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いつかの話 6

夏の日 近所の小川にて

蛍さんとのお話
手に乗って話をしてくれた。

蛍さん→✨
わたし→◯


◯今年もこの場所に来てくれてありがとう。水がきれいっていうことよね。

✨そうでもありません。ここしかありませんでした。
けして美しくはないけれど、きれいではないけれど、
ここが1番居心地がいいです。安心できます。
ここにはまだかろうじて自然があります。

◯そうなんですね。(そのメッセージにドキッとする。)

✨わたしたちは儚い。儚さが美しさ。
一生懸命今を生きる。今光輝くのです。
 
◯ほんとに美しいですね。

✨そう。今ここにいる。最高の自己表現でしょう?

◯そうですね。
ねぇねぇ蛍さん、あなたたちは妖精ですか?

✨ふふふ
妖精なのかなぁ?わたしたちは少し幻想的でしょ?
そう言われても悪くはないかもしれない。

◯そうなんですね。
ねぇねぇ蛍さん、この自然と蛍さんような虫さん達と
共生するのにはどうしたらいいですか?

✨すべて愛しい命。大切にするのよ。
みんな光の存在。あなたたち人間だけじゃない。
いろんな存在が光輝いている。命は平等。

みんなつながっているから。
自分を大切にするように、
植物も虫たちも、動物も
自然も大切に敬う心があれば、

もっともっと私たちは輝くことができる。
のびのびと輝くことができる。
美しい世界をみんなでつくることができる。

◯ステキなお話をありがとう。

✨わたしも楽しかったよ。
会いにきてくれてありがとう。

◯こちらこそどうもありがとう。
元気でいてね。

✨夏を楽しむよ。

◯うん、楽しんでね。私も楽しむよ。
ありがとう

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