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【タロットワーク】ワンドの3 という視点

【タロットワーク】
「今向き合っている課題に対して何をすれば良いのか」



今回は上記のテーマを『ワンドの3』という視点で読み解いてみます。


ワンドの3~
エレメント:火(男性性)
「3」のキーワード:生産、繁殖、繁栄、成長など

まずは今、自分の中の課題に対する「情熱(やる気)」はどんな状態だろうか?

・「やらなければならない」という責任感はある状態
・ただ漠然と「やるぞー!!」という気合いバッチリ状態
・明確な目標や道筋も決まっていて動き出している状態


などなど、色々あるでしょう。
それぞれの状態から「何をすればいいのか」という今回のテーマを読み解いていきます。

ワンドのエレメントは「火」であり、象徴するのは「情熱、エネルギー」など。
ワンドが出てきたということは、その状態が大なり小なり「火は灯っている(=気持ちはある)」ということです。
問題は、そのエネルギーをどうしていくかですね。

具体的に読み解いていきましょう。


「火」のエネルギーが「生産」「成長」「繁栄」をしていく時、何が必要、あるいはどうなるでしょう?

この視点でそれぞれ個々の状態を観察し、読み解いていきます。

例えば、先に例に挙げた義務的な状態である場合、まず恐らく火力が足りません。
火力を上げる為には、燃料になるモノが必要ですね。
なのでこの場合、「燃料」を探すことから始めるのが良い という答えになります。
燃料とはつまり、自身が「興味や注力を注げるポイント」のことです。
「こういう取り組みが好き」「ここは自分の得意分野だ」「ここは自分の苦手分野だから勉強になる」「こういうやり方は良くないから自分が中心になって改革していこう」などなど。
この「ポイント」を探して、「やる気」という火力を上げていくことから始める ということですね。

漠然とやる気だけはあるという状態である場合の答えは簡単で、そのまま燃やしておけばいい です。
この状態は、具体性がないものの勢いとパワーがあるので、しばしガムシャラにあれこれやってみるのが良いのです。
むしろ、この状態で下手に火力を調節しようとか思わない方がいいでしょう。
燃え始めて少し火が大きくなり始めた焚火を想像してみてください。
「よし!もっと火力を上げてやろう!!」と手を加えたら、コントロールを失ってとんでもない所へ飛び火してしまって大惨事に…なんてことにもなりかねませんし、「もうちょっと火力を抑えて…」といじったら誤って消してしまった!ということもあり得ます。
なので、それ自体の成り行き(今ある熱意)に任せて、そのままやりたいようにやってみる (やらせてみる)というのがベストなのです。

では、目標や道筋などが既に明確でアクションを起こしている状態の場合はどうでしょう。
現在の火力は十分ですね。
しかしこの先もこの火力を保ち続けることを考えた時、手元に準備した燃料は十分でしょうか?
今は十分に思えても、不測の事態もあり得ます。
ただそのパターンや状況は色々ありますから、細かく細かくどんなパターンや状況が訪れても大丈夫なように…と対策をするより、ただそうなる場合もあるという「心構え」をしておくだけで良いでしょう。
あるいは、火力も燃料も十分に継続した結果、その火がエネルギーを与える新たな対象が必要になっているかもしれません。
その場合、自身のみならず「他の協力」を求める場面であるのでしょう。
つまり、少し先を見通してみる というのがこの状態である人への答えになります。

また、「火」は男性性(=能動的)を象徴します。
なので、他から何かがもたらされるのを待っり、周囲や状況の変化に任せたりするのではなく、自らが主体的に動いていくというのが重要である証明でもありますね。


以上、今回のタロットワークです。
いかがでしたか?

また別のテーマと、そのテーマに対して出てきたカードでタロットワークをやってみますね!

Angie☯

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