見出し画像

RISU Japanの解約対応が酷かった話

初めまして。会社員しながらアントレプレナー教育にも関わっている者です。今回はこの記事を書くためだけにID作りました。いちユーザとして体験したRISU Japanの残念な側面を知って頂き、同じ被害に合う人を一人でも減らしたいという思いからです。

誰のための記事?

・いまRISU Japanを試そうと思っている人
・RISU Japanの解約で悔しい思いをした人
・投資家としてRISU Japanの評判を知りたい人

経緯

・小学生の子供がRISU算数を試したいと思った
・スマホでRISUを知り、申し込み
・3日間ほど試したが合わないので辞めることに
・「月あたり基本料2500円(税込み2750円)」と明記してあるのに、12か月分が一括払いで返金しないと言われる
・調べてみると、東京都消費者被害救済委員会の報告(https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2017/02/23/26.html)があり、RISU Japanは強い調子で非難されているも調停には応じていないことが判明
・消費者センターに相談すると「このページのつくりは悪質」「でもこれまでユーザの返金依頼に応じたことはない強硬な会社」という話。「消費者センターからの働き掛けに応じるとは思えないので集団訴訟をお勧めします」と言われる。
・消費者機構日本(http://www.coj.gr.jp/)の消費者団体訴訟に情報提供(←いまココ)

詳細

RISU JapanのRISU算数、価格は高いけど悪くない評判です。実際に子供がやっているのを見ましたが、それなりによくできている。うちの子が合わなかったのは、計算の考え方に沿って途中の式を埋めないといけないところで、自分が考える順番と違うやり方を強制されるのが嫌だった(私から見てもちょっと意外な順序でした)というのが理由です。でも初めてやるならあのやり方を覚えてもいいかな、という程度の違和感でした。

ただ、ウェブサイトの印象操作が強すぎると思います。このページ(https://www.risu-japan.com/price.html)を見て、月額料金が一年分一括払いでしかも途中解約でも返ってこないというのが読み取れる人がいるでしょうか?
少なくとも消費者センターの人にノーヒントでじっくり見てもらっても分からず、私が教えてあげて初めて詳細な条件にたどり着くことができました。

ネットを検索すると、途中解約で一年分取られたと泣き寝入りしている書き込みがちらほら見られます。ただ、消費者センターの人が調べてくれたところによると、先に紹介した東京都消費者被害救済委員会の調停不調(つまり消費者被害救済委員会の主張を突っぱねた)を前例にして、以降同様の案件に対して一貫してゼロ回答をしているとのことでした。つまり、有識者にどれだけ勧告されようとも、裁判で真っ黒と判定されない限りは無視という悪質な方針を採っているということです。

ポイントは2点で、料金の説明が見づらいことと、月額料金なのに途中解約で残りの料金が返ってこないこと。前者はRISU Japanにメールで問い合わせたところ、これでも改善したそうで、いかにギリギリを狙っているのか会社としての姿勢が分かりやすいです。後者は、最初から年額の利用料と書いてあれば納得ですが、月額を謳うならどう考えてもおかしいです。

最後にメッセージ

これから使おうという方へ:割安のキャンペーンなどを利用し、最初からフルでの申し込みをしない方がいいと思います。我が家はたった3日の利用で一年分の料金を支払うことになりました。

解約でトラブった方へ:一緒に消費者団体訴訟しましょう。消費者センターに相談した上で消費者機構日本に情報提供してください。数が揃えば勝ち目があります。

投資家の方へ:「本郷バレーのEdTech」と聞けば将来が明るいような気がしますが、経営姿勢が悪質です。もし投資するなら経営者は交代させ、顧客中心の経営方針に変更させた方がいいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?