冬に太る人は"サルコペニア肥満"で「要介護へ」
人間の体は、寒い冬季になると、寒さによる体温低下から体を守るために、発熱します。
その際、筋肉質の人は、筋肉が発熱して体温を上げます。
また、筋肉の少ない人は、脂肪をためて体を保温しようとします。
そのため、冬季には、筋肉質の人は痩せやすく、逆に、脂肪体質の人はさらに太りやすくなります。
これは中高年や高齢者の場合に顕著に表れやすくなり、加齢に伴う筋肉の減少が基礎代謝の低下を招き、脂肪の蓄積が進行します。
このパターンの肥満進行は「サルコペニア肥満」と言われ