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9/30(土)関東フットサルリーグ2部第10節 プレビュー

1ヶ月程度の中断期間が空き、関東2部も再開となります。皆様いかがお過ごしでしょうか。私は先日、ウイルス性の胃腸炎に侵され、三日三晩唸って少しずつよくなったところです。季節の変わり目というのは本当に厄介なもので、毎年体調を崩しているんですが、今年は胃腸に来ました。皆さんもこの時期、よく気をつけていただきたいですね。

ただ、自分で体調を崩して気がついたんですが、本当に涼しくなってきました。まさにスポーツの秋という季節柄になってきましたね。フットサルも例に漏れず、この時期が一番身体もよく動きますし、特に社会人にとってはメリットの大きい時期になってきました。願わくばこの時期に連戦があるとよかったのですが、残念ながら関東2部はあと4節で終了。もう終盤戦へと突入します。
順位もそこそこ固まってきて辛いところではあるのですが、昇格の望みも降格の恐れも、何もない苦しみも何もないからこそある来年への望みも、そしてこの時期から始まる選手権への思いも、色んなものを考えながらの残り4節。一つ一つ、なんなら一人一人の選手の思いを大事に、全チームで1試合1試合いい試合を作り上げていきたいところですね。
それでは参ります!

第9節レビューです!


シュプレモヴェント群馬 vs. AOH(10:30~)

現在11位の群馬と12位のAOH。入替戦に臨む下位2チームの枠に収まる両チームの対戦となります。今節行われる他チームの結果によっては結果に関係なく確定となってしまうパターンがあるのですが、わずかに残る昇格への望みを繋げるためにも、絶対に負けられない1戦となります。両チーム、今季は勝ちが遠い状態が続いているだけに、この試合は色んな意味で大事な試合となりますね。
群馬に関して言えば、この試合で敗北した時点で、入替戦に回ることが確定となります。前節までを振り返りますと、群馬は序盤こそ勝ちの遠い試合をしていたものの、リーグが進むにつれて少しずつ勝ちに近づいてきてはいる印象を持っています。特殊なプレスからのカウンターと一発があるセットプレーが特に相手を脅かすシーンも多く、実際にBRBから勝ち点を奪うことには成功していますしね。内容面で言えば、群馬にかなり分があるというのが現実でしょう。
一方のAOHに関しては、今季は内容的にも結果的にも本当に苦しいシーズンを過ごしています。例年では大体収支があってくる得意の4-0のプレス回避が今季は完全に狙いにされてしまっていて、自分達の得意なやり方でやることが逆に首を絞めてしまっているというかなりしんどい状態です。また、失点が嵩むとやはりメンタル的にもしんどいですし、勝ち点にも繋がらないと辛いですよね。この試合が勝ちに繋がってすぐ解決するかは難しい問題かもしれないのですが、それでも何かを変える1戦になることを目指す戦いになるでしょう。

栃木シティ vs. アズヴェール藤沢(12:20~)

昇格戦線から後退してはしまいましたが、4位と5位の直接対決となります。こういう試合の難しさといったらありゃしないわけなのですが、それでも昇格への望みはわずかに残っている以上、熱い試合にしたいところですね。
栃木シティは序盤こそ勝ち点を落とすシーンが多かったものの、ここ数試合は調子を上げてきました。固い守備とゴレイロを使った高いプレス回避性能、そしてセットプレーの力を掛け合わせて、現在リーグ最多の38得点を誇っています。1試合平均は4点を超えており、3失点以内に抑えれば勝てるというわけですから、これは相当なパワーですよね。個々も相当能力値のグラフ面積が大きくなってきていて、まだ試合を残している身としてはかなりしんどいところです。
一方のアズヴェールは、今季フットサルとしての安定感が頭抜けています。この一点を絞れば、現在上位の3チームにも引けを取らない完成度だと思います。ただ、やや失点が軽率というか、もったいないものが多い印象。もちろん一朝一夕で昇格争いができないのがこのリーグの難しさではあるのですが、ここで曲げずにやり続けられるかが一つ大きなポイントにはなるのかもしれませんね。
試合に関して言うと、これ結構結果読めないんですよね。内容的にも、まずどっちがボールを持つのか?というところは意外と読めません。どちらも戦略的手段を複数保有していますし、噛み合わせをどうしてくるのか、よく見ていきたいと思います。

