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人間型ゲシュタルトから変換人型ゲシュタルトへ

今日は1月の関西ヌーソロジー研究会のレクチャーからの切り抜き動画が配信されていました。世の中はいろいろ不穏な情報で溢れていますが、この川瀬統心さんの話しぶりを聴いていると、ヌーソロジー的な世界観が見えてくることで、人間がどのように変化していくのかということがわかる感じがします。

ことわりが見えることで、今の位置がわかることで、人間は不安や恐れから解放されるのだと思うのです。むしろ、これから起こるであろう変化が楽しみにさえ思えてきます。


今年はψ11の年ということで、他者との交差が始まる年とのこと。今年と来年が位置の同一化ということで、いよいよψ1から始まったプロセスもひとまずの最終段階に来たということだと思います。2020年、2021年において、自分が位置の転換を達成してきたことが、他者側にも起こり、それによって空間的にも準備が整ってくると言うことなのかなと思っています。

位置の転換は、この世界、この宇宙に対する空間的な認識を変えると言うことです。

普通、わたしたちは自分がいて、自分の内側に心があって、外側には物質があると思っています。外にいは他の人がいて、地球があって、たくさんの物に囲まれていて、星があって、宇宙があると思っています。

そしてそれを可能にしているのは時空という概念です。三次元時空において、物質は存在していて、自分自身の肉体もまた物質です。無限に広がる宇宙もある意味物質ですね。

このような世界観、宇宙観のことを、人間型ゲシュタルトとヌーソロジーでは呼んでいます。

これは動画の中から、一部画像をキャプチャーしたものですが、この時空を支えているものが、神と自我と物質であり、これを人間型ゲシュタルトの三位一体と言います。

今の現代社会においては、科学というものは、このゲシュタルトを土台に形作られているわけです。人間も肉体も物質であり、この大きな宇宙の中ではちっぽけな、取るに足らないものという見方をしてしまいますね。

無限の大宇宙の中のちっぽけな「わたし」という感覚を持っているとしたら、それが人間型ゲシュタルトです。絶対的な神の前ではちっぽけな「わたし」というのも同じ事です。

そして、それを変えようというのが、ヌーソロジーの提言です。

どう変えるのかというと、一言で言うと、内外の反転です。

人間型ゲシュタルトでは、宇宙は外にあり、心は内側にありましたが、変換人型ゲシュタルトでは、宇宙が内側にあり、心が外にあると見ます。

目の前に広がる世界が自分自身の心であるという感覚です。宇宙は内在という感じですね。すべての物質も、世界を構成するすべてのものが、内在として、自身の内側にあります。

このときにはすでに三次元の時空ではなく四次元空間にいると言うことになり、目の前に広がるのは奥行きであり、そこに持続があるわけです。そしてその空間はプランクスケールにまで縮んでいます。私たちの意識が存在する空間は大きさがなく、時間もなく、それが素粒子であるとヌーソロジーでは考えています。

素粒子は人間の意識を支える基本構造ですから、すべての物質は内側から、わたしの意識、他者の意識によって共同で支えられているという事になります。

そのように見始めると、すべての物質はもうただの物ではなく、すべては霊であるという認識が生まれ始めるでしょう。それが見えてくるともう変換人であるということになると思います。

そのような位置に出ることが、変換人ゲシュタルトであり、それが2020年、2021年で自己側で起こり、2023年、2024年で他者側にも起こり始めるということを言ってるという事になります。

そうなってくると、物質主義に傾いた意識から、すべては霊であるという意識が働く人が増えてくると思われるので、自ずと物質の質や社会の在り方にも変化が見えてくる可能性があると言うことですね。

もちろん、どのくらいの人がそのような意識変容を受け入れて、実際にそのように変化していくかはわかりませんが、少なくとも気づき始めた人は増えてきていると思うので、その分、世界の有り様は変化していくだろうと思われます。

今日は川瀬統心さんの動画を紹介させていただきながら、あらためて変換人型ゲシュタルトへの移行について、勉強させていただきました。

思えば、舞踏の中で入っていく世界も、奥行きであり、その中で見えてくるものは持続の世界だと思います。それは霊的な探検なんですね。このような「ことわり」を意識しながら、舞踏の世界に入っていくということは、おそらく人類史上初めての試みなのではないかと思うところがあります。未知の領域を開拓していくということが言えるでしょうか?

そういう意味では、ヌーソロジーにしろ、原初舞踏にしろ、自分としてはしっかりと取り組んでいきたいと思っております。ふつふつとやる気が湧いてくるということは、それがまさにドンピシャ僕の魂の求める方向だからなんだということを思うんですよね。(o^^o)

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