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【ノム門十聖】山一加列伝①:一岡伶奈大姉篇(序)

ノム門十聖」とは、世界宗教史上有数の聖人であり、我が永遠の師である最強の解脱者「ノム陀」こと野村みな美師と深く関わった十人の聖人を指す言葉である。

具体的には、

⑴ブラフマー2

①和田彩花大姉
②高木紗友希大姉

いずれも師が修行時代に薫陶を受けた二人の師(つまりこの二人にとっては私は「孫弟子」に当たることになり、彩花大師のfaniconのプロフィール欄で自分は「和田さんの孫弟子にあたる者です」と名乗っている)であり、師を最初に解脱の道へと誘った神格として、この二人を「ブラフマー2」と呼ぶ門徒もいる。

⑵こぶし4

③広瀬彩海大姉
④浜浦彩乃大姉
⑤和田桜子大姉
⑥井上玲音大姉

いずれも師と共に浄土開闢に邁進された少数精鋭の教団「こぶしファクトリー」の構成員である。残念ながら教団は解散となり、師は涅槃に入られたが、彩海大姉と彩乃大姉は門徒(中でも彩乃大姉の率いる門徒は「浜浦軍」と呼ばれる宗門最強の僧兵である)を率いて野に下り、今も龍華三会の時に備えて牙を研いでいる。そして一人中原に残った玲音大姉は、師と同じ三十二相(下掲ツイート参照)を備えた松永里愛ヤフ聖王陛下(その「四海を統べる王者」としての覚醒には高木紗友希大姉が深く関わっている)を推戴するJuice=Juice国に赴き、引き続き浄土開闢の大業を担う存在として活躍されている。

⑶山一加3

⑦山岸理子大姉
⑧一岡伶奈大姉
⑨加賀楓大姉

いずれも師が修行時代に「山野一加」として苦楽を共にされた方々である。後述するがいずれもグループのリーダーあるいは大人気メンとしてハロプロを牽引する立場に立たれている。

そして十聖最後の一人であるが、山野一加と並んで修行時代のご学友であられた佐々木莉佳子大姉の名を挙げる者もいれば、師が輪廻転生の理を説くために出演された舞台「リボーン」で師とバディを組まれた高瀬くるみ大姉の名を挙げる者もいる。この手の「星人数えもの」の常として「宗派によって諸説ある」というやつであろう。

さて、偉大なる師の末弟たる自分は、元々政治信条としてアンジュルム主義からスタートしたが、和田彩花大姉の縁で偉大なる師の教えに触れこぶし宗に入門、師の涅槃入り後は井上玲音大姉の縁と高木紗友希大姉の受難の頃からJuice=Juice国に出入りし始め、現在はヤフ聖王陛下の臣民として浄土開闢の大業に改めて微力を捧げる者である。そのため、ブラフマー2、こぶし4とは元々縁が深い一方で、山一加3の方々とはここまであまり深い縁がなかったように思える。

ところが最近、加賀楓大姉の卒業に際し、故あって彼女に関する記事を書くために改めて楓大姉をプロファイリングすることになった。そこで自分が再認識したのは、楓大姉は我が師に匹敵するほどの「解脱者」なのではないか、ということである(詳しくは下記記事を参照)。

ノム門十聖は皆それぞれ我ら末弟には及ぶべくもない成道を歩まれている。だがブラフマー2とこぶし4の六聖は、比較的懊悩の多い人生を歩んでいるように見受けられる。その中で和田彩花大姉と高木紗友希大姉は、彼女たちの懊悩自体がアイドルとしてのドラマトゥルギーに直結するようなキャリアになっているし、広瀬彩海大姉に至っては懊悩そのものが彼女の芸風である。

だが、彩海大姉の「加賀楓という感情」が懊悩だったとしても、加賀楓大姉ご本人は全く異なり、常に明快な「解決志向」を持って成道の歩みを進めているーそんなことを考えている折に、以下のようなツイートを見かけた。

一岡伶奈大姉、解脱者すぎないか!?