情熱ロンリネス vs. FCmm(14:10~)

さて、通算2回目の対戦。いわゆる「イエローダービー」のお時間がやってまいりました。
え?なんですって?「今季は町田アスピがいるから黄色いのお前らだけじゃないだろ?」え?今度はなんですか?「イエローってお前ら、ルール上どっちかしか黄色着れないし意味ないじゃん?」「そもそも、通算2回のダービーってなんなの?」「イエローダービーって安直すぎ?」…はい、非難轟々をいただきましたが、これらは全て考案した情熱さんのせいということにしたいと思います。
冗談は置いておいて、昨季から関東2部の試合をきちんと発信してくださっていた情熱さんが、わざわざダービーという形で名前をつけて、私たちとの試合に意義を見出してくれました。それが例え昨年、情熱さんが昇格後初の東京開催の試合の相手がたまたまウチだったという理由だったとしても、これは本当に喜ばしいことです。お互い、昇格はほぼ厳しくなり、両チーム昇格を目指せた昨年とは違います。ここ数試合結果も出ていないですし、しんどいシーズンにはなっています。しかし、社会人チームらしく、「ここにフットサルがあること」を楽しんで、頑張っていきたいと思います。
さて、そんなイエローダービーですが、昨季は1-2でmmが敗れました。結構パンチを繰り出したつもりではあったのですが、本当に想像以上の硬さに驚愕しましたね。何度かパンチらしいものを食らわせた手応えはあった気がしたのですが、でっかい木を殴ってるみたいな感覚でした。もしくはトムとジェリーのトムみたいな。
そしてこのダービーは、私の中の昨季心折れた試合トップ3の一つ。個人的にもリベンジだと思って頑張ります。


去年の試合後のmm(イメージ図)


バッファローズ vs. BRB(16:00~)

現在実質勝ち点で2位を走るバッファローズ。相手は難敵BRBとなりました。
バッファローズは前節、アズヴェールに終了間際のロングボールゲットで貴重な勝ち点3を手にしています。割と相手依存のゴールではあったのですが、それでもやるべきことをやりきった結果転がってきた勝ち点ですね。首位町田との直接対決は終わっているため、ここからは1つも落とせない対戦となります。
一方のBRBは、昇格も難しければ降格もまずない、マネジメントしにくい状況となりました。とは言え、同じ東京のチームですし、当然選手権でも対戦の可能性は十分にありますよね。そうなると、この試合で勝つことの意味は決して小さくありません。
試合自体は、バッファローズがそれなりに攻め込む展開になるとは思います。ただ、特にBRBのフィクソ陣がバッファローズのピヴォ当てを封殺できていれさえすれば、意外とやられないんじゃないかとは思います。あとはプレスで2、3チャンスができるか、いつも通りBRBのセットプレーが火を吹けば十分BRBにも可能性はあると思います。
両チーム、得点パターンがいくつかあるチームではありますので、ゴレイロの差も含めて結果に向けての変数が少なくない試合。注目していきたいところですね。

会場情報

そんな第10節は、町田アスピvs.ロンドリーナがFリーグ共同開催となったことで、4試合のみとなります。
会場は栃木県の県南体育館。県北と違い、比較的会場も足を運びやすい位置にあるのではないでしょうか。小山駅からバスで10分程度ということで、お越しできる方はぜひお願いいたします。その際は内履き必須となります!

また、ライブ配信もありますので、YouTubeにて「関東フットサルリーグ 配信」と検索してぜひご覧くださいませ!


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