『うつくしいってなに?』
図書館で一目惚れした本。
悲しいかな、
いつの間にか、
本=情報
になっていた数年前の私。
本、特に絵本は一読して終わるものになっていた。
わが子と絵本を一緒に楽しむようになって、
何度も繰り返し味わうもの
メッセージを伝えるもの
読むたび発見があるもの
今の自分の心情に気付くもの
会話のきっかけになるもの
…になった。
先日、
『うつくしいってなに?』を図書館で見つけて一読して、
ああこれはおうちで、わが子と一緒に味わいたいなと感じた。
帰ってすぐに、読み聞かせをしてみた。
わが子の黒目に、絵本が映っているのが見えた。
うつくしい。
夜の湖面みたい。
黒ってこんなに美しいのね。
私にとって今1番、うつくしいもの。
うつくしいってなに?