出逢ってから

さて、前回半分無理矢理マッチングアプリで気になる人に会うことに。
初めてマッチングアプリで出会った人と会うし
どんな感じなのかも分からない。
チャットでやりとりしてLINEもしたし
デート前に電話もした。
やっぱり緊張する。
私は以前から初めてやる事、初めて会う人との会話とか初めての場所など初めてが苦手で
嫌々な事が多かったのですが
今回は自分の体調が心配な事の方が勝っていたので(笑)そんなに嫌だとは思ってなかったんです。
一応彼は職場から1時間かけて私の住んでる街まで迎えに来てくれました。
実際会って第一声は
「い、イケメン…だけど肌黒っ!」でした(笑)
仕事柄肌が焼けるのは分かるけど
写真だと白かったのでそこにびっくり(笑)
でも写真みたいにイケメンが来て
「肌は黒いけど写真通りやん」
寧ろ「私の方が詐欺やん(笑)」
と思って彼の方が逃げていかないか(笑)心配でしたが
会った時には緊張したものの
会話はホントにスムーズでびっくりした程緊張しなかったし
何故かお互い家族の事とかの悩みも話したし
将来はこう過ごしたいと言う願望まで自然な流れで話していたのです。
そこに先ず驚いたのですが、何故か話しやすかったみたいで素直に話せたんです。
初デートと言うか初めてあった人に
親と何やかんやあって…とか言うと暗い感じを思うかもしれないですが
「こんな感じなんだよねぇ〜」みたいな感じで
全く重くならなかった。
そして行き当たりばったりで
何処に行こう?ってなった時
彼の仕事の関係がある海を見に行こうよと言われて
海を見にドライブ🚗³₃
私は海に興味も無かったけど
まぁ彼が好きなんだから行きたい場所もないし
良いかって感じで付き合った。
私は意外と気合い入れたファッションでしたが、
彼はシンプルに動きやすい服装で
ブランド物のバッグを持っていた。
髪は仕事柄黒髪で目が悪いのか眼鏡をしてた。
イケメンなので眼鏡フェチではないけど
かっこいい…と暫く海が見える場所に色々行って
彼が満足した所で(笑)近くのショッピングモールへ。
彼は都会育ちで、私がドンキホーテなどには行ったことがないとか有名であろう店に行ったことがない、まずお店が無いよって言ったら「え?ないの??」と言う感じでカルチャーショックを受けていました(笑)
まぁ少し色んな雑貨とか見て回ったのだけど、
エレベーターで不意に彼が私のアクセサリーを見て

「一緒だね。運命じゃん。」

と言ってきたのである。
その時は“え?初めて会ったのにこの人何なんだ?”
と思った為「あ、ホントだ」ってサラッと流したのです(笑)
なんと私は首元が寂しいからと数年前に妹から貰った、ロザリオのネックレスを付けていたのだけど
なんと彼もロザリオのネックレスをしていたんですよ(笑)それにも後から思うと凄いシンクロニシティなんですが、何かその時はどんな反応をすれば良いか分からずパニックで塩対応になってしまったのです。
今思うと彼が可哀想(笑)
彼いわく「クリスマスが誕生日だからなんか付けてる」らしい(笑)
そんなシンクロもありつつ(笑)
私たちは本当に緊張もそんなにせず(私だけかも)
普通のデートのような
何故か妙に安心感と言うか居心地がいいと言うか
自然体で居られたんです。
私自身、気に入られたいという気持ちが微塵も無かったので(笑)そういう感情が湧かない
これが“昔から長年一緒に居るような感覚”なのかな?と思います。

色々お店を見て回っているうちに外は真っ暗。
ヤバいと思いつつご飯を食べようかみたいな流れに…
初めて会う人にマスク取った姿見せたくないなぁ。
と思ったし気付けば8時くらい。
彼は何処か食べに行こうみたいな雰囲気だったけど
その後は?帰してもらえる?私帰れる?
って思ったので私は必死に
「マック買って帰る」と主張し(笑)
マクドナルドのドライブスルーへ。
しかし日曜日な事もあってかなり並んでいて
その間母からも「家の鍵閉めるぞ」と言う
脅しの連絡があり(笑)
彼にもそれを伝えて私帰りますから感を出していました。
彼の目的は純粋なものだったかもしれないけど
何故か距離感が近くなったりするし
外は真っ暗だし、隣町まで来て降ろされたら帰れないし(笑)
でもドライブスルーで1時間も待つ時間があって色々話せました。
彼も私が帰りたがって居るのが分かったみたい。
その後無事に私のご飯を買って
彼は何故だか買わずに、ちゃんと家まで届けてくれたのです(笑)
帰った時には夜の10時前。
私はマックで買った夜ご飯を食べながら
「良い人だったな」と言う感想を浮かべて
「今日は遅くまでありがとう。気を付けて帰ってね」と言うと彼は
「後で電話していい?」と言ってきたので
私がお風呂から上がったら電話をするという(笑)
そこで私は素直に「本当はご飯も一緒に食べたかったけど今日は体調も悪いし肌のコンディションが良くないからマスク取りたくなかったんだよね。ごめんね。」と告げた(笑)
彼はそんなの全然気にしないのにと言ってくれたけれど
何もかもが突然過ぎて私のお肌ケアやリフトアップマッサージも間に合わない。
ましてや彼はイケメンなのに私はおばさんみたいに
顔も垂れてて恥ずかしい。
そして食事姿も向かい合わなきゃだから…
もっと綺麗な自分を魅せたいがあまりに断った。とちゃんと言ってあげないと
嫌われてしまうかもと思ったから。
けど彼は理解してくれて良かったなと。

彼が何故帰宅後も疲れているであろうに私と電話をしたかったかは謎で
いつも通り他愛もない電話で終わったのだ(笑)

次も何処か行ければいいねという話をして。

しかしこの後から大変なことになるのである。

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