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鳥山明氏に感謝を込めて

1月に髭くんの叔父が儚くなり驚いたのもつかの間、鳥山明氏とTARAKOさんも鬼籍に入られました。

鳥山明氏の死去に関してはフランスのマクロン大統領がコメントを出したり、珍しいことに中国外務省が会見でコメントを出す程に世界中がザワツキました。

手話ニュースで、DRAGON BALLを表す手話がかめはめ波だったこともネットニュースになり、DRAGON BALLといえば、やはりかめはめ波なんだなぁ改めて感じたり。

ところで、昨今はメガネ女子やメガネ男子なんて言葉もある程に眼鏡はお洒落itemとして取り上げられることが多いですが、眼鏡はそもそも医療器具のひとつ、視力矯正をするための道具です。

私が眼鏡に🔰初めてお世話になったのは小学校の時でした。その頃、眼鏡をかけている有名人といえば大橋巨泉氏で、眼鏡をかけた子供の大半のあだ名が【巨泉】または『めがね』であったと言っても言いすぎではないでしょう。もしくは、『のび太』。

ポジティブとは捉えがたいそのあだ名で呼ばれることは、多くの眼鏡をかけていた子供は嫌だったと思います。少なくとも私は嫌でした。

ところが、鳥山明氏の漫画『Dr.スランプ』の登場とともに風向きが変わりました。あだ名が『あられちゃん』に変わりました。

眼鏡をかけていた子供にとってこの変化はとんでもなく大きな変化でした。何せ、オジサンからアニメのキャラクターにあだ名が変わったのです。

のび太くんもアニメのキャラクターではありますが、のび太くんは「スポーツは苦手で、勉強は好きじゃない。性格はドジでなまけもの」とゆう残念な感じです。

一方あられちゃんは、とても愛嬌のある楽しい、ある意味最強の女の子です。その名前があだ名になったのです。さらに、登場人物のひとりでもあるアカネちゃんも時折、伊達眼鏡をかけていました。

結果、眼鏡は医療器具であると共にポジティブでお洒落なものに変わりました。この変化は、とてもありがたい変化でした。眼鏡をかけることに抵抗がなくなりました。

また、眼鏡をかけないあられちゃんの見る景色によって、見えない・見えにくいとゆうことがどうゆうことかを視覚的にも理解してもらえるようにもなりました。

この変化を作ってくださったのはあられちゃんやアカネちゃんを生み出した鳥山明氏であることは間違いないと思っています。

鳥山明氏へ感謝を込めて…。


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