります。移動不可、回転不可、固定済み。

「マップマスク」

ダンジョンの一部を隠したり、ルールの補助に用いたりします。
ユドナリウム上ではテーブルの一つ上になります。移動可能、回転不可、固定可能。

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「地形」

厚みがあり、固定するまでは半透明となります。TRPGでは迷路や街並みまで作ってしまう人がいます。移動可能、回転可能、固定可能。

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マップマスクより上になり、デフォルト設定ではサイズ2の立方体が出せます。画像は床(上下)と壁(側面)に分かれており、共に変更可能。積み上げることもできます。

ちなみに積み上げた状態で「固定」し、乗せてから土台を消すと物を浮かせることが出来ます。マインクラフトみたいですね。
TRPGに実際に使っている方のTweet。

機関車も作れるみたいです。オンラインボードゲーム会を主催されていてユドナリウムの機能にとても詳しい方。

「カード」

カードです。唯一山札にすることができ、山札状態ではまた出来ることが変わります。移動可能、回転可能、固定不可。

「キャラクター」

全ての階層の上に乗ります。その名の通りキャラクターを示します。
移動可能、回転可能、固定不可。


※小さな違いに感じると思いますが、マップマスクは後に作ったものが上に、カードは動かした物が上に来ます。(重ねてみると分かります。再現したいことが上手くいかなかったら違う種別で作ってみよう)

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例:地形、マップマスク(黒)、マップマスク(ゴブリン)、カード(山札)、地形、カードの順に積みあがっています。


ボードゲーム制作において

「マップマスク」はゲームボードや個人ボードに使いやすいです。コピーができないため、「テーブル」は使いにくいと思います。

「カードを重ねて数字を示す」ことは難しいです。動かしたカードが一番上に来てしまうためです。数字を示すだけならサイコロ/ダイスを使いましょう。ちなみに右クリックで「ダイス目を設定」できます。これで00から100までは示せますよ。

「テーブル」

何もないところに右クリックをすることでテーブル設定を開くことができます。ここで「画像」「背景」を変更できます。

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まずは前回の記事と同じ方法でカードを読み込みます。(ドラッグアンドドロップでOK)

「背景」を変えるとガチャガチャするので変えるのは「画像」の方だけでいいと思います。

また、テーブル(最初は森の絵)の大きさを変更できます。
アニマルウィップが現在作っているゲームに関しては現実世界のサイズに合わせるため60cmかける60cmとしています。

「テーブル」の一番良いところはグリッドを表示できることです。これにより実際のサイズ感や配置をイメージしやすくなりますね。
※ここのチェックボックスを埋めていない場合は物を移動する時以外でグリッドが出ません。

画像3

アニマルウィップの新作のプレイ後の風景です。物多いなぁ。

左側に見えるのはカード等の保管場所です。コピーしてテストプレイを行い、いらないものを消せばZIPファイルを再度読み込まなくてもまた遊べます。
また、「〇〇のカードを1枚だけ増やしたい」などの要望に応えやすいのでオススメ。


「マップマスク」
「地形」

この二つはほぼ「カード」と同じ使い方が出来ます。「〇〇を編集」から「画像変更」などをしてください。

「キャラクター」

ボードゲーム制作で使うとしたら、ミープルやスタートプレイヤーマーカーにすることが多いです。TRPG用にステータスがついているため、大きな数字を管理したいときも便利です。また、プレイヤーの名前を書いておくことで右担当、左担当などのすみわけがしやすいです。

耳寄り情報

ユドナリウムでテストプレイをしていると、わざわざ3Dじゃなくて良いなと思うときがあるかもしれません。ココフォリアは2Dマップなのでそちらでもいいのですが、「ユドナリウム2D」というものもあります。

こちらの「よっしー」さんの「カードデッキエディター」「ユドナリウムテ2D」めちゃくちゃ有用なので使ってみてください。


今回も基礎の基礎でしたが、
「テーブル」→「マップマスク」→「地形」「カード」→「キャラクター」
という階層について紹介してみました。

参加者が無料で使えてることでテストプレイに誘いやすいという利点もありますし、無料って凄いなぁと感謝しっぱなしです。


執筆:レグルス

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