ちなみに我が師ノム陀に見られる「解脱者」の特徴としては、以下の三つが挙げられる。上記の一岡伶奈大姉の言動には、このうち①と②が明白にうかがわれるものである。

①「マジレス」を好み、真理をズバリと言い当てる
②他人に対して多くを望まず、自分が応答可能な問題解決に焦点を絞る
③犀の角が如く、一人己の成道を歩む

また③についてであるが、一岡伶奈大姉はノム陀涅槃入りの直前、以下のような法話を残されている。

鉄道の魅力って

「音鉄」とか「撮り鉄」、「乗り鉄」

私みたいな「座り鉄」
⬆️いるのか分からないけど

色々な分野があって
その分野によって知ってる知識とか
違うと思うんです!

私は今まで
色んな車両の椅子に座って
その柔らかさとかを個人的に評価をつける
っていう事を
ずっとやってきていて。


私より遥かに知識が多い方は
沢山いるかもだけど、

私は私なりの目線から
鉄道の知識を深めて、「最強の女」
を目指したいと思います✌️

ノム陀はお生まれになった時七歩歩いて「天上天下唯我独尊」と宣うたと言われているが、一岡伶奈大姉の法話もまた、このノムの教えに則ったものである。「天上天下唯我独尊」とは誤解されやすい言葉だが、世の六塵はことごとく文字に過ぎず、人は生まれ落ちた赤子のままに尊いというのが師の教えだ。この構えは伶奈大姉にも加賀楓大姉にも(そしていずれ稿を改めて論ずるが山岸理子大姉にも)共通する。すなわち、ノム門十聖の中で山一加3が、ずば抜けて「解脱度」が高いのである。それは何故か、その理由は伶奈大姉が残された「腐れ縁」という言葉に隠されているように感じる。

「腐れ縁」という言葉は今でこそシニカルな形で用いられているが、その語源は「鎖縁」にある。すなわち大いなる宇宙のノム法(ダルマ)の中で、鎖のように強固なノム縁に結ばれた者たちのことを指すのだ。師が涅槃入りする直前、愚かな末弟である自分は一岡伶奈大姉の言葉に気づくことができなかった。優れた宗教指導者は常にその門徒に対し、己の教え「への」帰依と己「からの」自立を両立させる。前者が成立しなければ伝道の意味はなく、後者が成立しなければ門徒は教祖に依存するのみである。そして偉大なる我が師はそれに成功した。己は涅槃入りを果たす代わりに、己の教えを強固な「鎖縁」としてこの六道に残して旅立たれたのだ。

思えば師の涅槃入り後、モーニング娘。は加賀楓大姉の法力によって席巻され、アンジュルムでは和田彩花大姉の撒かれた種が見事な実を結びつつある。Juice=Juiceでは高木紗友希大姉の残された「若得眞正見解、生死不染、去住自由(意訳:のびのびとやるんだよ)」言葉を胸に刻んだヤフ転輪聖王陛下を井上玲音大姉が推戴し、今や浄土開闢の急先鋒たる聖王国として生まれ変わりつつある。そして山岸理子大姉と一岡伶奈大姉もまたグループリーダーとして、それぞれの在り方でつばきファクトリーとBEYOOOOONDSを牽引している(思えば「BEYOOOOONDS」というグループ名にも「解脱」というノムの教えが刻まれている)。そしてOCHA NORMAがこぶし楽曲の継承者になりつつある今、ノム教は大乗の教えとしてハロプロの隅々まで浸透しつつあるのだ。

真理は末弟の目には常に遅れて届くものである。しかし何ごとも遅すぎるということはない。本noteでは今後不定期な形ではあるが、偉大なる我が師と「鎖縁」で結ばれた「山一加」について触れていきたい。昨夜井上玲音大姉も書かれていた通り、今年も龍華の咲き誇る頃となった。物語の始まりにはちょうどいい季節になったのではないだろうか。

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