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遊びながら、内側に問いかけられたこと

都内某所で企画された
愛すべき「もらすとしずむ」と一緒に遊ぶ会

360度双方向的なことしたいという趣旨の話を聞いた
そのことと今回が繋がっているのかは不確か

今回のライブショウは
リアルスネークマンショーのようでもあり
観客の参加型観賞は大袈裟に言えば
フエルサブルータのようでもあるのか
ライブに参加したものだけが味わうことの出来る
ドキドキなワクワクが漂う空間だった

視覚的には180度半球であったけれど
演者のひとりであるホシノメグミさんは一貫して
他の演出の中でも
観客と同じ目線からのダンサーとして
会場全面をステージ化して
スポットライトがないのに
時に佇みその密かな鼓動と温もりを放たれていた

もちろんスポットの当たるダンスは波動があり
1日目の椅子を2日目にはパラソルに変えての演出は
艶やかさをアップして魅力が拡散されていた

他言無用の演者と観客が一緒に作り上げるライブを導くための肝だったと思う

飯塚友浩さんのダンスはこれで3回目くらいだが
毎回キャラクターや設定は違うのに
彼が醸し出す引力がすき

ハクション中西さんはお初でした
あのフラットな空間の中でスポットライトを浴びて
噛んでなさそうなのに噛んでいるのか
噛みそうなのに噛んだでないのか
微妙にズレたところでの間と落としが絶妙

1日目のシュールなコントの熱量から
2日目の分かりやすいコントを披露した
どちらもオモロ

なんだ映像があったからでもあり、でもなく
レーザーや照明が融合したからでもあり、でもなく

もらすとしずむフルメンバーたからなのか、でもなく
ハブなのかな接着剤なのかな
彼らのサウンドは前衛でもBGMでもなく
私が身を置く今この瞬間をスパークし身体を巡る
体内液となっていました

細胞は3ヶ月もすること入れ替わるのに同じ人間として保っている交わっているようで交わらず、自身の細胞レベルではある種の多様性があって成立している
しかし、それを意識することはまずない
今回のライブはそれを見える化することでもあったのかもしれないと
内側に問いかけられたことへの反応としたい

世の中、人との関わりが薄れがち、あなたに繋がれて感謝です。