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それはちゃうやろ

洋裁教室に通い始めました。
パターンを自分で計算して描くところから始めて、トワル組をし、縫うところまでやる本気の教室。
週一回、乃木坂のマンションの一室で小さな教室ではあるけれども、プロを目指すような場所です。

洋裁教室に通い始めたと打ち明けると、そのうち2人はそのうち裾上げをお願いしようかしら、と返してきました。すぐ違和感を感じました。それはちゃうやろ、って瞬時に思っちゃった。もちろん冗談7.5割、でも2.5割は本気でしょう。半年間20万円払って、時間をなんとか捻出してあくせく身につけた技術をタダで提供してもらおうだなんて… ちょっとした謝礼があるにしても、マジックミシンの値段以下になるだろうから、2,000円ぐらいか… 許せるのは私の練習がてら、下手でもいいから裾上げをやらせてくれる、のケースだけだなあ。

人にギブできる人間になりたいけど、他人の甘えに我慢して付き合ってあげるのとは別物だ。その線引きが難しいけど、少しずつ見えてきている気がする。

それは違うでしょってすぐ分かるようになってよかった。ちょっと前まで裾上げをお願いする図々しい人間だった。おこってくれた人ありがとう。


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