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傷つく覚悟という戯言

傷つく覚悟はできていたはずなのに
いま、また鎌首を持ち上げ
行き場のない想いが溢れてしまいそうだ

自分の先入観や文化、経験によって、
同じ時間や空間を過ごしたとしても
どうも感知は多様で単純に比較なんてできない

傷つく覚悟というのは
この比較してしまうことを許すということ
自分と相手を許すこと

5年が経過したというのに
つい先程のことのように
行き場のない想いが体をめぐる

夏目漱石がこんなことを言っていた
「君、弱いことを言っちゃいけない。僕も弱い人間だが弱いなりに死ぬまで一生懸命頑張るだけだよ」

そうだった
今あるままの自分を一生懸命生きる
だからこそ
この体を時代が駆け巡っている
行き場のない想いこそ
一生懸命さの現れなのかもしれない


大切なひとの大切な日に想う

世の中、人との関わりが薄れがち、あなたに繋がれて感謝です。