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木星と土星の狭間

今日、家人とあれやこれやと話していたときに、僕はどちらかというと脳天気で、やりたいと思ったことを直観的にああだこうだと話すことが多いのですが、家人はそのためにはこうでないといけないという具合に、現実的な視点から物事を見るので、楽観的に思いつきを話している僕としては、ときに冷や水をかけられるような気持ちになることがあります。

今日もそんな感じの流れになったときに、ふっと思いついたのが、僕のこの発想って木星的って言えるのかも知れないなということです。

それに対して家人のそれは土星的です。

木星のエレメントは風で、熱くて湿っているので、未来志向ですし、人とくっつくことを前提として話しているようなところがあります。

でも土星はエレメントが地ですから、冷たくて乾いているんですね。だから、過去のパターンやデータを探って、何を用意するべきか、何に注意するべきか、あいまいにするのではなく、しっかりと分けて固めてちゃんと考えるというような風になるわけです。

ああ、僕ってたしかに木星的だなあとその時ふと思ったのです。そして彼女は土星的なところが強い傾向があるなとも。

木星は射手座と魚座のルーラーですから、夢と希望を目指します。まさにそのあたりが木星的です。しかし、おもしろいいことに、射手座も魚座も柔軟宮なんですよね。

柔軟宮というのは、変化に強く機動力に富んでいると言えますが、複数のアイデアを動じに考えたりもしますし、サルやリスみたいに、どこに行くか、どこに向かうか、わからないというような優柔不断なところがあるということです。

それに対して土星がルールするのは山羊座(活動宮)と水瓶座(不動宮)ということです。どちらも、一年のうちで最も寒い季節ですから、悠長なことを言ってる余裕はないんだということになります。やることやらんと死にますよということです。ちゃんとしてくださいよとなりますし、何が問題なのか、しっかりひとつずつ洗い出して、準備せなあきませんよ、という感じでしょうか。

木星が「こんなアイデアが浮かんだんだ」というと、土星は即座に「そのためにはこれこれのことが必要だ」と、より現実的な反応が返ってくるという事になるわけですね。

途中で、そのことに気がついて、おもしろいなあと思いました。そしたら、2019年8月8日の半田さんのツイートが目にとまりました。これです。↓

ヌーソロジーでは木星はΩ7、土星はΩ8です。このΩ7とΩ8でヒトの元止揚が完成します。

そして半田さんが木星は「次元の覚醒」で土星が「次元の相殺」と書かれていて、まさにそうだなと思ったのでした。

木星はイデアですから、夢的です。土星はロゴスですから、しっかり計画を立てるでしょうし、計画がいい加減なら、指摘して計画をやり直させようとするでしょう。

そう考えると、木星が右脳的な働きをしていて、土星が左脳的だなと思ったりもします。ですから、どちらも大切ですね。両方を等化することで、さらに次元は上がっていくという事になります。

次はΩ9の天王星とΩ10の海王星ということになりますが、Ω9は歴史的意識の父と書いてあります。ある意味、一神教の神というような立ち位置です。Ω9が動き出すことで、その下にあるΩ8(土星)の方が先手を取るようになるというのが、人間の世界ですから、夢や希望よりも、現実やルールが優先になりがちというのが、今の世の中と言うことですね。

Ω10には歴史的意識の母と書いてあり、これは人類の無意識領域を表わします。海王星は人類の無意識領域であり、その下にある木星の夢や希望を、無意識領域が働くことで可能ならしめようとしているのだと思います。

しかしΩ9が力を持っているときには、Ω10は後手となりますから、どうしても土星的な秩序を重んじることの方が力を持つことになりがちなんじゃないかなと思います。

山羊座は活動宮ですから、ここぞとなればささっと動きますし、水瓶座は不動宮ですから、事態が長引いたとしても、しつこく目標を追い続けるので、やはり力は強いのかも知れません。魚座と射手座の柔軟宮はちょっと弱いところがあるかも知れませんね。


今日、Twitterでもころけのしおりさんのツイートが目にとまりました。それはこちらです。↓

この水を入れたお皿を上下させることでできる五角形の模様がとてもきれいだし、不思議なのですが、それに対して、このような言葉がありました。

「落ちると押し上げるのはざまにある風景」という言葉です。これを読んで、こんな風に書きました。

落ちると押し上げるの狭間。水が凍るときの0℃と氷が溶けるときの0℃と、息を吐くときと吸うときと、右足と左足が入れ替わる瞬間にも狭間があって。。。

そして、それに木星と土星の間の狭間も大事だなと思ったのです。

どちらかが正しいというのではなく、どちらも尊重し生かせる位置を見いだせるかどうかということが、人間の意識進化にも関係しているのだろうと思ったのでした。

そして、その狭間を感じるということが、歩行の稽古の中でも大事ですし、床稽古でも、スローでも大事になるのだと思います。木星と土星の関係も舞踏の稽古の中でやってることと同じ事だなと、あらためて思った次第です。(o^^o)

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