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アイオーンの意味を考えてみた

昨日に引き続き、小周天をしていました。そして大周天にもつながるような方向で、あれやこれやとやってみています。

アレイスター•クロウリーの「神秘主義と魔術」も引き続き読んでいます。この本は基本的なことを説明することにページをさいていると思われ、少々哲学的です。

何をしようとしているのか、どういう心構えが必要か、そういう、ノウハウでは語れないところに言及されています。

また、先生として、初学者に教えることのむずかしさに直面していたんだというようなことも、文面に感じられますし、そこから学ぼうという姿勢も持っていた人なんだということを感じました。

そして夜になってから、いつもの3枚引きをしました。

1.未来 ⅩⅩ Aeon 永劫
2.現在 カップ エース
3.過去 ワンド Strength 剛毅

未来の位置にAeonアイオーンのカードが来ました。

このカードを見て、最初に思ったのは、大周天の先にある、陽神を作るという仙道の次の段階のことです。エネルギーで自分の分身を作るということでもあります。

大きな自分、小さな自分、それらが互いにリンクして違う空間に同時に存在しているというようなことは、ヌーソロジーの、目の前に広がる空間を三次元で見れば物質世界だけど、四次元で見れば虚の空間となり、そこは時間も空間もない、いわゆる素粒子の中、プランクスケールの中の世界だという考え方にも通じるのではないかと思いました。

いずれにしても、Aeonは普通の世界ではないのですね。

僕の感覚では大周天は、自分自身が宇宙であることを体感することに通じるのではないかという気がしています。

そういう意味では、大周天において、宇宙を内在と観れる位置に出るということでもあるのかなと思うところがあり、それはヌーソロジーで言うところの、目の前の空間を奥行きと見て、そこは虚の空間であるというのと同じなのではないかということです。

その時点で意識は三次元から四次元に出ているということになりますが、それが本来の位置であり、三次元の中にいるということの方が幻想なんだと気づくことが、宇宙に出るということなのだと、結局、トートタロットが見せてくれようとしているのもそのような宇宙観なのではないかと思うのです。

トートタロットを使い始めて、セッションでこのカードが出てくるのは初めてなので、ようやくこのことが語れるという感じです。

当然、昨日、一昨日と小周天、大周天と意識してやり始めたということと、今日このアイオーンが出てきたこととは、関係あるだろうと思います。

また、このアイオーンが冥王星と関連づけられているというのも、ドンピシャな感じがしますし、このスプレッドでは、これが未来の位置にありますから、これからの展開が楽しみです。

そして、現在の位置には、逆位置ではありますが、カップのエースです。トランプで言えばハートのエースです。

昨日はソードのエースが出てきましたが、今日のはカップのエースなので、法や言葉ではなく、「愛」ということですね。今、ここを見つめよということかと思います。

昨夜、家人と少し話の行き違いがあり、残念な気持ちになったのですが、そういうことも関係あるのかも知れません。

このカードは対話というような意味もありますね。エネルギーが溢れて出てくる時には、自分のペースで、自分の心地よさだけでは、いけなかったのだということを、少し時間が経ってから気がつきました。

小周天、大周天でエネルギーが充実してきたら当然溢れてくるわけですから、そういったことについてはわかっておく必要はあるのだと思いました。

そして、過去の位置には、射手座太陽のワンド9、Strengthです。力、剛毅とも訳されるストレングスですが、このカードでは月と太陽がつながっています。

8本の矢が重なって16個の交点ができていますが、それらは一つになって大きなスパークとしてほとばしっている感じに見えます。

月の門をくぐって、あちら側に歩を進めたことで、できたのがこのストレングスなのかと思いました。

そういう意味では、カードは生きているかのように、つながっているということも感じますね。

今日は、その流れがようやくアイオーンに到達しそうということを感じて、うれしく思いました。

やはり、小周天、大周天など、仙道的なアプローチをすることは今の僕には合っているのだと思います。

アレイスター•クロウリーの本も続けて読んでいますが、読むほどに、結局同じことをしているということを感じます。

そして、その先にヌーソロジー的な宇宙観というものがつながってくるだろうと思います。

しかし、今は僕なりのスタンスで、僕なりの歩幅で進んでいこうと思います。やがて合流するところに出るのではないかと思いますしね。




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