最終幻想と私。
第一章 ネットゲームと私。
私は、人生のとても大事な期間を、ネトゲ廃人として過ごしていました。
それはもう、学校行くぐらいならネトゲしてた方がいいやってぐらい。
良く卒業できましたってぐらいに、もう。
その時期の話は、また別の物語なので……
その内、お話する事もあるかも知れません。
ネトゲ廃人を経て、モンハンの起こした空前のPSPブーム時には
一生PSPを握りしめ微妙に消費が充電速度を上回る充電器に苛立ちながら
モンハン廃人を経由したものの、社会に出た後には……
その……ちょっと色々あって、ネットゲームどころでは
なくなってしまった訳ですね。
廃人ではなくなっていたけどずっと続けていた某MMOもふっ……と触らなくなって。こういうのって毎日続けてたのがふと何かの事情で
数日も遊ばなくなると、もうダメなんですね。モチベーションが戻らない。
第二章 ネットゲーム再び
その後ネトゲに触る事ができない訳ではない……程度に生活がマシになった頃、ネット上の知り合いが何かと『〇〇(ゲーム )部作ったぜ!皆で遊ぼ!』
などと有難い事に誘ってくれたりする訳ですよ。
いや強く誘われたりした訳じゃないな……勝手に混ざってたというか……
まあそんな訳で、色々なゲームを触る訳ですがまあまあ皆飽きっぽい。
大体1人や2人、そのゲームをガチで遊び続けている人が居て
そういう人が音頭を取って終結!するんですけど
まあ私が完全に、ゲームを必死で遊ぶ事ができなくなってるんですよ。
毎日、毎週、何曜日、何時……課題となるクエストをこなし、
皆と遊ぶ時以外はソロで素材集めやストーリー進行、戦闘やらなんらやの予習復習をして……解らない事はWikiを見て……
仕事より仕事じゃん! これらの行為が全く楽しくない訳ではないのですが
どうにも身が入らず、皆とは進行度で差が開くばかり。
その内皆もゲームに飽き、〇〇部は廃れていく訳ですが、皆は結構良い所まで遊んで充実した顔で飽きていく中、私はなんかミミズとか叩いてる段階な訳ですよ。
あのゲームもあのゲームも、そのゲームも大体そんなパターンでした。
とにかくネットゲームを遊ぶ上で一人でこつこつ努力する事ができなくて。
遊びなんだからとにかく、意識を高めたり気を張ったりせずに、
ヌルヌルにぬるま湯に浸かって遊びたい……
ストイックに研鑽を積んだり努力をするなら、コンシューマーゲームの方が
よっぽどお手軽でハイレベルな体験ができるじゃないか、とも考えていましたね。
第三章 ファイナルファンタジー
前置きがめちゃくちゃ長くなりましたが、そんなある日、
いつもの様に強く誘われた訳でもない人々の集まりに
人の温もりを求めて寄っていく私の姿が。
今回の部活の名前は『ファイナルファンタジーⅩⅠⅤ 新生エオルゼア』
(以下、FF14)2013年からサービスを開始した老舗のMMORPGですね。
以前から何度も、ネット上のいくつもの集まりで部活をやっているのを見ていたし、普通に遊ぼうぜ!みたいな誘いもあったのですが。
その……前身となったゲームの評判の悪さとか、他ゲームのファンボーイが
このゲームを揶揄する言葉やイメージに影響され、私はこのゲームをずっと敬遠してる所がありました。
それがなぜ今になって遊んでみようと思ったのかは……
謎です。
世の中のゴタゴタによって、ある程度暇ができたとは言え、
部員さん達は皆めっちゃ仲がいいという訳でもなく……
ぶっちゃけ今でもそんなに自信はない……
謎です。
とにかく、私はある日ふと思い立ってFF14のスターターパッケージを購入していました。無料で手に入れるチャンスもあったのにダウンロードすらしなかった私が。
そして1日後には拡張パッケージも購入しました……ちょっと損しました。
そこまで進んだ訳ではなく、初心者向けの装備が貰えるコンテンツが拡張パッケージを導入しないと利用できなかったからです。
オシャレ着も欲しいし、うーんうーん……と悩みながら、
初期投資に結局15000円ぐらいかかったでしょうか。
ふっとこの世界に飛び込めたのは、時間もですが多少のお金が手元にあった
というのもあったでしょうね。暗黒時代は仕事は今の3倍やってたのに
お金は半分……よりちょっとあるぐらい……
この話はまた今度にしましょう。
第4章 エオルゼアに立つ
という訳で、のどかそうな所の方がRPGの序盤っぽくて遊びやすいのではないか、と田舎っぽい都市、グリダニアに降り立ったマイキャラクターです。かわいいですね。
うさぎキャラを作りたかったのですが、うさぎ種族は拡張パッケージを導入していないと作れず、なおかつかなりの長身で少しイメージに合わなかったので、ちっちゃいララフェルという種族にしました。
『情欲に溺れるばかり(主観)の両親に呆れ、自分探しの旅と称して
家を飛び出した少女。周囲の人間には自分はララフェルだと言って通しているが、小柄なだけで別のいきもの』
うん、微妙に世界観に寄り添わない設定ですね。
こういうのは言ったもん勝ちですよ。
お目当てのうさみみ装備が手に入るまではずっと頭を隠したり別のけもみみで擬態したり、微妙に身長が高かったりと、それっぽい工夫はしたんです。
あー、うさみみは地の耳が隠れないのか……
むしろこちらが種族を偽る為のつけみみだと言う事にして、
耳を食む様な間柄になった人にはバレちゃったりする事にしよう……
耳を食む間柄、何?
うーん、かわいいですね。
余計な事を書いていた所為で随分と長くなってしまったので、
ゲームの内容についてはまた別の機会にお話できればなと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?