不動産DAOってどういうこと?空家を別荘に変えるANGO DAO AMA withONIちゃん
こんにちは、ANGOです。
本noteでは2022年12月9日に開催されたONIちゃんとのAMAを記事にしています。
ANGOの根幹的な仕組みについてお話させていただきました。
法的課題解決、web3の分散性と個人に対するメリットをバランスしながら設計したビジネスなので、本noteを読んでANGOに興味を持っていただけると嬉しいです。
ANGOはWeb3版Airbnb??
(Chris)こんばんは。今日はがっつりONIちゃんと2人でANGOの話をさせていただければと思います。
まずはANGOの説明を軽くさせていただきます。
ANGOは色々な観点から解釈ができるんですけど、僕たちが注目して欲しいのは、DAOで日本の別荘含めた物件を多く活用して多く泊まってもらい、それによって地方の空き家問題を解決していきたい、ということです。
国内・海外問わず、旅行客を増やして地元での消費を増やしてもらいたいですね。
かつ、オンラインでもDAOメンバーには、お客様としてだけではなく運営者としても一緒に盛り上げてほしいです。盛り上げたら個人にメリットが享受されるようなシステムを作っています。一言で言うとweb3のAirbnbなのかもしれないです。でも完全にAirbnbとも言い切れないのでその点をお話しできればと思います。
実物資産×NFTに取り組んできたChris Daiの自己紹介
(Chris)クリス・ダイです。私はRecikaという会社のCEOで、2018年に設立して最初は、電通や千葉大病院などをクライアントにしたコンサルティングをしていました。そして、自社サービスで何かできないかな、というところで2019年から、実物資産×NFTに注目をして準備していました。
(ONIちゃん)結構早くから実物資産×NFTに取り組んでたんだね。
(Chris)そうですね。そこで2021年からUnicaskという、ウイスキーの樽とNFTを紐付けたサービスををリリースしました。2019年とか2020年から準備してたんだけど、やっぱり実物の準備って本当に大変で、リリースまで時間がかかりました。NFT作るだけじゃなくてライセンスとか取らなきゃいけないし。
ANGOは2019年から2020年にかけてアイディアとしてあったんだけど、自社に民泊運営とか不動産のノウハウがなかったからサービスとして出せなかったんだよね。
いきなりやっても信ぴょう性がないから、2019年から僕が個人的に那須の別荘を買って民泊運営したんだよね。まずは自分でやってみて本当にできるか試してみたかったんだよね。結構利回りはよかったね。
都内でその時期はコロナのこともあって民泊でやっているところは少なかったんだけど、僕のやってる民泊はどんどん利用客も増えて調子が良かった。リモートワークが流行っているこの時代に民泊が合ってたのかもしれない。最近はおしゃれなAirbnbとかあるもんね。
マクロ的にみて、民泊は今チャンスなんじゃないかってそこで思い始めました。かつ、最近はインバウンドの需要も高まってきているから、また需要が増える面白い分野じゃないかと考えています。
一人で儲けるというより、みんなで運営して儲けたいんだよね。というのも、大体民泊は100日くらいしか結局利用されないんだよ。残りの200日を、地元のためにも、利用率の活性化のためにも、みんなで利用したいなっていうところからDAOのアイディアが出たんだよね。ただリアルでの楽しさだけでなくて、デジタルの楽しみももっとあればいいんじゃないかって、2021年くらいから準備し始めました。
(ONIちゃん)個人的にすごく興味ありますね。プロジェクトで買い上げて合宿とかもできますね。
(Chris)「買い上げて」の話が出たから説明すると、1軒目のANGO NASU I はANGOで買い上げたんだけど、2軒目以降はライトな形で運営したいと考えています。自分たちで買い上げるのではなく、個人のオーナーと長期契約して内装工事するとか。そうすると、イニシャルコストが低くなるので、必然的にNFTの価格も下がっていきます。
もう一つは、地方自治体が自分で所有している文化遺産とかも使っていきたいんだよね。
そういうところと、私たちの会社がDAOの代わりに契約して運用することで、使える日にちが増えるじゃないですか。
(ONIちゃん)休眠資産を起こしたいんですね。
(Chris)そうです。休眠資産を起こすにはコミュニティが大事なんですよね。
友人同士で紹介したり、イベントを企画することが必要だよね。
(ONIちゃん)まず人を呼んで活性化させたいんだね。
僕も運営に参加したいな。
移住促進のNPOとかとも連携できそうだよね。
(Chris)そう、おっしゃるようにNPOでやったのはいいんだけど、内装のお金がなかったりするんだよね。熱意だけで地方活性化するのは難しいよね。
透明性を大事にしたい。法律のお話
(ONIちゃん)ちょっと話飛びますけど、ある民泊業者と話し合った結果、この日はANGOのDAOトークンで泊まれるようになるってことは、ANGOのDAOトークンで泊まれる物件一覧みたいなのがサイトで見れて、予約までできるようになるっていうことですよね?
