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1回目の採卵

2021年の春。3回の人工授精ではうまくいかず体外受精へステップアップ。
この時は、体外受精までいけばもうできるでしょう〜と思っていた。
周りでもトライしてすぐできた人が何人かいるし。
しかし今はそれも甘ーい!と言いたい。
高齢ならなおのこと。なおのこと。。
何回やってもうまくいかない夫婦もいるし、
結論から言うと、私達のとこは1回目の採卵では、移植できる受精卵にも育たなかった...

もしこれを読んでくださってる方で体外受精を検討されてる方がいたら、
採卵には低刺激と高刺激があるので調べて頂きたい。
どちらにするかによって、病院選びも大きく変わるかと...
1回目の採卵がダメだったときは私も正しい判断がなにかもう全然わからなくなっていて、
高刺激だったけど、だからだめなんじゃないか、
誰々さんは低刺激でできてたし。。とか変な考えをしていた。
こればかりは、それぞれのメリットデメリットを勉強して、選んで、やってみる。しかないんじゃないかと。。

私はただ近い&最初に行った産婦人科ですすめられたという理由だけで病院を選んだ(結果高刺激だった)ので、
もし妊娠できてなかったら、ちゃんと勉強しないで高刺激のとこいったから時間を無駄にした...みたいな気持ちを絶対持ち続けていたと思う。
時間も費用もかかることなので、よく検討してしっかり選んだほうがいいのかなと。とはいえ、努力と結果が必ずしも比例しないのが不妊治療の本当に難しいところで。。うーん。。

私の場合、1回目はアンタゴニスト法という方法で排卵誘発をした。(特に事情なければこれがスタンダードらしい)
もうすでにあまり記憶がないのだが、印象的だったのは

・薬たくさん(妊活してるとサプリも増えがちなのでなおさら)
→私は幸いにも副作用なかったですが、それに苦しむ方も多いですよね、、

・注射しに毎日通院する、これは不妊治療の大変さ(仕事との両立、痛みとか)としてよく聞く話ですね。
→一回どうしても行けなくて自己注射にしましたが、1本25000円くらいしました、、(今は保険がきくのかな?まあ保険も年齢制限あるかと思いますが...涙)

そして採卵...噂通りめちゃめちゃ痛かった。。。
私はわりと痛くて声あげるとか恥ずかしくて我慢するタイプだと思いますけど、静脈麻酔で寝てるのに目が覚めて叫ぶ位痛い笑

もう一つ個人的には問題が起きて、私の場合麻酔に弱かったのか?
術後気持ち悪くなって、帰りの車内で嘔吐...
これもめちゃめちゃ辛かった涙

そんなこんなでの採卵、10個くらい卵子とれて、培養師さんに託しました。
この時は希望しかなかったな...

しかし、3日後の説明では、受精卵の育ちが芳しくないといわれ、まさかね〜と思ってたら
5日後では本来胚盤胞という状態になるはずが、1つしかなってない、その1つも質が移植できるレベルではない、

残念ですが今回は... という先生の言葉。

これはショックでした...
1ヶ月半毎日頑張ってきたことが一瞬でゼロになった感覚、
やはり年齢とともに卵子の質が落ちているんだなという実感、
自分に自信がもてなくなって...

その後どんなこと考えてたか、次のチャレンジに向けて気をとりなおしていったのか全く覚えてないけど、とにかくは2回目の採卵へ向けて、どこに希望もったら良いかわからない気持ちのまま再スタートをきった。

しかしここで、たぶん不妊治療あるある。
1回目失敗したことで、私の中で今の病院に対する不信感だったり、合わないんじゃないかという疑念がわいてきてしまい。
結果この病院で妊娠出産できたから失礼な話ではあるんですが...
お金も時間もかかるから、なんとかして自己努力で正解に近づこうともがいてしまうんですよね。
なので転院を繰り返す方の気持ちは本当によくわかります...
これも年齢が若ければ、もう少し同じ病院で試してみようとか思えるんでしょうけど、高齢だとそんな心の余裕は、気づけばなくなってます笑

で、私、他に通える病院はないのかと調べまして、それらのセカンドオピニオンを聴きにいったりしたのでした...思い返せば転院する気満々だった笑

続く...

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