(Chris)利用できる予約システムをANGOのサイトの中で実装していきます。
ちょっと細かい話になるんですけど、予約したら宿泊NFTっていうのをお渡しするようにしています。
(ONIちゃん)泊まった証ですか?
(Chris)いいえ、これから泊まる証です。
これは譲渡やギフト可能です。
(ONIちゃん)宿泊したらBurn?
(Chris)Burnはしない。思い出として持っておくことはできる。
(ONIちゃん)極論ですけど、Chrisさん好きな芸能人います?
(Chris)平井堅が好きです。
(ONIちゃん)平井堅が使い終わったNFTを売りに出して買う人がいればそれはそれでいいってことですよね。
(Chris)別にいいですよ、宿泊はできないですけどね(笑)
あと予約に関して言えば、法的観点から宿泊予約は6ヶ月以内しかできないような仕組みにしています。
NOT A HOTELと多分同じ仕組みなんですけどね。
そもそもなぜNOT A HOTELにエアドロップデーがあると思いますか?47年間の決まった日にちの宿泊券を一気に渡せばいいのをやっていないのは、宿泊券って前払い式支払い手段なんですけど、予約日が6ヶ月以上超える場合は、届出とかが必要なんですよ。だから私たちも6ヶ月以内の予約しかできないようにしています。
このような情報もオープンにして説明していきます。
(ONIちゃん)透明性を大事にしているってことですね。
これらのことを見て新しい提案を思いつく人もいるかもしれないですね。
(Chris)そうですね、規制の中でも色々頑張っていかないとですね。
こういうことを一緒にやっていきませんか?っていうのが今回のALのお誘いなんですよ。
ANGOを一緒に作り上げませんか?AL販売について
(ONIちゃん)今回は実物資産と紐づいたNFTプロジェクトでさらには問題解決もできるってことですね。
自分の町おこしにも使えるかもしれないし、宿泊関係を営んでいる人とかも一緒に楽しめるかもしれないですね。
ちなみにいつ販売ですか??
(Chris)一般販売は来年の1stクォーターです。宿泊できるようになるのも4月以降からなので。
今のAL登録は、一般販売前からコミュニティのサポートを本当にしてくれるような方を探しています。
(ONIちゃん)ゲームで言うとテストネットからの参加みたいな形ですね。
AL販売はいつですか?
(Chris)12月23日からAL販売が始まります。
まだ今の情報量で一般販売できるとは思っていないんですけど、これから一緒にANGOを作っていきたくて、先行して中を見てみたい方にとってはALは面白い機会なのではと思っています。
このコミュニティの中でルール決めもできればいいなと思っています。
二つ目の物件もどういうのがいいのかをDAOで意見をもらいながら、投票で決めればいいかなと思っています。
NFTをステーキングされた方にコミュニティポイントとして配る、DAOトークンがあるんですけど、そのDAOトークンの持ってる数によって投票数が決まります。
(ONIちゃん)次の物件の候補、どっちがいいかなというのも投票で決めたりとかできるということですね。
絵を飾りたいんだけど、どのアーティストがいいかなっていうのも投票で決められますね。
3つのプランについて、どれを選ぶのがいい?
(ONIちゃん)いきなり値段の話になるんですけど、3つのプランをそれぞれ選べばいいんですかね?それとも買った枚数に応じてプランが変わりますか??
(Chris)プランを選んで買っていただきます。
プランに応じたターゲットがありまして、プレミアムプランは金額も高く、その分宿泊の日数も多いんですけど、日数だけに注目してこのプランを買ってほしくはないです。もっとANGOと自分の物件やプロジェクトとタイアップしていきたい人が買ってくれたら嬉しいなと考えています。
スタンダードプランは、将来性があるこのANGOに今のうちにメンバーになっとくといいコミュニティに入れるので、NFTの世界をANGOからスタートさせる人もいると思います。
ライトプランはステーキングとデジタル物件だけなんですけど、今はお金がないけど参加はしておきたい人に向けて販売しています。ステーキングでDAOトークンはもらえるので、それで宿泊ができるようにはなります。
DAOトークンについて
(ONIちゃん)DAOトークンでの宿泊はどのような仕組みになるんですかね。色々宿泊施設にもランクは出てくるだろうし。
(Chris)固定費用でやらないで、一部の日程をオークションでやろうかと考えています。
(ONIちゃん)トークンは消費していく感じ?ガンガン消費していくと投票の時力なくなっちゃうね。
(Chris)投票の時はDAOトークンは消費しないんですよ。宿泊券と引き換える時にだけ消費されます。
(ONIちゃん)なるほどね〜
プランは、自分の関わり方によって変えてくださいと。ステーキングした時のトークン量はランクが高い方が多いんですよね?
(Chris)もちろんです。大体価格と同じ割合のような感じなんですけど、少しプレミアムとスタンダードが多くなってはいます。
インフレにならないようにトークンモデルをどのようにコントロールしようか考えているところです。1、2月にそこのアルゴリズムを発表できるかなと思います。
(ONIちゃん)もちろん市況が1年で変わったりするので、もうちょっとこうしようとか、使い道が増えたとか、レンタカーとかに使えるようになったりしたらいいですね。その地域の川下りとかにも使えるようになったら、地域活性化にもつながりそうですね。
既存のリゾートホテル会員とかをWeb3に寄せてる感じですよね。
既存のリゾートホテル会員とANGOの違い
(Chris)既存のリゾートホテル会員は中央集権だから、どれくらいの利用率とかは見えないんだよね。
見えてないってことは固定なルールで運営されてて無駄な部分も多いのかなと思うんですよね。
だって、ホテルって稼働率100%ないけど、空いてる日にそんなに安く泊まれたりしないからね。
(ONIちゃん)当日キャンセルのところ狙うとかあるけどそこまでで安くはならないもんね。
(Chris)儲けがなくなるからそこまで安くできないよね。でも私たちは、100%稼働させることで、NFTホルダーの利益が最大化されればいいんですよね。だから私たちはフォーカスポイントがそもそも違う。どうやって儲けようかではなく、どうやって空き家の稼働率を100%まで持っていけるかが目的なんですよ。
(ONIちゃん)これってNFT販売以外の収益はあるんですか?
(Chris)もちろん、プロジェクトにとっては民泊で貸し出した収益があります。ランニングコストがかかるので、そこは必要ですよね。
まぁなので、予約は民泊が一番優先されます。NFT購入される方は気をつけてくださいね。
一番はお金を毎回払って宿泊する民泊の予約が優先で、そのもらったお金を使ってDAOコミニティーでいろんなことをやろうっていうことですからね。
(ONIちゃん)民泊はホルダーたちがより良い方法を見つけつつ運営していく感じなんだろうな〜。
(Chirs)その通りです、だからDAO的な運営なんです。
(ONIちゃん)もし、固定されたサービスを望むのであれば、Web2でいっぱいあるので、そちらを使ってくださいっていうことですね。
(Chris)宿泊のためだけにこのDAO的コミニティーに入らないでほしいですね(笑)
DAOって一つのビジネスじゃないんですよ、エコシステムなんですよね。だから一言で説明してくれって言われても、イーサリアムと同じように話せないんです。
(ONIちゃん)ANGOでは手が届かないところを賄うPolkadot的なものが生まれるかもしれません。ANGOの物件に宿泊すれば、飲食店割引するみたいなことも飲食店側から提案することができますね。
(Chris)私たちはこれからコミュニティーを集めて、地方自治体と地方活性化のために物件貸してもらって内装費はANGOで出すみたいなことをやっていきたいんですよね。
(ONIちゃん)なんかクリエイターだけが泊まれる物件とかほしいですね。
(Chris)一人のクリエイターがコンセプトの物件とかも作りたいんですよ。
行ったらフリーミントでもらえるとかも面白いですよね
やり方は色々あると思うんですけど、コミュニティーで決めていきたいんですよね。
(ONIちゃん)今までの会話で大体大まかな内容とかは説明できたかなと思います。
これから利用できる物件はどんどん増えていくと思うんですけど、今の段階では最初のベータ版から参加して作り上げていけるよっていう要素が強いんですよね
(Chris)そうですね。これは楽しいことだと思うので、時間をかけて世の中を変えていきたいとか、将来自分のビジネスに対して活かしていきたいという人たちには向いていると思います。
(ONIちゃん)これは噛めば噛むほど味が出てきますね(笑)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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